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「Eviryone!」で人の創造力をアップデートする。<企業担当者必見>新MV決定に秘められた舞台裏

企業経営の中で最も大切なことの一つに挙げられる、会社の経営方針や企業理念を表す「ミッション」と「ビジョン」。

創業以来、「動画の活用で企業の DX 推進を支援します」というミッションを掲げてきたエビリーでは、急速な組織成長に伴い、電通の「BXクリエイターズ」支援のもと、経営陣・社員が組織のありたい姿についてともに協議し、新たにMISSION / VISION(以下MV)を再定義しました。

▼弊社代表インタビュー記事|【新ミッション・ビジョン決定】会社の目指すべき姿・存在意義を表す「羅針盤」。社員で創り出したプロセスと、そこに込められた想いとは
https://www.wantedly.com/companies/eviry/post_articles/475840

今回は、企業担当者必見の新MV策定に至る舞台裏を大公開。

急成長中のベンチャー企業が、経営層、社員を巻き込みながらおよそ半年で新たなMV決定に至るまでのプロセスや秘話について、エビリー広報マネージャーさんにお話を伺いました。

企業成長に伴い生まれた組織の課題。社員のモノサシとなる、共通言語を生み出していく

「エビリーは昨今の動画活用のニーズ拡大に伴い、急速な事業成長を遂げ、社員数が1年で35名→70名以上と2倍に増えました。規模が小さい時には言葉にせずとも伝わっていた目標や価値観を、会社全体で共有することが難しくなってきたという課題が鮮明になってきました。同時に中途入社の社員が増え、皆それぞれ異なるバックグラウンドや価値観を持つ個性豊かな集団である一方で、エビリーで働く全員の目標となるような言葉が必要になりました。このような背景のもと、2022年7月末に経営層と広報を中心としたプロジェクトチームが立ち上がり、電通のBXクリエイターズの方々とともに新MV策定に向けて動きだしました」

社員数の増加に伴い、企業としても第二創業期を迎え、今後のさらなる規模拡大を見据えた中で、今こそ社員の共通言語となる新MVの策定が必要不可欠であったと佐藤さんは語ります。

新MVの策定に伴い、まず何からはじめていったのでしょうか?

「企業の方向性や理念を表すMVの策定は、ボードメンバーや広報だけで決めていくというやり方もひとつですが、社長の意向として社員みんなで創り上げていきたいという思いを元に、社員参加型のワークショップを実施しました。ワークショップは2日間、合計10時間をかけて実施され、すべての部署から社員を募り、新たなMVに繋がるキーワードの発掘を行いました。総勢20名以上の社員が参加し、顔を付け合わせみっちりと時間をかけて、それぞれが思う『エビリーは何のために存在しているのか』『社会に対してどのような責任があるのか』、その目的や価値について、改めて思考を深堀する時間に没頭しました。

参加したメンバーは社歴も異なれば、これまでのバックグラウンドや価値観も人によって大きく異なります。つまり、それぞれが思い描いている『あたりまえ』も十人十色で違うのがあたりまえなのです。そういった基本的な部分から改めて再考し、エビリーのMVについてしっかりと思考の深堀を行い、新MVの原石となるフレーズの生み出しを行いました。

今では各人がPC上で作業を行うことが当たり前ですが、このワークショップでは付箋とペンを使い、アナログスタイルで1つ1つのキーワードを生み出しては書き出していくという方法でした。いつもと異なるやり方はメンバーにとっても新鮮で、普段以上に創造力を鍛えられる経験となりました。

また、このワークショップを通じて、ひとつひとつのお題に対し、深堀を繰り返していくことで思考力も同時に備わるなど、参加した社員にとって非常に学びの多い機会となりました」

職種も役職も関係なく、社員それぞれの思考を可視化し、ほかのメンバーと共有しながらディスカッションを行い、エビリーの新たなMVとなるキーワードを生み出していく。

2日間のワークショップを通じて、企業としての理想的な美しい言葉ではなく、エビリーとしてのありたい姿をしっかりと自分の言葉で言語化できることができるようになりました。

「ここで生み出された言葉を元に、電通BXクリエイターズの方々から複数の新MV候補案をいただき、最後はこのワークショップに参加してくれた社員・経営層にMVの投票を実施し、2021年12月に新MVが決定しました」


新MV決定!エビリーの社会に対する存在意義、目指す理想の姿を実現していく――。

エビリーが策定した、新たなMISSONは「人の創造力をアップデートする。」

VISIONは、「Eviryone! 表現し伝えるためのすべてを、みんなに。」に決定しました。

MVに合わせて、ビジュアルの検討を進めていく中、社長の「社員の顔でつくりたい」という想いを体現するため、電通の皆さんと検討し、アイデアを出し合いました。その結果、できたのが、こちらのビジュアルです!

「新たなMISSON / VISIONを表現するための肝となるビジュアル撮影は、電通のアートディレクターの方に同席いただき、2日間で総勢32名の社員の撮影を行いました。事前にカメラマンさんに社員1人ずつの簡単な紹介と普段の写真を資料にまとめてお渡しし、1人30分という短い枠の中で社員の表情や個性をしっかりと引き出してもらえるよう心がけました。おかげさまで社員ひとりひとりの表情がしっかりと伝わる、エビリーらしさが分かる素敵なビジュアルができました」

実はこちらの写真、すべてエビリーの会議室で撮影したというから驚きです。さらに、電通のアートディレクターの方がビジュアルを作成いただき、その上で、写真データの組み替えといったクリエイティブ作業も佐藤さんが担当しています。

「広報マネージャーとして、今回の案件はもちろんですが、日々広報、ブランディング、企画、編集、撮影など幅広い業務に携わることができ、私自身にとっても貴重な経験になっています。限られた予算の中で、その目的を最大限達成させるためには何を優先しなければいけないのか。日々新たなチャレンジを行いながら、エビリーを世の中に発信していくことに全力をかけていきたいです」

今後もより一層、大きく規模を拡大していくエビリー。

社会に対する私たちの責任、そして存在意義を胸に、エビリーは社員一丸となって人の創造力をアップデートしていきます!


(取材・ライター/山本エミ)

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