これまで自分が最も頑張ってきたものの一つに、留学のための英語勉強があります。
世の中にはたくさん塾や英会話スクールがありますが、結局のところ肝となるのは「いかに自分を律して努力を継続できるか」、つまり自律性だと思っています。
自律性を養うことで達成に近づく目標は数知れません。もちろん英語力もそのひとつです。
自分が日々英語学習に取り組んだ経験は、誰かの役に立つのではないか。そう考えていた時に、エベレストの「習慣化コーチ」という職種を知りました。
エベレストが掲げる「自ら考え、主体的に行動・提案できる人」というミッションにも強く共感し、縁あって入社することになりました。
コーチングで意識していること
私はこれまで「自分がどうやって自律性を保ち、行動してきたか」を考え、実行してきました。だから生徒も同じようにできればうまくいくと思っていたのですが、実際はそんなに簡単ではありませんでした。
まず、コーチの言うことを聞いてくれるかどうかから課題になります。教育業界は未経験で、そもそも子どもと関わった経験すらほとんどなかったので、最初は戸惑うことばかりでした。
必ずしもすべての生徒が「英語を頑張りたい!」という強い気持ちを持って入塾しているわけではありません。親に言われて来る生徒もいる。
だからこそ、「ご褒美や親、コーチに言われるからのためにやる」のではなく、「自分には〇〇という目標があるから、〇〇が好きだから英語を頑張るんだ」という内発的動機づけに至るのが理想です。
一方で、理想を生徒に押し付けるのはNG。焦らずじっくり生徒と向き合い、信頼関係を築くことをまず大切にしています。信頼関係ができてきて初めて、生徒へのアドバイスや、来週どれだけ学習するかを約束することに意味が生まれます。
そのため、まずは生徒の世界観を知ることから始めます。趣味や関心は何か、エベレストはどういった経緯で入ったか、家族との関係はどのようなものか、英語は好きか、等。
これらはどれも自律性を養い、英語力をつけるために必要な要素です。生徒の世界観に応じて目標設定をしながら、一緒に前向きに取り組めるよう工夫を重ねています。
エベレストという職場
エベレストは生徒に自律性を求めるとの同じように、運営やコーチ自身にも自律性が求められます。コーチング改善や業務効率化などの提案は歓迎され、実際に形になることも多いです。
最近では、コーチ同士のMTGを通じて課題や成功事例を共有する文化が根付きつつあり、互いに高め合える環境になってきたと感じています。
また、エベレストで働く人たちは英語教育への熱い想いは共通しているものの、様々なバックグラウンドを持っています。学校の先生だった人や、塾の先生だった人。留学経験がある人や、留学経験なく英語力を獲得した人。エベレストで生徒だった人や言語学を学んでいる人等。
生徒が刺激を受けるだけなく、一緒に働く私自身も新たな視点や価値観に刺激を受け、成長を実感しています。
最後に
エベレストは、教育や習慣化に関心がある人にとって、自分自身も大きく成長できる環境です。
一緒に試行錯誤しながら、生徒と伴走し、自律性を育んでいける仲間と働けることを楽しみにしています!