エベレストにおけるインターン生とは
「エベレストでインターン生として働く」ということは、ただの学生バイトとは全く異なる意味を持ちます。生徒たちの学習を習慣づけるためのコーチングを担当し、その責任を持ちます。マニュアルなんて存在しないこともありますし、仮にあったとしてもその通りに進むことはほぼありません。なぜなら、相手は一人の人間で、日々状況が変わるからです。だからこそ、単なる作業ではなく、本気の関わりが必要になります。
エベレストに入ったきっかけ
エベレストに入ったきっかけは、就職を見据え、英語を使う環境で実務経験を積みたかったからです。ただし、参加してから感じたのは、英語を使うことの難しさよりも、児童・生徒との関係性の築き方や、習慣化に向けたアプローチの難しさでした。未経験だったため、参加した当初は何も分からず、学ぶことも多く、とにかく日々のコーチングで経験を積むことで精一杯でした。これまで子どもと接する機会も少なく、適切な関わり方すら分からない状態でした。
最適なコーチングとは
私のコーチングが改善したきっかけは、「どれだけ自分が相手に本気か」を示せるようになったことです。―「どれだけ本気で関わりたいか」「どれだけ本気で子どもを知りたいか」「どれだけ本気でコミュニケーションを楽しみたいか」「どれだけ本気で学習習慣を身につけさせたいか」―これらが伝わると、生徒も自然についてきてくれます。
エベレストで今、働く理由
今ここで働く理由は、子どもたちに言語化能力を高めてほしいからです。決して英語力を上げるだけでも、学習習慣をつけさせるだけでもありません。自分の言葉で説明できる力がなければ、何事もうまくいかないと考えるからです。勉強に関して言えば、計画通り進んでも進まなくても、その理由を説明できなければ再現性が低く、継続できません。企画やアイデアも、相手に「伝わる」説明ができなければ意味がありません。私は就職活動を通じて、「伝わる」発信力の重要性に気付きました。だから私のコーチングでは、成功も失敗も一緒に分析します。仮説や意見を述べ、生徒にも考えて話してもらいます。良いことも悪いこともすべてひっくるめて一緒に経験し、乗り越える―コーチとして働くことで、エベレストではそうした経験が得られます。
コーチとして必要なもの
エベレストでコーチとして働く上で最も必要なのは、物事を多角的に捉える力です。英語力の高さではありません。自分の視点だけでなく、社員や他のコーチ、生徒、保護者など、多くの視点を加味して必要な情報やアドバイスを与え、習慣化をサポートしていきます。理論、感情、経験すべてを包含し、生徒にとって最適な言動を取ることが求められます。
最後に
コーチという仕事は、パートタイムとはいえ簡単ではありません。やるからには、努力と経験を積む覚悟が必要です。その際に助けてくれるのが、周囲の協力的な社員やコーチです。分からないことがあればすぐ教えてくれますし、ヘルプにも迅速に入ってくれます。「こうした方がいいのではないか」という思いも受け取ってくれます。英語学習やコーチング、そして子どもたちに関わることに興味のあるあなたと、一緒に働けることを楽しみにしています。