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代理店から事業会社へ、プロダクトマネージャーBIのTomが語るエウレカの魅力(てんこ盛り)

こんにちは!エウレカのProduct Manager(以下、PdM) Business Intelligence(以下、BI)の新田です。今回は、自分がもともと代理店に勤めていた経験から事業会社としてのエウレカに転職した背景と、実際に入社をして2ヶ月経ち、今のお仕事内容や今後やっていきたいことなどをお伝えできればと思います。

入社までの略歴

大学卒業後、美容卸業営業とサブカルチャー系の副業企業を経て 2015 年からマーケティングカンパニー株式会社PMAに入社。入社より約3年間はディレクターとして、ATL・BTLを問わず施策遂行を担当。広告運用・デザイナー・エンジニアとしても兼務し、自身も制作業務と進行管理業務をまたぐマルチロールで実務を経験。社内においてもGASを使用した管理会計システムの構築も行う。2019年からはプロデューサーとして戦略立案も包含して担当。SPA(Singe Page Application)の プロジェクトマネージャー兼IA(情報設計)として開発や、Google AnalyticsㆍAdobe Analyticsを使用した分析業務、クライアントの内製化を促進するためのワークショップファシリテーション等を担当。

チームについて

現在はプロダクト開発に関わるCPO組織のなかで、PdM Readiness Teamという部署に在籍しています。PdM Readiness Teamは、サービス・製品のファンダメンタルを屋台骨としてささえていく業務を主眼とするチームです(ちなみに、エウレカにはPdM職が所属するチームが3つに分かれており、他にはPdM Ops TeamとPdM Growth Teamがあります)。

PdM Readiness Teamの主な役割は、OSであれば各OSパートナーから情報を収集し(SDKを読み・理解し、社内むけに整理して共有する)、必要なアップデートや機能においては開発チームや各担当にしっかりとフラッグをする。また、常日頃外部の重要なテクノロジーや機能を常にアンテナをたてて情報収集し、クロスファンクショナルに情報展開をするなどが主な職務です。そのなかでも自分のポジションであるPdM BIは、見るべき指標や社内ダッシュボードの整理、今後必要になる分析などについて、社内外で情報をインプットし、分析専門のBI Teamと協力しながら強化していく役割を担っています。

もう少し具体的にBI Teamとの役割の違いについて触れると、

  • BI Team:一般的なデータサイエンスの領域に特化してCxOやPdMを支える
  • PdM BI:過去につくられたダッシュボードや今後開発予定の機能の効果検証に必要な要素を俯瞰で眺め、プロダクトチームで見るべき指標の提案や全体の整理、それに必要な社内のダッシュボードの集約や構築をする。

という違いです。なので、BI Teamとは必要なログの設計や実装分を要件を整理しながら協力していくという関係値なのです。

もちろん、PdM BIとしても短期的なレポートの作成もありますが、そういった作業をいかに減らしていきつつ、意思決定をいかに早められるかを考えていくことに集中して、作成したダッシュボードの交通整理、わかりやすい情報構造の整理、バイアスに囚われないで、パッと見たときにわかるチャートの視認性... などなど、データの世界でのデザイン設計をこれから網羅的に育てていきたいと考えております。

エウレカ入社の理由

さて、チームの説明が長くなりましたが、自分が今回転職をしようと思ったきっかけは主に2つでした。

「広く浅く」から「狭く深く」への欲求

前職はマーケティングを広義に解釈し、クライアントの要望を全般的に業務支援を行うことがメインだったため知識・技術については「広く浅く」というスタンスでした。ただし、実務で常につきまとう効果検証から、次第にデータという世界に非常に興味を持ち、さらに培ったスキルもかけ合わせデータの世界に専門特化していきたいと思い始めていました。

新しいチャレンジをしてみたい

また、一つの会社に長くいたためか、自分のスキルレベルが適正な状況なのかがわからなくなり始め、自分探しの旅に出たい、新しい環境でチャレンジをしてみたいという思いが強くなっていったことも大きな理由です。

そんななか、Wantedlyからスカウトをいただき、転職を決意しました。ただ、スカウトをもらったからといってすぐにOKをしたわけではなく、転職する上で決めていたポイントがさらに3つありました。

  1. インハウスで、それぞれチームの専門性・技術力が高いこと、サイロ化されていないこと
  2. 成長市場であり、情報交換が活発であること
  3. 「人」を大切にしていると思えること

という3つの観点です。それぞれ、エウレカに実際に入社してみてどうだったも踏まえて、次に説明したいと思います。

働いて約2ヶ月の感想

①インハウスで、それぞれチームの専門性・技術力が高いこと、サイロ化されていないこと

1つ目に関しては(入社前からわかっていましたが)エウレカは外部への発信も活発で、各チームの専門性やアウトプットに関しては個人の発表がWeb上に多く存在しております。自分も、そこから情報は適宜参考にしておりました。

eureka.design | エウレカデザインチームが運営するデザインブログ
eureka.designは株式会社eurekaのエウレカデザインチームが運営するチーム紹介兼デザインブログです。エウレカデザインチームの日々の活動や、Pairsの施策、その他UI/UX等、デザインに関する情報を発信していきます。
https://eureka.design/
Eureka Engineering - Medium
Learn about Eureka's engineering efforts, product developments and more.
https://medium.com/eureka-engineering


実際に入社をしてみると、Design Team・BI Team・Tech Teamなどそれぞれ専門性が非常に高いメンバーが多く、社内では日々プロジェクトの議論が活発にされています。過去の開発やどういったできごとがあったかなどは社内のwikiにドキュメントがまとまっており、必要に応じて情報の深堀りができるため、ビジネス知識に関するオンボードについても基礎がしっかりしていると思います(一方でランダムメモのようなもの、アップデートがされていないwikiも存在はしており、あるあるなメリデメも感じるときはあります)。

なお、エウレカではオンラインの普段のやり取りでは主にSlackを使用しています。チャンネルは普段のプロジェクトに関わること、各チームごとのトークルーム、そして音楽やゲーム、アニメに関する雑談チャンネル、個人のツイッターのようなチャネルなどなど... 非常にチャット文化が進んだ会社です。そのため、オンラインコミュニケーションで現状困ったことはありません。

上記の理由からか、組織としてのサイロ化のような状況はまったく感じておらず、組織としての一枚岩のような強さを感じています。

②成長市場であり、情報交換が活発であること

2つ目、ここは個人のキャリア形成の面でもシビアに考えておりました。もともとマーケティング系の企業にいたことや、個人としても好奇心が強いことから、情報は全包囲網で取りにいきたい。また、成熟市場ではなく新しい発見が常に身の回りにある挑戦市場であることが、自分にとっては重要観点でした。

実はエウレカは現在独立した事業会社でなく、USのMatch Groupのグループカンパニーとして属しており、海外メンバーや他ブランド(TinderやMatch.com)との情報交換ができます。そのため、市場のなかで有益な情報交換を競い合える環境ができていました。

余談ですが、上記の理由で全社資料に関しては英語資料が多いのですが、安心してください。社内の福利厚生でも英会話やUdemyなどを法人契約しており、自分も日々勉強中です、、

③「人」を大切にしていると思えること

3つ目は、最後の決め手として、やはり仕事をする上でただの会社の歯車としてでなく人として社員を見てくれていること。またお客様を大事にしていると思えること。前職からもらった大事なエッセンスとして、まず人ありきという考え方は捨てたくなく、自分も誰かを大切にしたいと思える会社であること。これも欠かせないピースでした。

そして、そして実際に入ってみたところ、、、、
想像以上にほんっっっとにメンバーみなさんの人のよろしいことなんの…(笑) これは盛っているわけでもなく、やさしい、率先して動く、批判的な発言をしない、誠実、そしてプロフェッショナル。こんなに人ができている環境が本当にあるのか、、!?と正直2ヶ月経ってもまだ驚いております(3月のライオンの桐山零が川本家にお邪魔しているときに感じた気分だと言えばわかりやすいかもしれません。それくらいカルチャーショックを受けています)。

なお、社員同士だけでなく、人を大切にしていると思えたことの一環として、社内の福利厚生や経営陣との距離が近いこともあげられると思いました。これを投稿している現在は2021年の11月と、4回目の緊急事態宣言が明けたころになります。そのため、コロナの影響から社内でも徹底した感染対策としてリモートワークを推奨としており、仕事に必要な機材などはエウレカから提供いただいています。

一方で、オフラインで人とつながることも大事だと思い、週に1日は出社をするよう心がけていますが、オフィス環境も必要なディスプレイなどは会社支給は前提としつつ、一般的な打ち合わせスペースに加え、コロナ対策としてZoom会議用のブースなども設けられています。

それとびっくりしたのが、社内のオンボードの一環としてトークラリーという(いいとものテレフォンショッキングのようにリレー形式の紹介で社内の人と話す)制度があるのですが、入社して数日経ったのちにCMOである中村(通称:とんかつさん)が声をかけて誘ってくれたこと。チームが異なるのに気にかけてくださったりと、経営陣も社員を大事にしているという姿勢を強く感じることができました。こういった働く環境を真剣に考えてくれている経営陣と、社員としての率先した行動力、その双方がエウレカにはあると思っています。

というわけで、入社して約2ヶ月経った上で、転職で考えていた条件はすべてクリアしていました。むしろ想像以上で焦ってます(笑)。ただ、クリアしているからこそ自分がこの会社で何ができるのか、と最近は考えを巡らせています。

業務について

そんな日々のなかで、最近の私の働き方についてなのですが、よりイメージが湧きやすくできるために、ここではとある一日の流れをご紹介したいと思います。


09:00 業務開始・情報収集
10:30 ミーティング:Readiness Team内での情報交換
11:00 社内Slackで各所へ連絡
12:00 休憩・昼食
13:00 ミーティング:CPO Kazさんとの1on1
13:30 デスクワーク
14:30 ミーティング:PdM BI・BI Teamとの業務会議
15:00 ミーティング :プロダクトチームでのPdM全体会議
16:30 デスクワーク
17:00 ミーティング:某プロジェクトの会議
18:00 デスクワーク
19:00 翌日のタスク整理・退勤


PdM Readiness Teamはクロスファンクショナルに様々なチームと協業する機会が多いため、上記のように、一日の多くはミーティングに参加しており、色々なサポートをすることが多いです。なお、業務ではCPOである泉(通称:Kazさん)との定例ミーティングがあり、プロジェクトの各種進捗共有を行いながらとても近い距離でアドバイスをもらっています。また、隔週でKazさんとのカジュアルな1on1も実施しておりまして、最近はもっぱらキャンプについてしか話していません(笑)。オンとオフの両側面で上長や経営者と話せているので、非常にオンボードしやすかったです!

おわりに

さて、発信したい情報が多くなりましたが、以上がエウレカに入社して2ヶ月の感想でした。

データは「過去の振り返りという側面」と「未来を考える側面」、どちらの判断材料になるものです。ただ取得しているだけでは活用はできず、それらをすぐにアクセスできて、すぐに「わかる」「考えられる」環境をつくることがPdM BIとしての最大のミッションだと思っています。

実は、現在PdM Readiness Teamでは、私(PdM BI)とその他のPdM(OS / Safety / Anti Fraud)をまとめてくださるチーム責任者を募集中です!社会の未来を考えていくことに好奇心が抑えられない... そんな方と一緒にお仕事をしていければ嬉しいです。

なお、私と同じように代理店やマーケティングの経験をお持ちの方については、マーケティングチームやブランドチームなど、その他チームでも積極的に採用を行っております。

クロスファンクショナルな急成長企業で活躍をしてみたい方、ご興味のある方はぜひ応募していただければと存じます。個人でお声がけいただいても相談にのりますので、お気軽にご連絡くださいませ!


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株式会社エウレカは、2012年10月にローンチしたオンラインデーティングサービス「Pairs」を開発・運営しています。 「Pairs」は、日本でも急成長中のオンラインデーティングサービス市場において国内最大級を誇り、現在、国内累計2,000万人以上を突破しています。 また、2015年5月にはオンラインデーティングサービス領域における世界的リーディングカンパニー「Match Group」に、M&Aにより参画。Match Group(NASDAQコード: MTCH)は、「Tinder」「Match」「Plenty Of Fish」「OkCupid」「OurTime」「Meetic」といった、恋活・婚活マッチングサービスを世界190カ国以上・42言語で展開しています。私たちは、このグローバルカンパニーのノウハウとアセットを生かし、まずはアジア全域でのサービス展開を推し進めています。 その第1フェーズとして2013年10月にリリースした台湾版「Pairs」は、すでに台湾最大級のオンラインデーティングサービスに成長。第2フェーズとして、2017年に韓国版をリリース。“アジア全域”における、オンラインデーティングサービスのリーディングブランドになることを目指しています。
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