はじめまして!SRE(Site Reliability Engineer)チームに所属してる成川(@fukubaka0825)と申します。今月からエウレカでSREとして働き始めました。業務領域としては、国内最大級のマッチングサービス「Pairs」とエウレカの新サービス「Pairsエンゲージ」のアプリケーション〜インフラの運用設計になります。
入社するまでのバックグラウンド
大学までは本気でバンドとドラムに打ち込んでましたが、才能がなかったのでプロになれるわけでもなく。。それでもまだ未練はあり、音楽活動を再開したいと思った時にいいかもしれないという邪な考えメインで、都内にいれてワークライフバランスが良さそうな大手金融系SIerに新卒として入社しました。そこからプログラミングとシステム構築の面白さにのめり込み、音楽系サービスを提供するWeb系小規模ベンチャーに転職してアプリケーション〜インフラの開発運用をひたすらやってました。
次の画像はドラムやってた時の私(今より20kg以上痩せている)。
エウレカにSREとして入社を決めた理由
簡潔に、大きく分けると以下の5つになります。
- 早期からSREチームを立ち上げ、明確なミッションとビジョンのもとSREを実践していた
- Pairsというサービスのユーザーであり、「かけがえのない人との出会いを生み出し、日本、アジアにデーティングサービス文化を定着させる。」というビジョンに強く共感した
- 「発言は責務である」という行動規範に共感し、社内外でアウトプットを推進してきた自分のスタンスと非常に相性がいいと感じた
- 私自身Go言語が好きで業務でもプライベートでも書いていたので、Goが書ける会社がよかった
- 「ユニバーサルに優秀な人材として成長し続ける。」という哲学に共感し、外資系ということもあって日本にとどまらないグローバル人材として成長できる場であると感じられた
1つ目を掘り下げると、私が運営メンバーをしている「SRE NEXT」の今年1月に実施した第1回開催のプラチナスポンサーをしてもらっていたり、同じくお手伝いさせてもらっている「SRE LOUNGE」の第11回目に、同チームのdatchさん(@kai_ten_sushi)に登壇してもらっていたりして、もともとエウレカにはお世話になっていました。その、SREを重要視する姿勢と登壇内容と、DevOpsの肝である他チームとのコラボレーションを重要視する姿勢に共感して、めちゃくちゃ一緒に仕事したいなと思っていたので、転職活動をはじめてすぐにWantedlyで応募しました。
全部掘り下げちゃうと長くなってしまうので、最後に2つ目だけ。前回のWeb業界への転職の際から一貫している自分の軸として、「サービスを自分が愛せること」というのがあります。僕はユーザーとしてPairsというプロダクトが好き(特に、どんなにマイナーなアーティストの物も存在するんじゃないかってくらいのコミュニティー機能が好き)でしたし、オンラインデーティングの文化を今以上に広めていくことをシステムの生産性/信頼性/安全性の面で支える、そんな活躍している自分の姿が一番リアルにイメージできたのがエウレカでした。
2週間くらい働いてみてどうか
入る前から思っていた「コラボレーションを大事にしている」という点は、業務ではBack-endチーム合同のパフォーマンス定点観測会、日常的には「カジュアルトークラリー」という、入社して1ヵ月の間に沢山の人をリレー形式で紹介してもらえる制度があるので、既に他部署の人との交流もあり、ギャップなく楽しく過ごしています。また理由や背景がしっかり説明できればやりたいことを自由にやれる風土も感じており、改善のアクションの提案も歓迎されていると感じていて、とても働きやすいです。
そして特に印象深いのは、事実ベースで意思決定し、組織として同じ方向を向くために個人的に絶対に必要だと思っている「指標化」に関してもReliabilityだけでなくSecurityやServiceabilityなど7つのカテゴリに対して行い、それらの指標を改善していくための「行動目標」に落とし込み地道にアクションを続けていっていることで、「サービス品質向上に向けて最善の手を打ち続けているか?」を常に考え続けられる最高の環境だと感じています。
あと、同時期に入ったemaさんが書き忘れたと言っていたのでその思いも代弁して書くと、社内カフェ(通称Archimedes Cafe)のコーヒーマジで美味しい!!リモートワークの時に「Uberやってくれ〜」と思うくらいに美味しいです。
エウレカでやっていきたいこと
技術面では、さきほどあげた「指標化」およびそれに対するアクションはまだまだ手が回っていないところも多く、改善の余地が沢山あると思っています。ここまでシステムを築き上げてきたチームメンバーへのリスペクトを忘れずに、共により良い指標を定義し、改善の一手を打ち続けていきたいです。
具体的には、まずはモニタリングアラートの最適化、コンテナやクラウドセキュリティの改善ワークフローの構築(DevSecOpsの実践)、PairsエンゲージやPairsのbatch, workerのコンテナ化をやっていきながらオンラインデーティング及びエウレカのドメイン知識をキャッチアップしていきたいです。
また、個人的な目標としては、ずっとグローバルなシステムと関わっていたので、これからも親会社であるMatch Groupとのセキュリティノウハウ/ツールの共有などを円滑に行うためにも英語を引き続き頑張っていき、エウレカだけにとどまらないグループ横断的なValueを発揮していきたいです。エウレカは学習に関しての福利厚生がめちゃくちゃ手厚く、オンライン言語学習の補助も条件を満たせば満額でるので、それも活用しながら英語力を上げていきたいと思います💪
また対外的なプレゼンスも重要視し、「SREcon」など、国際的なカンファレンスでエウレカでのプラクティスを発信していきたいです。後は記事を書くのも好きなので、どんどんエウレカのTech Blogなどに投稿したりしていきたいなとも思っています。
サービス/プロダクト面では、CMOのとんかつさん(中村)がこの記事で言っていた「親がPairs使いなさい!と言う」時代をつくりたいという思いに非常に共感していて、実現していきたいと本気で思っています。そのために信頼性/安全性の部分を重視してユーザーが安心安全に使えるようにどんどん改善していきつつ、SREとして開発者の生産性も両立させる仕組み作りや指標化をどんどんやっていきたい。そして、いつか僕もPairsを使って結婚して、子供に「Pairs使えば?」って人生の可能性を拡げてあげたいです(笑)。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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