1
/
5

Androidエンジニアが『DroidKaigi 2018』登壇レポートを書きました!

こんにちは!エウレカ Androidエンジニアの海藤です。今年も2月8日(木)〜9日(金)の2日間で、恒例となりつつある『DroidKaigi 2018』が開催されました。

昨年の『DroidKaigi 2017』に引き続き、エウレカはスポンサーとして企業ブースを出展しました。また、私個人も登壇者として「マルチログインの実装方法」というタイトルで発表してきました。この記事では、私の発表とエウレカブースに焦点を当て、レポートしたいと思います! 👀


DroidKaigi 2018
DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。Android技術情報の共有とコミュニケーションを目的に、2018年2月8日(木)、9日(金)の2日間開催します。
https://droidkaigi.jp/2018/

スピーカーとして“マルチログイン”について発表

私は2日目の17:40からRoom 2にて、「マルチログインの実装方法」というタイトルで発表をしてきました。終盤の発表にも関わらず、多くの方にご清聴いただきました。発表内容は以下の通りです。


<スライド/概要>

  • マルチログインの定義
    • 複数アカウントで同時にログインできる機能
  • マルチログイン実装でよくある問題とその原因
    • 別アカウントのデータが表示されてしまう:グローバル変数や状態を持つシングルトン
    • 別アカウントのデータを上書きしてしまう:データや非同期処理がアカウント単位で管理されていないこと
    • コードが複雑化してしまう:複数アカウントを扱えるアーキテクチャになっていないこと
  • マルチログイン実装の設計方針
    • データや非同期処理をアカウント単位で管理する(アプリ内にアカウント毎のDockerコンテナを立ち上げるイメージ)
    • 異なるライフタイムを持つインスタンス管理はDaggerなどのDIコンテナを使うと楽
  • サンプルアプリ
    • 複数アカウントで同時ログイン可能なTwitterクライアント
  • まとめ
    • アカウント単位でデータや非同期処理を管理すると幸せになれるよ!

<補足>

  • Pairsはマルチログイン不可能で、マルチアカウントも禁止です!
  • 今回発表した内容は開発効率化のために、デバッグ版限定でマルチログインを実現するために検討したもの

国内最大級マッチングサービス「Pairs」のソースを公開

また、昨年に引き続きエウレカは、『DroidKaigi 2018』のシルバースポンサーとして企業ブースを出展しました。ブースでは「Pairs」のソースコードを展示していたのですが、多くの参加者の方々が興味を持ってくれて、実際のソースコードをもとに様々なディスカッションすることができました。

中にはアーキテクチャについて改善アドバイスをくれた方もおり、それらを活かして「Pairs」をさらに改善していきたいと思います。💪

Kotlin導入相談会の背景としては、Android開発にてKotlinが正式にサポートされたことで導入に踏み切る企業が増えてきていますが、Android界隈全体からみると導入しているところは少数派であることから、「Pairs」で実際に活用しているKotlinのメリット・デメリットなどをお伝えしたい、というところがありました。

結果として、Kotlinが気になっていてメリット・デメリットが知りたいという方や、実際に導入する場合はどのような手順で着手していくのが良いかといった相談をいただき、エウレカでの運用ナレッジをお伝えしたところ、会社に戻ったら提案してみます!と言っていただけました。こういった交流を持てるのも『DroidKaigi』の魅力ですね。

Androidエンジニア海藤による、エウレカ視点からの『DroidKaigi 2018』のレポートはいかがでしたでしょうか?エウレカでは、Androidエンジニアを積極採用中です!少しでも興味のある方は、ぜひオフィスに遊びにいらしてください 😎

下記のページから、私とのカジュアルトークにエントリーいただけます。たくさんのご応募お待ちしております!

Androidエンジニア
DroidKaigi続編!登壇者とフランクに話しませんか?
株式会社エウレカ
株式会社エウレカ's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Yuya Kaido's Story
Let Yuya Kaido's company know you're interested in their content