こんにちは!エスネットワークス 人財グループの山本です!
みなさまいかがお過ごしでしょうか。私ども人財グループのメンバーは先週のインターンシップが終了してひと段落中です♪しかしながら来週もインターンシップが実施されるので、感染予防対策を万全に行った上で臨みたいと思います!
さてさて、今回は先週お休みしました『社長インタビューVol.3』をお届けします。
テーマは『女性の働き方やキャリアについて』です。
女性活躍推進法が施行されて約1年、しかし依然、女性の活躍や管理職比率は日本全体の課題となっていますね。そんな課題について代表取締役社長 須原伸太郎が現在の世の中に対して、そしてこれからのエスネットワークスの考えるインタビューを公開させていただきます。
Q)世の中全般的な女性のキャリア進出についてどう思っていますか?
男性と同じように女性にもっと社会で活躍してもらいたいと思っています。私の周りにも優秀な女性はたくさんいましたが、結婚・出産を機に家庭に入った女性が圧倒的に多い印象です。その方々が持っている技術あるいは社会経験を活かしてぜひ活躍の場を広げてもらいたいと思っています。
キャリアに区切りをつけ、家庭に入った女性が多い理由について考えてみれば、それは社会のシステム自体が、家庭を持つ女性を活かせない仕組みになっているという部分と、女性のもともとの本能として仕事よりも家庭を大切にしたいという思考による部分といずれもあると思いますが、後者は、前者のシステムが改善されれば、減少するのではないか(鶏と卵)とも思います。
ですから、私としては、後者の『「仕事よりも家庭を優先したい」と決めているわけではないものの、社会システムが未整備であるがゆえに家庭に入られた方』=『働きたいけど社会システムが不安』という人がどれくらいいるのかを知りたいですし、そうした方が社会に参加できるようなシステムを、少なくとも当社としては構築したいです。
女性が「フルタイム」で働くことに踏み切れない例として、子育てと育児が挙げられます。また男性は外で働くという、昔ながらのステレオタイプな役割分担が暗黙裡に了解されているところも気になります。しかしかくいう私自身も、子供が1人目、2人目と生まれた時に、そのいずれのタイミングでも育児休暇を取っていません。もし私が育休を取っていれば、私の妻は今でこそ専業主婦ですが、元々ずっと仕事をしていた人でしたし、仕事が好きな方だったので、普通にいまもビジネスの現場にいたかもしれないと思うことがあります。
ただ社会システム自体も少しずつ、女性が働きやすいように整備されてきていると感じています。男性も普通に育休を取るスウェーデンのような取り組みが日本でも増えていますし、実際、当社でも男性の育児休暇は、今年に入っただけでも3件の実績がありますよね。他のコンサルティングファームも男性の育休取得率を公表したりしてきているので、これからより促進されていくという期待もあります。ふまえて、私自身、育児休暇取得について、これまで以上に男性社員に啓蒙活動を行っていきます。
Q)エスネットワークスでの「女性」のキャリア形成についてどう考えていますか?
会社としては、当社の女性メンバーが出産育児を経験した後に業務に復帰して欲しいと思っていますし、ご本人の希望次第で復帰したら元のポジションでも、別のポジションでも働き方に柔軟性を持って仕事を続けて欲しいと思っています。これまでも職場復帰することを積極的に推奨してきましたし、今後も変わることはないです。
しかしながら、これまで当社では女性管理職になって欲しいと思っていたメンバーが結婚・出産というライフステージの変化によって退職をしているという事実もあります。あるいは、当社のサービス領域である「財務会計」という分野の特徴もあり、例えば公認会計士の資格を持っている方だと資格を活かして家でできる仕事でもあるので、会社という枠に縛られずにフリーで仕事をするという選択肢ができます。そこが一般的な事業会社との違いでもあり当社の特殊性かもしれないと思っています。
ただ、資格云々ではなく、当社のメンバーについては「エスネットワークス」という会社の枠組みの中でどのように仕事に復帰していくか、いけるかを最大のポイントにし、職場復帰のプロセスや受け入れ体制、支援策についてもっと多くの時間を使って課題解決をしていかなければならない。と感じています。
Q)5年後10年後に女性管理職はどれくらいの割合にしたいと考えていますか?
女性管理職の比率について明確な基準は設けていませんが、例えば当社の男女比率が5:5なのであれば女性管理職の割合も5割が目標だと思います。ただコンサルティングファーム全体の男女比を踏まえると、6:4くらいの割合か、最低ラインで3割くらいだと考えています。現在、当社全体の男女比率が7:3のためこの比率に合わせると適性値かもしれません。
しかし当社の管理職割合の実態は9:1です。目標と現実の差が発生している理由はライフイベントにより当社から離れた女性社員がこれまで多くいたことが原因で、その数がちょうど目標との差となって現れているのが正直なところです。
今後はまず社内での啓蒙活動を促進し、ライフステージが変わったとしても働き続けられる仕組みと環境があることを積極的に情報発信していきたいと思っています。
以上、いかがでしたでしょうか。
正直なところ、当社は女性の活躍に関してまだまだ課題の多い状況です。
しかしそんな状況だからこそ興味を持って「一緒に作っていきたい」や「エスネットワークスの女性活躍の先駆者になる」と考えてくださる方がいればぜひ気軽にご連絡ください一度お話をさせていただきたいです!気軽にご連絡ください★
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みなさまからのご連絡心よりお待ちしております。
株式会社エスネットワークス
グローバルヒト本部人財グループ
山本知尋