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コロナ禍での海外出張 ~アメリカ編~

いつにない緊張感の海外出張

代表の雲下です。
10月中旬、2年ぶりに海外出張に行くことになりました。

行先はアメリカ。シカゴとNY。いつもなら、さくさくフライトやホテルの手配、アポイントをどんどん入れて、ぱっと行ってぱっと帰ってくるのだけれど、、。

コロナ禍での海外はそうはいかない。
出国し、飛行機に乗るためにクリアしなければならない事。アメリカについてから3日から5日の間に受けておかなくてはならない検査等々、とにかくハードルが高い。10月に出かける時にはまだ帰国後14日間の自宅待機もマストだったのだから、こんなに制約の多い海外出張は生まれて初めて。とにかく正しい情報を集めて抜け漏れなく準備する事に心を配らなければならなかった。幸い、当社はそれを生業にしているので社内のエキスパート達が出発前→入国後→帰国前→帰国時、それぞれのステージでやらねばならい事の最新情報を調べ上げて教えてくれた。頼れる人がいる事の心強さといったら。お客様の気持ちを実感することになり、嬉しかった。


WERC会場に到着

そんなこんなでシカゴの業界団体のコンベンション会場に到着。
WERCはアメリカのリロケーションマネジメント関連企業の業界団体。本来であればアメリカでの本大会、アジアやヨーロッパでの大会があるのだが、2年ぶりのリアル開催。
シカゴでの開催。公共の交通機関、屋内以外はマスク着用義務なし。街行く人はマスクを外して闊歩している。マスクを外して街を歩ける感覚。久しぶりで嬉しい。


こちら、会議の参加者に配られた参加証。
Green=ハグOK! Yellow=グータッチOK! Red= エアーハグだけにしてね!
という自分のソーシャルディスタンス許容度(?)をこのガイダンスに添って参加者証にシールを貼っておくシステムだった。皆さんグリーンを付けている。そしてハグしまくっている。マスクをしていない人が目立つ、、。日本とだいぶ違う事に衝撃。

2年ぶりにリアル開催されたこともあり、参加者は高揚気味で、「やっぱり対面で会えるって素晴らしいよね」というスタンスでとても会話が弾む。コロナによるビジネスの影響はどうだったのか、どうサバイブしたのか、これからの見通しは、、、などなど話は尽きない。

海外赴任ポリシーの今後

1つ、とても興味深いセミナーに参加できた。
今後のInternational Assignment(海外赴任)に関するポリシーついて。
社員のライフスタイルやニーズが多様化する中にあり、ポリシーという枠では対応しきれない事が増えており「例外的な」対応が実質増えている。そうすると、社員間に不公平感も広がるので望ましくない。そもそもNo Policyという視点で予算内で必要なプロセスを踏んで海外赴任できるようにしていく事を考えるという視点の変換が必要ではないかという文脈。我々もちょうど、そんなニーズに対応するサービス企画をしている最中なので嬉しい。グローバル共通の課題感なんだな。我々日本は海外から来る方々にとってはバリアしかない。言語バリア、文化バリア、商習慣バリア、、、。様々なバリアを取り除く価値を提供していきたい。

そして帰国
シカゴの後、NYへ。国内線は活況。フライトも満席。
NYでの行程を終えて帰国の途に就くときには国際線ターミナルが閑散としていて、日本便の乗客は約10名という状況。。貴重なフライト体験だった。帰国後の書類審査、PCR検査は長旅で疲れた身体には辛かったけれど無事に完了し、あらかじめ手配しておいた帰国者タクシーで帰宅。14日間の自宅待機期間も10日目に抗原検査を実施して10日で解除。自由の身に。11月8日から帰国時の待期期間が3日に短縮されるとのことで、喜ばしい。3日なら海外出張や日本へのビジネス渡航再来のインセンティブになるのではないか。






























































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