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こんにちは。エンジョイワークス採用担当の福田です。今日は和歌山県・紀の川市のMIKASAKANの新たな取り組みについてご紹介します。
肌寒くなると無性にみかんが恋しくなり、春の訪れは、いちごの甘い香りで知る――。私たち日本人の生活には、フルーツを通じて季節や旬を感じる、特別な感覚が根付いています。限られた温帯の環境の中で、一つの果物の中に「品種の多様性」と「味の進化」を追求してきた、世界に類を見ない独自の文化なのです。ただ、若い世代は「果物離れ」と言われているようですが、これは食べるまでの「手間」を嫌ってのこと。とはいえ、“映えのある”フルーツスイーツは品を変えて流行が続いていますし、すぐに食べられる「カットフルーツ」の市場は拡大しています。また、海外の方にとっても日本のフルーツは、代表的な日本食と並び、「ここでしか味わえない、特別な体験」として非常に高く評価されているとか。
なぜこんなに「フルーツのポテンシャル」に注目しているのか?というと、私たちエンジョイワークスの拠点のひとつ、和歌山県紀の川市が「フルーツのまち」だから。紀伊半島の付け根(北部)に位置し、温暖な気候と肥沃な土壌で和歌山県内、いや西日本最大の果物産地とも言われています。国内で有名な産地というと、りんご=青森、もも・マスカット=山梨…とイメージするかと思いますが、紀の川の特徴は、どの季節にも旬の果物があるということ。イチゴ・梅・桃・いちじく・柿・はっさく・キウイフルーツ・温州みかん・いよかん・ネーブルオレンジなど、四季を通じて多種多様。紀の川市自体も、フルーツを核とした観光交流の活性化だけに留まらない、「日本一のフルーツ王国」を目指しています。
フルーツ畑を縫うように走る「フルーツライン」と呼ばれる幹線道路も開通。4月上旬にかけて桃の開花のシーズンは、まさに「桃源郷」に(写真右)
妄想からメディアに。MIKASAKANのフルーツ戦略
2024年6月、紀の川市のどまんなか、粉河エリアにカフェと宿泊、サウナの複合施設「MIKASAKAN(三笠館)」を開業した私たち。大正期の旅館をリノベーションした建物で、月1回のマルシェ実施など、“場所づくり”に奔走してきました。さらに粉河の人やモノをつなぐ拠点にしたい―と、この秋、「フルーツ発信基地」としてリニューアルします。
社内で「紀の川フルーツ妄想」と名付けた部署横断チームが立ち上がったのは今年8月。まさに“妄想”からのスタートで、紀の川×フルーツの基礎知識をインプットしながら、まずは思い思いの「フルーツ大作戦」をプレゼンしあいました。「視覚(映え)」「嗅覚(香り)」「触覚(サービス)」をカフェ・サウナ・宿全体を通じてどう提供するか? フルーツ=食す…だけでない価値とポテンシャル。フルーツの持つ力をさまざまな角度から再確認しながら言語化・ビジュアル化する絶好の機会となりました。その中で、「販売するのではなく、生産者も巻き込みながら展開できたら」「人が集まりたくなる空間をつくりたい」「フルーツを介したコンテンツから、シナジーを得るためにはどうしたらよいのか」そんな意見も。企画から実行への階段をのぼりながら、いま、その先の「フルーツ発信基地」の骨格が出来上がってきたところです。
旬のフルーツの「リレー」にMIKASAKANも伴走。自然の恵みを堪能あれ
紀の川の豊かなフルーツが、単なる「食べ物」を超えて、人と人、場所と文化をつなぐ媒介となる。まさに「フルーツを暮らしに染み込ませる」。MIKASAKANを起点に、生産者の想いが来訪者に届き、ここでしか味わえない体験が生まれていく――そんな循環を生み出すことが、私たちの目指す姿。四季折々のフルーツとともに、紀の川ならではの豊かな時間を、ぜひ体感しに来てください。
名刹「粉河寺」まで歩いて数分の立地にあるMIKASAKAN(三笠館)。カフェフロアも今月リニューアル
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