昨年10月谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアで開催される催し「芸工展」の参加企画として行った、おさんぽカードを使ったまちあるき体験会の取材記事が、文京区まちの情報基地「じぶんメディア」に掲載されました!
https://jibunmedia.org/?p=5833
エンパブリックでは、街の散歩で街を知り、おしゃべりが楽しくなる「お散歩トークカード」アプリの開発を行っています。
アプリでは、まちあるきをしながら谷根千の注目スポットに近づいたら、マーカーをクリック! すると、そのスポットの紹介に加えて、その場所で話したいおしゃべりテーマが出されます。
そのテーマでおしゃべりをすることで、まちあるきをもっと楽しむことができます♪
https://empublic.jp/gkt24?fbclid=IwY2xjawH9oxpleHRuA2FlbQIxMAABHTOHcFXgjOxGh7fEwzKphb8wC5QbjSbVnxHpF2NDEng3lTEZ99IhS_Y-zQ_aem_-H7YO65ROJHKaIjJapcnmQ
全4回開催した体験会では、谷根千エリアにお住まいの方から、お散歩が趣味の方、谷根千のことに興味があってたまたまチラシを見て飛び込み参加された方、自分のまちでまちあるき企画をやってみたい方など、さまざまな方にご参加いただきました。
参加された方からは、下記のような感想もいただきました。
「谷根千に住んでいたのに知らないところがたくさんあった!」
「まちの成り立ちや背景を知ってまちを歩くことで、ただ道路や建物が面白く見えてきた!」
「スポットにまつわる"おしゃべりテーマ"にそって自分の思い出話をすることで、まちが自分と紐づいて愛着が湧いてきた」
まちづくり計画の話し合いや住民を交えた意見交換の場が開催されることも多くなってきた昨今、意外と自分の住んでいるところでも、自分の生活圏内以外のまちのことや、まちの歴史背景などを知ってるという人は少ないのではないでしょうか?
そのような状態で話し合いをしても、各人のイメージが先行して議論が空中戦になってしまったり、「とにかく、もっと人を呼んで活性化すればいい」というゴールに落ち着いてしまったり、往々にして本当に自分たちが作りたいまちの姿をしっかり問うことができないまま、まちの未来が決まってしまうこともあります。
そういう時こそ、まずみんなでまちを歩いてみて、知ってるお店や場所の情報をシェアしてみたり、それにまつわる話をいろんな人とおしゃべりしてみることで、「私が頭の中でイメージしてるまち」だけではない様々な姿が見えてきます。
さらに、まちを体で感じれば感じるほど、「このまちって親近感が湧くな」「このまちってこんなに面白いじゃん!」という気持ちも芽生えてきます。
そのように住民が自分のまちのことを知り、楽しみ、好きになることを経て初めて、「さて、じゃあ私はこのまちがどうなってほしいんだろう?」という問いが生まれてくるのだと思います。
手触りあるまちの姿に触れることや、対話的なアプローチを通して、一人ひとりが考える「まちの在り方」に気づいてもらうという視点は、とてもエンパブリックらしいと思います。
このような地域づくり・まちづくりのデザインに興味がある方とご一緒できたら嬉しいです^^
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