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駅探の成長プロセスと、これからと

■創業と乗換案内サービスの発展

駅探は、1997年に東芝の社内事業として発足し、国内で初めてインターネットによる時刻表連動型乗り換え案内を開始しました。1999年、携帯電話におけるインターネット接続サービスの公式コンテンツとして採用されたことをきっかけにサービスを拡大し、2003年に東芝より分社化しています。

設立当初の名前は、株式会社駅前探険倶楽部。乗換案内だけではなく駅の周辺にある施設なども案内し、駅前を探検し、冒険し、皆さんの生活をより楽しく、便利にするという思いが社名に込められていました。

2008年、より分かりやすく親しみやすい名称にと「駅探」に社名を変えた会社は、その後も順調に成長を続け、2011年に東証マザーズ(現グロース市場)に株式を上場。サービスを磨き続け、業界における地位を確固たるものにします。乗り換え案内は現在、私達の暮らしになくてはならない存在となっています。公共交通を利用する人のほとんどが、何らかの形で乗り換え案内のサービスを利用しており、こうした生活のインフラを支えるサービスを世に提供できていることは、私たちの誇りです。

■積極的な事業拡大

その後も積極的に事業を展開し、2014年に乗換案内との連携により、最適な列車チケットと宿泊予約を組み合わせたトラベルプランを販売する「トラベル事業」を開始しました。
コンシューマー向け事業以外にも、法人向けのサービスにも力を入れています。従来、乗換案内のノウハウを生かしたAPI提供等で、交通事業者様、ポータルサイト運営事業者様など多くのお客様にサービスを提供していました。さらに法人向けサービスの拡大を目指して、2017年にビジネストラベルマネジメントサービス(BTM:企業の出張手配、精算サービスを効率的に行うシステム)を展開する株式会社ビジネストラベルジャパンの株式を取得し、子会社化(現在は駅探に吸収合併)。
2018年には法人向けクラウド型交通費精算サービス「駅探BIZ」を開始、自社サービスとして販売拡大に取り組んでいます。また2019年には旅行ガイドブック・自治体向けプロモーション事業を展開する株式会社ラテラ・インターナショナルの株式を取得して子会社化と、事業を拡大させていきます。

■新方針 「From the Stations 駅から始めよう」

こうして様々な事業を展開してきた駅探は、2020年に新たな事業方針を策定、発表しました。
コンセプトは、「From the Stations 駅から始めよう」。駅探サービス開始時における「駅前探険倶楽部」という名前に込められた思いや情熱への原点回帰であると同時に、鉄道・バスといった”駅”だけではなく、MaaS基地(※)や生活インフラとなる店舗といった様々な「基点、中継点、終点」をつなぎ、人々の健康で生き生きとして生活を支え、社会の役に立つサービスを生み出していくという、会社の意思を示しています。

近年では2021年にスマートフォン向けインフィード広告事業を手掛ける株式会社サークア、2022年にデジタルマーケティング・インターネット広告領域で事業展開を行うプラウドエンジン株式会社を子会社化。lインターネット広告事業をより強化し、収益面での強化を図るとともに、新たな取り組みとして人とサービスを「つなげる」取り組みを展開中です。

駅探はこれからも、ビジョンである「世の中にない新たなサービスを創り出し、社会の役に立つ」という思いを持ち、人々の移動を、より安全で、安心で、楽しくしていくことを実現していきます。

※MaaS:(Mobility as a Service)
地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるもの(国土交通省)

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