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施工管理はやめとけ?

施工管理はやめとけ?いやいや待ってください


初めまして。

施工管理メンバーのNです。



本日は建築業界の中でもよく耳にしたことがあると思います、施工管理(現場監督)のリアルな1日をお伝えします。



まず、施工管理と聞くととにかく大変、きつそう、やめとけなど割とネガティブなイメージを抱く方が多いかと思います。

僕の体感でいくと、↑の感想は「まあねえ〜、」て感じです。


何より、 施・工・管・理 。この漢字4文字の羅列がよくない、響きがよくないと思う。

せっかく素敵な空間を間近で作れる仕事なのに、 施・工・菅・理。 

なんだか響きがよくない気がして。

固そう、全て完璧にしっかりしていなきゃいけなさそう。

そういう響きに感じませんか。



そう、その通りなのです。

沢山の事を同時に状況把握しつつ、的確に素早く動かなければいけない。必要なタスクが1日遅れただけでその後の工事が全て遅れたり大きなミスに繋がる事もあります。


しかしそんな大変な事ばっか言ってても仕方ありません。

実は面白い部分の方がはるかに多いです。

皆言わないだけです。



そんな施工管理の仕事をざっくり紹介します。


基本的には下記のような流れで工事が進みます。



新規案件受注

工程組

現地調査

施工指示書、予算書、発注書作成

解体

設備、電気

木工事

内装仕上げ(塗装、クロス)

器具付(大工、設備、電気)

クリーニング

引き渡し



まずは最初にして最強の面白ポイント、現地調査であります。




図面を元に、現地で実際に施工可能かどうかや修復した方がいい箇所を確認していきます。

例えば、新しくトイレを設置するにあたり床を上げなければいけないとします。床を上げた時に想定の建具が実際に入るかどうか、など様々な観点から施工可能かを確認、想定し、もし難しければ別の方法を考えます。


解体してみなければわからない箇所も多いですが現地調査時点で想定できていれば、安心して工事を進める事ができます。


この現地調査時点でどれだけ想定、想像できるかが運命を握ります。

僕はこの作業がとても面白いですね。




次の面白ポイントは木工事。


大工さんが床、壁、天井などをつくっていきます。

解体前ではわからなかった箇所の施工法や、こんな方法でやると綺麗に収まるのではないかといった事など、より細かく初日に打ち合わせを重ねていきます。

経験豊富な大工さんが沢山の知識を教えてくれます。ここで教えていただいた事は財産です。


その知識をどんどん培うと、また新規案件の現地調査時により深く想定、想像する事ができ、工事をスムーズに進められるようになっていくのです。


この面白さの感覚を上手く言葉で伝える事は出来ませんが、グッとくる物があります。

自分がレベルアップしている感覚でしょうか。




また、施工管理の業務は多岐に渡るので、様々なベクトルの頭の使い方が出来る様になります。

これはどんな仕事でも活かすことが出来ると思います。




今回お伝えしたほんの一部の面白さは何にも変えられない密度のある面白さです。

面白く、素敵な心で皆様にグッドな空間がお届け出来ればよりよい未来に繋がると信じています。

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