こんにちは。株式会社エイトノットの採用担当です。このシリーズではエイトノットで働くメンバーを紹介しています。
10年以上ダンプトラックの自動運転を経験し、海上の自動運転のチャレンジへ
Q:現在担当している業務内容を教えてください
ROS 1を利用して作られているAI CAPTAINのソフトウェアを、ROS 2を利用した新しいバージョンに移行するプロジェクトのリーダー兼開発業務を担当しています。
弊社の開発する自律航行システムであるAI CAPTAINは、自律移動ロボットの開発を効率化するオープンソースプラットフォームであるROSの機能を活用して作られていますが、ROSのバージョンが従来の1から2に上がることでサポートが終了するため、今後の開発と運用のためにも早期に我々のシステムもROS 2に移行する必要があります。
現在は、リーダーの私を含めた5人のメンバーでプロジェクトを進めており、私自身はリーダーとしてプロジェクトのマネジメントをしつつ、移行のためのソフトウェアコーディング、シミュレーションや実験艇による動作確認テストをやっています。
Q:エイトノットに入社するまでの経歴を教えてください
2011年に新卒で日本の建設機械・鉱山機械メーカーに就職し、鉱山向け無人ダンプトラック運行システムの研究開発をするようになりました。そこでは主に、ダンプトラックの自動運転のための障害物検出システム、自己位置推定システム、中央管制システムの研究開発を行ったり、また顧客現場のシステム稼働データ解析や、ソフトウェアの不具合解析・修正といった業務を行っていました。
新卒入社時から約12年日本で働きましたが、2023年に妻との国際結婚をきっかけに中国へ移住することになり、中国徐州の建設機械メーカーに転職しました。そこでも日本で働いていた頃と同様に、鉱山向け無人ダンプトラック運行システムの研究開発を担当し、主に障害物検出システム用センサの自動キャリブレーション技術の先行研究をやっていました。 その後、2024年に中国上海に引っ越すことになり、そのタイミングで今度は現地の自動運転スタートアップに転職しました。そこでは大型太陽光発電パネルを自動搬送するシステムの研究開発を行い、そのためのソフトウェアを開発するプロジェクトのリーダー兼開発者として働いていました。
そして、2025年からは夫婦で再び日本で生活することに決め、日本での転職先を探していたところで縁があり、エイトノットにジョインすることになりました。
Q:エイトノットに入社するきっかけ、決め手を教えてください
日本と中国合わせて10年以上、陸上で動く自動運転システムの研究開発をやってきましたが、自分ができること、やりたいことは大体やりきったという思いがあり、中国から日本へ帰るのをきっかけに、今度は今までと違う自動運転の世界を経験してみたいと考えるようになりました。
そこから転職活動をしている中で、CTOの横山さんが会社の採用ポジションの募集をSNSで投稿しているの偶然見かけたことから、エイトノットという会社の存在を知りました。海の上で動く船舶の自動運転という、自分がそれまでやってきた陸上での自動運転とは真逆のシステムがとても新鮮に感じたことから興味を持ち、カジュアル面談に応募して木村さん、横山さん、その他開発メンバーの方々数人とお話をさせていただくことができました。
カジュアル面談、最終面接、オフィス訪問を通じていろいろお話をさせていただくことで、エイトノットの人達とであれば、楽しくやりがいのある仕事ができそうだと思うことができたので、いただいたオファーを受けさせていただくことに決めました。
自律航行システムは世界を変えるポテンシャルがある
Q:入社後に苦労したことを教えてください
特別何かに苦労した記憶はないですね。入社するまでにいろいろお話させていただけたことで、入社後に自分がエイトノットで働いてる姿をある程度イメージできていたのと、入社後の印象はそのイメージと近かったので、スムーズにチームに加わることができたと思ってます。
強いて言うなら、日頃の業務の計画や進捗管理のやり方が、自分が今まで働いてきた会社とは大きく異なるものなので、そのギャップに慣れるのには少し時間がかかった気がします。 入社以前の仕事では、一つのプロジェクトが半年から1年、場合によっては2,3年という長い期間をかけて取り組むものであり、進捗の遅れがあれば期限を遅らせてでも当初の目標を達成仕切るというやり方でした。それに対してエイトノットの開発チームでは、毎月の初めに1ヶ月で完了できる単位でプロジェクトを立てて、そのための各タスクに優先度を付けながらスピード感を持って進め、確実に達成していくというやり方のため、自分が今まで経験してきたものとは真逆のものです。 まだまだ上手くできているとは言えませんが、最近になって少しずつ、自分がオーナーを務めるプロジェクトや自分のタスクの管理をいい感じにできるようになってきていると感じています。
Q:エイトノットでチャレンジしたいこと、実現したいことを教えてください
エイトノットのAI CAPTAINに限らず、世の中の自動運転システムというものは、外界認識や自己位置推定、経路計画、走行制御といった複数の要素技術で構成されるものであり、自分は今まで外界認識と自己位置推定に携わる時間が多かったです。なので、今後エイトノットでは、自分が今まであまり経験してこなかった経路計画と走行制御といった技術の研究開発にチャレンジして、自動運転システムのエンジニアとしてのスキルの幅を更に広げていきたいと考えています。
また、今後は大学院の博士課程に進んで自動運転技術の研究をしてみたいとも考えており、まずは日頃の開発業務を通じてAI CAPTAINが抱える技術的課題を調査し、それを大きく進化させられるような研究を、エイトノットで働きながら社会人ドクターとして取り組むというやり方ができたら良いと思っています。
Q:エイトノットで一緒に働きたい人はどんな人ですか?
エイトノットでは、自分達の働き方を常に見直し、改善して効率化していく文化があります。自分がやりたいことにチャレンジできることも大事ですが、日頃の業務が忙しすぎてチャレンジができなかったり、残業が多くなってヘトヘトになってしまうのは良くありません。船舶の自律航行システムを実現するという大きなチャレンジをしたいだけでなく、会社での働きやすさも求めたい人にはおすすめだと思います。
また、自分のようにエンジニアとして開発をやりたい人に望むこととしては、自分が経験のない分野に対しても積極的にチャレンジできる積極性、そして何より自律航行システムというものを実現するということに対する強い興味を持っていることです。エンジニアとして豊富な経験や高い技術力を持っていることも当然大事ですが、エイトノットではそこはあまり重要視されていません。それよりもスキルや経験の有無を問わず、様々なことにチャレンジできること、我々エイトノットの文化に共感して良い関係を築きながら働いてくれそうな人であることの方が大事だと思っています。
自律航行システムを実現するというエイトノットの取り組みは、世界を変えるポテンシャルのあるやりがいのあるものだと思います。エンジニアとしてのレベルは問いません。我々の大きなチャレンジに加わりたい、それによって世界を変えたいという高いモチベーションがある人が来てくれたら嬉しいです。