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【CEOインタビュー】創業4年目へ突入のFintechスタートアップ。代表取締役が語る「これまで」と「これから」

Wantedlyを見てくださる方にefitの魅力や思いをお届けするために、代表取締役である宮原勝利(みやはらかつとし)に突撃。創業の経緯やefitで働く社員のこと、そして今後の展望について話を聞いてみました。

株式会社efitは、創業4年目のスタートアップです。AIを使った自動売買のCtoCプラットフォーム「QUOREA(クオレア)」を提供しています。

「金融を革新的に変えうる」アイディアを閃き、株式会社efitを創業!代表取締役 宮原勝利


大和証券勤務を経て株式会社efitを創業

株式会社efitを創業した経緯を教えてください

私の家は、両親が自営業で、親戚にもサラリーマンがあまりいない起業家の家系でした。小さい頃から「自分もどういう風に経営をしたら良いのか」と考えることが多くて。明治大学を卒業後大和証券に入社したのも、「将来起業するために富裕層、特に経営者の方に沢山出会える職場」というのが決め手でした。

大和証券では、株式投信だけではなく年金保険や外国債券など、多彩な金融商品を扱いました。入社6年目に渋谷支店に異動になり、0から1を生み出すような経営者の方に触れ合う機会が増えました。

エンジェル投資をして名もないベンチャーへ投資をし、IPOで大儲けをしてるような方に出会ったりして凄く刺激を受け、「自分もそろそろ経営の道に入りたい」と考え始めたんです。

そして、創業のもとになった「金融を革新的に変えうる」アイデアを閃き、2017年の10月19日に株式会社efitを、CTOの飛田とCCOの伊吹と共に3人で立ち上げました。




そのアイディアが形になったのがQUOREA(クオレア)なんですね

AIを使った自動売買のCtoCプラットフォーム「QUOREA(クオレア)」には、投資アルゴリズムが用いられています。

私が生きてきた中で、いくつかの「世の中を変える仕組み」を目の当たりにしました。Peer to Peer(P2P)やゲームのオンライン化であるMMORPG、ビットコインに用いられるブロッチェーン技術等に出会った衝撃が大きかったですが、中でも「投資に用いるアルゴリズム」に出会った衝撃はとても大きいものでした。

アルゴリズムは、シンプルに言うと売買や取引のルールのことです。従来、個人が行う投資判断の多くは感覚で行われていました。そしてこの感覚で投資を行うことが日本のバブルなどの一因でもあったと思います。「アルゴリズムによって、誰もが定量判断することができれば、より良い投資ができる世界になる」と思いました。

個人がインターネットを使って投資ができるようになったのはここ数年です。まだまだ、アルゴリズムを使って誰もが投資を行うというのは非常に難しい。でも、「これが実現できれば、多くの人の投資をより良く変えることができる」と思い、QUOREA(クオレア)の開発に取り掛かりました。




仲間と手を取り合って苦難を乗り越えた創業期

創業にはやはり苦労も沢山あったのでしょうか?

既存で動いているものは正しくて、新しいものは異端の扱いを受けることも多いです。個人的に、今年はその壁が大きかったかもしれません。理解をしてくださって応援してくださる方もいる反面、「規制やルールなどが壁になることが非常に多い」と感じています。

けれどもefitはスタートアップなので、攻めるべき所は攻める姿勢が求められます。そのためケガをしてしまうこともありますが、それを避けると新しいものを作り出すことはできないんです。だから、適度に反省しつつケガをしないように立ち上がる必要があります。

スタートアップは0ゼロから1を作る仕事です。そして、それを実現できるのはするのは結局は「人」ですよね。だからこそ、「人との出会いや関わりは大切にしたい」と思ってきました。個性的なメンバーなので意見の対立もありますが、ベースにお互いの信頼関係があるのは大きいです。

こうした苦難を一緒に乗り越えてきたメンバーなので、基本的にタフですね。


「タフ」以外に社員の共通項はありますか?

efitの社員は、性格も出身地もスキルもバラバラです。けれども、プロダクトに対して各自が情熱を持っていて、「より良くして行きたい」という共通した思いがあります。

私自身、「押し付けられる」のが嫌なんですよね。だから、社員がバラバラであっても良くてむしろそれが当然だと思いますし、それを大切にしていきたいんです。「社員一人ひとりがお互いを尊重して気持ち良く働くことができる環境」を作っていきたいです。




仕事では気が抜けない日々が続いているようですが、プライベートで息抜きはできていますか?

音楽が好きなので、音楽を聴いたり歌を歌ったりしています。サッカーや映画、ドラマ、お笑いの映像を見たり。クリエイティブなものがとても好きなんです。こうした作品に触れることでリフレッシュできます。

映画やドラマは、金融関係やスタートアップなどのビジネスに絡むものを系見ることが多いです。…あれ、プライベートでも仕事が絡んできますね。(笑)

「将来的にはハワイに住んで1週間くらいボーッとしたり、世界遺産巡りをしたりしたい」という思いはありますが、ボーッとするのは1週間ぐらいかな。その後は、また、日々新しいことを学び続けていきたいなと思っています。


創業から4年でおぼろげながら見えてきた「明るい光」

efitやご自身の今後の展望についてお聞かせください

創業から今に至るまでの4年間、ずっと模索期が続いていました。けれども、IPOに限らず事業スケールや目指すもの、長期的な展望といった遠くの景色が見えてきています。サービスを使ってくださる方が増えてきて、今までは気が付かなかった課題も露呈していますが、逆に言えば解決すべき課題がハッキリしている。

これは凄く良いことでもあります。そんな課題を乗り越えながら、社員と一緒にみんなで「道を作りながら」進んでいるところです。

あと、私自身が取り組みたい課題がひとつあります。事業を行っていると、凄く難しい課題が山積みですが実は難しくない作業も多いんです。整っていない仕組みを整え、難しくない仕事にリソースがさかれなければ、みんながより重要で難しい仕事に取り組むことができますよね。

今後は「世の中に良い影響を与えつつ継続していく仕組みの組織」を構築するために、会社が自立して成長拡大できる体制も整えていきたいです。




最後に、efitに興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします

私は、「ユーザーファーストの軸は、私たちサービス提供者ではなくお客様にある」と思っています。

特に我々が手掛けているサービスはCtoCで多様なお客様がいらっしゃいます。A様B様C様、それぞれのお客様に対して「良いもの」がある訳です。つまり、「画一的なものでは全てのユーザーにフィットするものには成りえない」と考えています。

作り手の事情ではなく、お客様それぞれにフィットすると共に、その人たちが気付いていない課題を解決できるものを提供するのが、「真のユーザーファースト」だと考えています。

だからこそ社員も多様な人材がいた方が良いし、色んな意見があるべきです。

efitはこれからさらに拡大し、より多くの方に参画して頂くフェーズに入ります。「一人ひとりを尊重し認め合えるチーム」の一員として、力を発揮して頂ける方からのお声がけをお待ちしています!

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