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”本質的な課題解決”を追求できる組織へ。未経験ディレクターから役員への就任ストーリーに迫る!

イーグリッドWantedlyをご覧いただきありがとうございます!広報担当です。
本日は、取締役COO 兼 ネットコンサルティング事業部長である坂田さんのインタビューを公開いたします!未経験のアルバイトから役員に就任した10年間と、チームの未来に注目です。

ー まず、坂田さんのこれまでのキャリアを教えてください!

京都の大学を卒業後、新卒で大手化粧品会社に営業職として入社し島根支店に配属。代理店営業を5年半経験しました。島根でそのまま結婚をし退職したのですが、子供が生まれる少し前に職業訓練校で情報システムを学び資格をとった後、子供が1歳になったタイミングで島根大学の非常勤事務として再就職し、満期3年間従事。HPの保守管理・更新などに携わりました。その後、派遣社員として配属された情報システムのヘルプセンターにて勤務し、2度目の産育休を経て、イーグリッドに入社しました。

ー ファーストキャリアの営業職はかなりハードなイメージですが、どのようなご経験をされましたか?

新入社員研修の一環として、個人宅への訪問販売→個人の代理店営業→法人の代理店営業とステップがあったのですが、ご想像の通りかなりハードでしたね(笑)入社まもなくのミッションには、訪問販売で 3ヶ月以内に売上50万円必達、150万円達成でカナダ旅行へ招待という条件があり・・。勝負事には燃える性格なので150万円をしっかりコミットしたりと、そんな社会人生活のスタートでした。



ー 1年目から勢いを感じます!営業時代の ”学び” はどのようなところにありましたか?

訪問販売というアウトバウンド営業で心身ともに強くなったということはもちろんですが、代理店営業でのクライアントワークも自分自身とても勉強になりましたね。新商品発売時には研修会やセミナーを企画運営したり登壇してプレゼンテーションしたりと、『1対1』のコミュニケーションではなく、『1対多』でアトラクトしていくというスキルが身につき人前で話すことへの苦手意識がなくなりました。

ー Webの領域に惹かれたのはいつからでしょうか?

職業訓練校でIT領域の知見を培った後、大学の非常勤事務としてホームページの運用・保守をしたのが1番最初の出会いです。はじめはすでに制作されていたサイトを更新したりするようなお仕事に携わっていたのですが、そこから隙間時間にPhotoshopやIllustratorなどデザインも独学で学び、バナーを作ったりとWeb領域の幅を徐々に広げていきました。自分で制作したクリエイティブを褒めていただいたり、見てくださった方の反応が本当に嬉しくて、気づいたら自分がこの領域に魅了されていましたね。

ー 『仕事』を1度離れてからの再就職。キャリアを諦められなかった理由はありますか?

誰かに頼られたり承認されたり貢献したり、『仕事』というものを通して自分が成長することが本当に好きなんですよね。ファーストキャリアの職場では、時代背景もあり、まだ仕事と子育ての両立ができるような職場環境ではなかったためにキャリアは泣く泣く手放しましたが・・。社会と切り離されるのはやはり寂しくてすぐに舞い戻ってきましたね。自分の収入がなくなって、当時乗っていた輸入車とお別れしたときに ”絶対取り返してやる” と思ったことは今でも覚えています(笑)



ー 社会との繋がりを求めて、仕事×家庭に全力だったのですね・・!

そうですね。でも、『自分がワクワクする仕事』『成長できる環境ややりがい』『子育てをすること』すべてをとった職場には、当たり前ですがなかなか出会うことができなくて、再就職にはかなり苦労しました。島根県という企業の少ない場所ということもあり、キャリアどころか企業の選択肢もかなり限られていて・・。子供を保育園に送り迎えしながら片道90分かかる職場まで通っていたこともあり、心身を酷使していた時期もありましたね。

ー キャリアと子育て、当時の障壁は大きそうですね。

仕事が大好きな自分のような人間からすると、本当に生きづらい時代だったと思います。自分が楽しいと思ったWeb領域のお仕事も、公共機関の職場だったために業務にも報酬にも上限があり、嬉しいお言葉や評価は頂けてもそこから上のステップにはどうしても行けない。他社の面接でも『子育てをしている』という事実だけで、難色を示されることが多かったですね。もっともっと働きたいのに、一方的にキャリアに蓋をされるような感覚で、すっかりエネルギーを持て余していたんです。

ー イーグリッドとはどのように出会ったのかも教えてください!

出会いはハローワークでの求人紹介でした。自分がワクワクする企業に出会えず、すっかりキャリア迷子になっていたのですが、『Web領域のお仕事をしたい』と相談したところ、たまたま新着求人で4期目のイーグリッドと出会うことができたんです!



ー 念願のWeb業界!入社後はどのようなお仕事からスタートしましたか?

”サイト制作のアシスタント” という募集で面接したのですが、代表の小村が私の職歴を見て「クライアント業務もできそうだから、ディレクターとマーケティングを主軸にやってほしい!」と言ってくれたことで、私の中の”もっと仕事で活躍したい!”という思いに火がつきました(笑)今のディレクター職に繋がる仕事を初めから学ばせていただいたんです。当時はマーケティングの意味も理解できていなかったのですが、代表についていく形で現場で学び、お客様へのご提案や新規開拓などメインフロント業務を担当するようになりました。

ー 新規開拓の営業活動も同時並行されてたのですね・・!

当時はまだ案件や実績も少なかったので、とにかくクライアントとの接点をつくるためたくさんの企業に足を運びましたね。少額でもいいので小さな芽を出すことに一生懸命取り組んだからこそ、課題をダイレクトに取り込みクリエイティブに落とすこともできましたし、ディレクターが現場を知ることの重要性も認識することができました。だからこそイーグリッドは、”上流から下流まで一貫してサポートする体制” を今も貫けています。

ー 事業拡大を通して印象に残っているエピソードはありますか?

現在、自治体や行政とお仕事することが多いのですが、そこに繋がるまでの転機となったのが入社2年目で挑戦したコンペへの参加です。条件の決まった案件に対して民間企業数社で提案を競い合うのですが、2回目の参加で採択していただくことができて大きな自信に繋がりましたね。この実績を機に更なる受注やリピート、ご紹介に繋がり、チームとしてしっかりとした基盤を作ることができました。



ー イーグリッドではこれまでどのようなキャリアパスで現在のポジションまで成長したのでしょうか?

入社して5ヶ月後に正社員になり、その半年後に係長、1年後に課長、また1年後に次長、2年後に部長、2年後に取締役となり、2022年の11月に取締役COOに就任しました。

ー アルバイトから取締役COOへの就任。とっても夢がありますよね!

そうですね。私以外も、今活躍しているディレクターも皆Web領域は未経験からのスタートで、かつ子育てをしながら働く女性も多い。つまり、”誰にでも可能性がある” ということです。クライアントの課題解決をしようと思ったとき、1番バリューを発揮し成果にコミットできる人はWeb制作業務の経験年数の長さではなく、とにかくお客様に対して興味を持って『本質を追求できる方』だったりします。キャリアパスに体現性のある組織だからこそ、価値観に共感してくれる方と一緒に働きたいですね。

ー キャリア10年の中で、1番大変だったときはどの時期でしたか?

今思えば、チームビルディングを意識し始めた課長職の時期が1番大変だったかもしれないです。当時は6名の組織だったのですが、中間管理職が不在だったことやメンバーと自分の立ち位置に少し心の距離感があり、一体感といったカルチャーが育っていなく・・。自分も成長したいし会社をどんどんスケールさせたいという思いと裏腹に、振り向いても誰も自分についてきていないという事実があったりして。マネジメントする責任を重く感じていましたね。



ー 課題はどのように打開していったのでしょうか?

仕事に直結するチームワークというものが本当に課題だったので、みんなが分け隔てなくコミュニケーションを取れるよう1泊の合宿を企画したんです。BBQなどでざっくばらんに話せる機会を設けたほか、『GIFT』というチームで勝つということを目的としたカードゲームも導入し、仲間の気持ちを読むことや思いやり、成功のためのアシストなど日々の仕事にも取り込めるようなワークもしました!

ー コミュニケーションの量で、組織は大きく変わりますよね。

そうですね!合宿やカードゲームの導入はひとつのキッカケにすぎませんが、次第にチームとしての動きも1人1人の視座も変わっていき、徐々に課題を打開していくことができました。今でもこのゲームはミーティングのはじめに定期開催しています。みんなが1つの目標に向かって取り組むこと、自分の役割をしっかりと認識して立ち回ることを体感する場はとっても大切ですよね。

ー 現在のチームの魅力もぜひ教えてください!

ディレクター、デザイナー、コーダーのメンバー全員が、自ら率先してお客様へ提案することを意識している点ですね。Web制作って通常運転していたらどうしても『降りてきた案件を完了させる』といった感じで主体的に動く機会を奪われてしまうんですよね。でも、我々はクリエイティブ職にもマーケティング思考を持ってお客様へのアップセルや、新規提案をしていくアンテナを持てるようにしています。



ー クリエイティブ職のご提案は、クライアントにとっても本質的ですよね。

そうなんです。その目線でしか提案できないこともお客様に価値提供できますし、トラブルシューティングや課題解決も早い。そして、どんなに少額でも『自身の提案を選んで頂く』という経験や担当としての責任感って何にも変え難いことだと思っています。成約時にはみんなで賞賛し合う風土もあり、誇らしいチームです。

ー 素晴らしいですね!コンペ勝率の高い背景にも大きく関係してそうです。

おかげさまで、現在プロポーザル型の企画競争では比較的高い採択率をキープできていますが『クライアントの課題を本気で解決しにいく』というマインドが、我々がいい提案ができる最大の理由だと思っています。リードを取りに行く、契約を取りに行くのではなく、課題を解決しに行く。当事者目線を持ってその事業にのめり込めるかどうかが最終的な信頼を左右します。

ー これからイーグリッドや事業部はどのように成長していくのでしょうか?

ITで企業や行政の課題解決に貢献できるトランスフォーメーションカンパニーになっていくことが現在のビジョンです。イーグリッドがフォーカスする『クライアントの本質的な課題解決』を実現しようと思ったとき、”自分たちの売りたいものだけを売る”ということでは実現しません。今後もWeb制作やWebマーケティングだけに留まらず、さらに総合的なノウハウを持って様々なソリューションを提供できるようになっていくことが重要だと考えています。そして会社の成長によって、島根県全体のIT産業の活性化や、地方創生にも直接寄与できる企業を目指していきます。

いかがでしたか?子育てをする母親としても、社会との繋がりを求めて成長を諦めなかった坂田さん。お客様に対しても、企業に対しても、コミットするマインドや覚悟があったからこそ信頼を勝ち取ってきたのだと感じました。イーグリッドのWebディレクターは、『お客様のビジネスの発展にどこまで深く関与して貢献できるか』ということが何よりも大切です。”みんなで創る”というカルチャーのもと、Web領域でのキャリアアップをしたい方は是非エントリーください。

それでは、次回の投稿もお楽しみに〜!!

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