DXCテクノロジー・ジャパンでは、組織活性化を目的とした社内コミュニケーション企画として、代表西川主催のオンラインによるトーク配信「Live talk!」を隔週木曜日に行っています。ここではその中から、西川がインタビュアーとなり、社員と「DXCのカルチャー」から「趣味」まで多様なテーマについて語り合うトークセッションの様子をご紹介します。
西川: 自己紹介をお願いします。
N.S.:アプリケーション部門で、お客様への提案活動を行っています。DXCへのジョインは2012年、当時のHPへ入社しました。
西川:提案活動というと、必要な知識は多岐に渡りますよね。
N.S.:はい、ビジネスサイドから技術のコアな部分まで、この10年間の様々な現場経験をフルに活かしています!
西川:今まで現場で学んできたことを、今度はお客様に伝授するというイメージでしょうか?
N.S.:そうですね。知識とはよく、「知っている」「使える」「教えられる」の3段階あると言われますが、現在は、やっとお客様に「教えられる」ところまで来たというイメージです。
西川:面白い整理ですね!N.S.さんの知識形成の道のりは、どのようなスタートだったのでしょうか?
N.S.:実は、学生時代は天文学を専攻し、博士号まで取得するほど探究精神を燃やしていました。そこから、新しいことへのチャレンジとして、アプリケーション開発をやりたいと思い入社しました。今は巡り巡って、ビジネスサイドの比重の高い業務内容ですが、入り口は技術でしたね。
西川:なるほど、絶えず知的好奇心が旺盛なんですね。
N.S.:今も変わらず、新しい技術に触れると心が躍ります。何でも「知る」ことによって初めて、使い道に対する考察や、お客様へのご提案につながっていくと考えるので、提案の幅を広げるためにも常に新しい学びは必要だと思います。
西川:そこから今まで、どのように「使える」レベルの知識に引き上げてきましたか?
N.S.:複数のお客様支援に携わる中で、システム移行からインフラ構築、運用・保守まで、一通りの実践経験を積み重ねてきたことが挙げられます。改めて振り返ると、常に新しいことを学び、実践するという学習サイクルを繰り返し、堅い知識を身につけてきた気がします。
西川:知識を「使う」となると、エンジニアとして手を動かすことが多かったですか?
N.S.:初めは手を動かすことが多かったです。ただ、最終的には各フェーズで満遍なくリーダー職を経験し、今に至ります。
西川:リーダー職では、どのような知識体験が得られましたか?
N.S.:知識を「使える」から「教えられる」にアップグレードできたことが大きいと思います。自身の知識の体系化とプロジェクトの俯瞰的視点が求められつつ、現場メンバーへ知識移管することもあり、「教える」訓練になりました。
西川:そして今、「教える」先がメンバーからお客様に変わったという流れなんですね。
N.S.:はい。今までのプロジェクト経験をベースに、新技術の情報収集も怠らず、常に引き出しを多く持って提案の場に臨むようにしています。
西川:新技術については、どのように情報収集をしていますか?
N.S.:社内の勉強会を積極的に活用しています。社外ゲストが登壇する回など、刺激的で良いなと感じます。
西川:最後に、これからの会社での学習機会のあり方についてアドバイスをください!
N.S.:ハンズオンで新技術を体験できる環境を、会社が用意すると良いと思います。我々エンジニアにとって、実際に触れられる環境で知的好奇心を満たし、かつその経験を元にお客様に具体的な提案ができることは何よりの醍醐味だと思います!ぜひ、具現化していきましょう!
ハンズオン学習・社内勉強会は、リモート下で入社した若い世代も積極活用!