こんにちは！株式会社ドーガンの森です。

大学進学で上京し、ドーガンへの就職を機に福岡へUターンしました。

東京でいきいきと働く友人たち。その活躍を誇らしく思うと同時に、彼らと話していると、これからのキャリアや働き方について、ふと考えさせられる瞬間があります。

このストーリーは、かつての私のように「いつかは地元や地方で」と考えていたり、現在の働き方に新たな可能性を探し始めたりしているあなたへ、福岡という選択肢のリアルな魅力をお伝えしたいと思います。

「いつかは九州に」金融志望ではなかった私が、ドーガンを選んだ理由

大学時代、私の就職活動の軸はメディアやWebマーケティングでした。根底には「いつかは九州に帰って、その魅力を発信する仕事がしたい」という想いがあったからです。正直なところ、「東京は憧れるけれど、私がずっと住む場所ではないかな」とも感じていました。

そんな中、知人から「九州を紹介するメディアを立ち上げるけど興味ない？」と連絡を受けたのがドーガンで働くきっかけでした。

東京の友人との対話で見えた、仕事の「手触り感」

東京の第一線で働く友人の話は、いつも刺激的です。ただ、キャリアの話になると、こんな言葉を耳にすることもあります。

「組織が大きいからこそ、自分がプロジェクトのどの部分に貢献しているのか、時々わからなくなるんだよね」 「経営層と直接対峙するまでには、まだまだ時間がかかりそう」

もちろん、大きな組織だからこそ経験できる仕事のダイナミズムは、何物にも代えがたい魅力だと思います。一方で、彼らの話を聞く中で、私は「仕事の手触り感」という言葉の大切さを改めて感じています。

ひるがえって、ドーガンでは、入社して間もない頃から、九州を代表する企業の経営者と直接向き合い、事業承継や資金調達といった、会社の根幹に関わるテーマを議論する機会があります。パートナーとして認めていただけた瞬間の喜びは、大きなやりがいです。

刺激が足りない？福岡でこそ、感性は磨かれる

「地方に行くと、情報のインプットが減って成長が鈍化するのでは？」 これは、Uターンを考える方が一度は抱く懸念かもしれません。

実はドーガンでは、むしろ逆の環境があります。私たちの会社は少数精鋭。その多くが、東京の大手金融機関や在京の事業会社、コンサルティングファームなどでキャリアを積んできたプロフェッショナルたちです。

福岡にいながら、日々交わされる会話の中から最先端のマーケット動向やビジネスの知見に触れられる。そして何より、「会社の肩書」ではなく「個人の名前」で勝負する先輩たちの姿は、私のキャリアにとっての道標になっています。

家賃だけじゃない。「時間」と「体験」が増える福岡の暮らし

「福岡は家賃が安い」とよく言われますが、Uターンして得られた最大の資産は、お金では測れない「時間」と「体験」の豊かさでした。

東京の学生時代、三鷹に住んでいた私にとって、インターンやアルバイトのために都心へ出るのは毎回なかなかの長旅で、満員電車に揺られる時間も長く、今思えばよく頑張っていました。。。

その点、福岡は本当にコンパクトシティ。中心地の天神近くに家賃を抑えてきれいな部屋を借りられるので、職場まで15分ほどで通えます。

あの移動時間がなくなった分、仕事帰りに映画を観たり、美味しいご飯を食べたり、時には終電を気にせず友達と呑んだり。自己研鑽や趣味に使える時間も増え、毎日がとても充実していると感じます。

旅行やイベントもアクティブに楽しめる

福岡は九州のハブ拠点なので、フットワークも軽くなります。週末に思い立って熊本の阿蘇でキャンプをしたり、大分の温泉に日帰りドライブへ行ったり。

それに、韓国へも飛行機で1時間半と、東京より近いんです。私の友達には、毎月のように韓国旅行をして推し活や美容、買い物を楽しんでいる子もいますよ（笑）。空港が近いので、東京でしかないイベントにも飛行機ですぐに行けるのも福岡の魅力です。

また、街自体の活気も十分。主要なアーティストのライブはドームやイベント会場で楽しめますし、今は「天神ビッグバン」と呼ばれる大規模な都市開発が進んでいて、新しい商業施設が次々と誕生しています。街がどんどん面白くなっていくのを肌で感じられる、エキサイティングな時期でもあります。

仕事のやりがいも、プライベートの楽しみも、どちらも諦めない。そんな欲張りな毎日が、ここ福岡にはありました。

東京で培われた素晴らしい経験やスキルは、ここ福岡、そして九州のフィールドで、よりダイレクトに、そして温かい手触り感をもって活かせる場面がたくさんあります。

もし少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひ一度、カジュアルにお話ししませんか。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。