あなたの会社には社内運動会って文化ありますか?
中小企業の中には、社内運動会という文化があり体育館を借りてリレーしたり、
ゴルフコンペを会社でやったりする文化を持っている企業も少なくありません。
なんでも2014年時点で、何かしらの運動会に相当する社内イベントをやっている企業は全体の15%もいるようで、社内の活性化や離職率防止で社内運動会などを取り入れてる企業は多いようです。
では本当に社内運動会・社内レクって必要なのでしょうか?
Web業界にどっぷりつかってる著者の結論を言いたいと思います。
そもそも半分以上の社員が社内イベントに参加したくない?!
実はかく言うリスティングプラスも社内イベントは、多い方に分類される企業の一つになるでしょうか。隔週で開催されている自由参加の部活動。
月一回の月次交流会。
年一回の社員旅行。
年一回のゴルフコンペ。
などなど、結構平日から部活動に精を出したり毎月交流会で
全社員が参加していたりと転職組にはイベントの多い会社と写ってるようです。
先週も休日に全社員でゴルフコンペを開催したばかりで
著者も参加して思ったことがあります。
そもそも社員として
休みの日に朝早くから会社の人と一緒にいたいのか?という疑問です。
おそらく積極的に参加したい!と答える人と
出来れば参加したくない!と答える人に分かれるでしょう。
著者はどっちも派で、そう思ったときもあれば、積極的に参加したいと思うケースもあります。
であれば、主催する側の気持ちになって考えてみましょう。
なんでゴルフコンペなんて開催するの?
ではなぜ、リスティングプラスはゴルフコンペなんて開催しているのか?
単刀直入に代表の長橋に聞いてみました。
私「何のためにリスプラはみんなでゴルフコンペ行くんですか?」
長橋「ん?ゴルフって面白いじゃん!」
私「いやそしたら好きな人だけで行けばいいのでは?」
長橋
「僕たちはコンサルタントとして、クライアントを深く知らなければいけない。なぜ経営者の方々はゴルフにハマる人が多いのか、顧客心理になってみる、これがメインの目的かな。
経営者の気持ちになれって難しいじゃん。だからマネできる所はマネしようってのがうちの考え。服装だったり、仕草だったり、価値観だったり、、、経営者になれなくても経営者感覚にできるだけ近づいてみる。」
とこんな答えが返ってきました。その他にもこんな目的があるのだとか、、
■ゴルフってやったことがない人が多いので、
やったことがなくてもチャレンジする精神を育む。
■ビジネスはWebの世界でも人間関係が超大事。
経営者が使うコミュニケーションスタイルを学ぶ。
■マナーのあるスポーツなので、
結果を出せばなんでもいい精神からの脱却。
■ゴルフは日々鍛錬している人しか結果が出ない。
運動神経やセンスだけ精神からの脱却。
あと会社レクレーションとして大事なのが、
「■組織の上下関係認識を崩さないもの」
でゴルフを選んでいるんだとか。
これが他のスポーツだと元野球部が活躍したりするので、
ゲーム中は確実に会社の上下関係が崩れます。
社内コミュニケーションは組織人として交流を図る場であります。
それが、運動神経や若さで勝てるスポーツを選んでしまうと、
「組織人として信頼関係を築く場ではなく、どっちがスポーツでは上か下か」
を決める場になってしまいます。
その点、ゴルフでは日々練習している人が上手いので
必然的にお金に余裕のある役職者たちから上手くなっていくという構図が出来上がるのです。
ゴルフに行っても役職者が新人メンバーにゴルフを教えている構図が必然的に出来上がっています。
当たり前に会話の内容は、
「先輩って週何回ぐらいゴルフ行ってるんですか?」
「そのウェアってどこで買ったんですか?」
「普段誰と行ってるんですか?」
そんな感じで先輩たちの私生活の価値観や時間の使い方を質問したりする会話になっていきます。
ビジネスとは違い、楽しい雰囲気の中会話を楽しみ、先輩たちの人となりや考え方に触れてみる。ビジネスはスキルとマインド。
専門スキル以外にもビジネスマンとしてのマインドや人間としての在り方が大きく成果を左右していくと思うのです。
社内運動会は上下関係を崩さないもの且つ、大きな目的をもって!
社内運動会や社内レクレーションをやっている企業は多いですが、目的があいまいな中、コミュニケーションの活性化という大義名分だけでやっている企業も少なくないかもしれません。
しかし、会社のイベントとして行うのであればそれ相応のビジネスにつなげる意識が必要です。社員の時間も会社にとっての大事な資産なのです。
ぶっちゃけ社内レクなんて必要ない、って価値観の企業様もいて当然ですが、リスプラでは「人の魅力向上」「人格向上」という所にも重きを置いています。
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ビジネスの成功だけ追って、
それ以外の人間関係ボロボロ、
顧客と趣味の会話もできない。
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こんな人では、クライアントも人である以上一歩引いて会話をしてしまうと思うのです。
私たちコンサルタントは、直接的に経営者とかかわるビジネスなので10年も20年も背伸びするぐらいでちょうど良いのです。
ぜひ、社内レクレーションに参加する際には目的をもって参加してみてくださいね。
ちなみにリスプラのゴルフコンペは平均年齢27~29歳という年齢柄、大半の社員が初めてゴルフをする、といった社員ばかりです。
ゴルフ場や他のお客様からすれば非常に迷惑な話ですが、マナーを大事にされるスポーツなだけに一緒にいく先輩経験者たちはドキドキものです。
(ゴルフは大声で笑ったり、ラウンドが遅いと他のお客さんにも怒られるマナーを大事にするスポーツです)周りに迷惑をかけずに後輩たちを最終ゴールまで連れていく。
実ビジネスのように周りからのプレッシャーが会社の看板を守る役職者たちの精神も育むなーと感じています。
周りの会社の皆さんからは「社長がゴルフ好きなだけだろ」と言われそうですが、代表長橋がスコア180ぐらいの時からずっとゴルフコンペは開催されているので、
目的があって続けているというのは納得でした。
それではまた次回!