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自分を見失った私が、自分もこうありたいと思えた話

はじめまして。デジタルハリウッド株式会社の小島千絵と申します。

2008年新卒入社し、丸10年が経ちました。

気づいたら10年経っていた感じで、相対性理論的に言えば、あっという間だったのは楽しかった証拠、とも言えるかもしれません。

実際、嬉しいのは、社内外ともに周りから「楽しそうに仕事をしているね」と言ってもらえること。

もちろん悩むこと、へこむこと、10年もあれば無かったとは言いません。それでも、なんだかんだ楽しく続けられたのにはきっと理由があるな、と思い、それを振り返ることがデジタルハリウッドの魅力をお伝えすることになるかもしれない、と思い、少しずつ綴らせていただきます。

憧れと現実のはざまで、もがきながらの就職活動スタート

「楽しそうに仕事をしているね」と言われる私ですが、実は、教育業界で働きたい!そんな風に志高く入社したかというと、実はそういうわけではありませんでした。

就職活動をするまで、この会社のことは知らず、かつ、教育業界をメインに就職活動をしていたわけでもなかったので、巡り合ったのは本当偶然でした。

正直、就職活動時代はあまり思い出したくないくらいいい思い出はありません。

というのも、10代は声優に憧れていて、大学と声優学校のWスクールをしてみたり、その後、台本の内容を喋るのも楽しいけど、喋る内容を考えるのも好きだ、とラジオ局で喋ったりもしていて、就職をしない生活を思い描いていたんですよね。

けれど、演技が特別うまいわけでも、そこに向けて必死に練習する情熱もないまま、声優の道は諦め、掘り下げて喋れる得意なことがあるわけでもなく、ラジオDJとしても武器がないなぁと悩む日々。

ゲームが大好きでイキイキとゲームショーの司会をする友達や、英語が得意でかっこよく英語で喋る先輩の姿を見ては、私は何が話したいんだろう?私は何を突き詰めたいんだろう?なんて悩んで、どの道に進めばいいのかわからなくなってしまったのです。

声優の道でもなければ、ラジオDJの道でもないなら、就職をしたほうがいいのだろうか、でもどこへ?

日本の学生時代の就職活動ってヨーイ、スタート!で始まるじゃないですか。

就職しようかしまいかでまず迷い、それでも仕事をしないわけにもいかないよな、と心決まらぬまま、とりあえずの就職活動が始まりました、というか無理やり始めました。


就職活動で悩んでいたあの頃の自分に、大丈夫だよと言ってあげたい。

やりたいことってなんだっけ?悩み悩んだ就職活動時代

コンテンツが好きという軸だけで、Web、映画、映像などに関わる会社をひたすら回ってはひたすらエントリーシートノック。

制作物への熱い気持ちを語ってくれる社員の話を聞いてみて、私にそこまでの情熱が持てるんだろうか…と思うことや、いろんな会社を回ってみた物の、これがやりたい!が見つからないまま時間ばかりが過ぎ、焦りだけが増していきました。

それでも、喋りだけは得意だったので、エントリーシートさえ通れば、面接はなんやかんや進みました。でも。特別やりたいことも見つからず、自分の活かし方も知らない浅い自分は見抜かれ、就職活動では珍しい最終面接で落ちまくるという経験をしました。

自分は何がしたいのか分からない!どうしたらいいの!?と大袈裟ではなく、毎日泣いているような日々でした。

これがやりたい!からこうありたい、へ

そんな中、たまたま巡り会ったのがこのデジタルハリウッド株式会社でした。

当時の関連会社の映画配給会社から、うちは新卒採用しないけど、デジタルハリウッド会社は新卒採用をしています!そんな案内メールが届き、どんな会社だろう?くらいの本当によく知らないまま説明会に参加しました。というのに。帰り道、ここ気に入ったかも…!という思いを胸に鼻歌交じりに帰路についていたのを覚えています。

校舎の移転パーティにて講師の方々と話す私。

何がそんなに刺さったのか。

今でも覚えているのは、社員証に缶バッヂをたくさんつけた先輩社員の方が、学生がデザインして作ってくれたんですって嬉しそうに見せてくれたこと。あとは漫才みたいに掛け合いながら話してくれた飲み会の話。

ごめんなさい、10年以上前のことなので記憶はぼんやりしていてこれ以上思い出せないんです。もちろん仕事内容の話はしてくれていたし、教育業界も楽しそうだなと思ったのも事実なのですが、何よりも、なんて楽しそうに話すんだろう、なんてイキイキしているんだろう、私もそこに入りたい・・・!この先輩みたいになりたい!そう思ったんです。

入社したからお世辞を言うとかではなく、きれいな先輩が多いな、というのは第一印象でありました。いわゆる整った綺麗な人が多いというだけでなく、内面から出る魅力ってありますよね。実際、この会社の人たちって若く見える方向で年齢不詳が多い。私服なのもあるとは思いますが、絶対同年代より若く見える人たちばかり。それだけで、疲れて老けて見えるより、素敵じゃないですか?

それまで、何がしたいか分からないから、福利厚生を並べてはこっちのほうが良さそうかも、知っている名前だしここならいいかな、など表面的な理由で応募していました。やりたいと思ってないのにやりたいと嘘を並べて面接を受けていました。

しかしここにきて、こんな風に働きたい、という自分の“あり方”を軸に会社を魅力的だと初めて感じることが出来たんです。そしてそれは嘘ではなく、心から。

心から魅力を感じられたときに初めて、ではなんでこんなにイキイキ働けているんだろう?日々どんなことをしているんだろう?私だったら何ができるんだろう?と自分事として、会社のことを知りたくなり、この会社で働くイメージが湧き、そしてそれが伝わったからこそ採用してもらえたのかな、と今では思います。

ハロウィンにスタッフみんなで仮装しました!

きっかけがたくさん。まずは遊びに来てほしい

うちの会社は学校機関なので大学生や社会人に向けてのイベントを日々開催しています。もしそこにアンテナが引っかかるものがあれば、ぜひ足を運んでみてほしいと思っています。そのイベントで得られるものももちろんたくさんあると思います。

そして。

そこで働く、飾りのない私たちの姿も見てもらえるかな、と思うのです。


もちろん会社説明会でお話するのもいいなとは思います。ですが、こんな面白いイベントやっているんだ!それを自分で企画できるの?とか、あそこで話しているのが社員の人か、学生と楽しそうに話しているな、とか。きっと私が感じたイキイキを、感じてもらえるかなと思うのです。

そして足を運んでくれた皆さんの目に映る私が、10年前の私が感じたこうなりたいと思った姿になっていたら嬉しいな、と思います。

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