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「フリーランス一人では、この経験はできませんでした」
dcn株式会社のマーケティング責任者を務める角田 賢一朗さんは、dcnでの仕事の醍醐味をそう語ります。消防士として8年間勤務した後、エンジニアへ転職。しかし、大きな組織の会社員という働き方に違和感を覚え、フリーランスのライターとして独立します。
フリーランスとして「公務員向けの転職メディア」を運営していた角田さんが、なぜ再び「会社」という組織、それもスタートアップを選んだのか。
そこには、dcn代表・友口さんとの意外な共通点と、「決断ファースト」を掲げるdcnならではの圧倒的なスピード感、そしてチームだからこそ味わえる「アハ体験」がありました。安定を捨て、変化を選び続けた角田さんの目に、dcnはどう映っているのでしょうか。
「このままでいいのか」 8年間の安定職から"PC1台"の仕事へ、30歳目前での転職
ーー本日はよろしくお願いします。角田さんは消防士からエンジニア、フリーランスを経てdcnに入社されたという、非常にユニークなご経歴です。まずは現在のお仕事と、dcnに至るまでの経緯を教えていただけますか?
はい。現在はマーケティング責任者として、dcnが展開する事業全体のマーケティングを担当しています。新規アカウントのSNS(Instagramやショート動画)の企画設計から投稿、民泊事業のMEO対策まで、幅広く実行しています。
経歴としては、消防士を8年間務めた後 、30歳を目前にして「このままでいいのか」という漠然とした焦りを感じたのが最初の転機です。現場で救助活動を続けたい想いとは裏腹に、事務所の仕事が増えていく現実があり、自分のやりたいこととのズレを感じていました。
ーー安定した公務員のキャリアを捨てるのは大きな決断だったと思います。なぜエンジニアに転職されたのですか?
当時はコロナ禍直前で、PC1台でどこでも働けるリモートワークが注目され始めた頃でした。自分の活躍の場を広げたいと思い、プログラミングを学んで1年間システムエンジニアとして働きました。
ただ、実際に1000人規模の会社で働いてみて、自分は「組織の中で生きる」という会社員的な働き方が合わないんだと痛感しました。ちょうどその頃、身内が体調を崩したこともあり 、地元・群馬に戻ってフリーランスのライターとして独立することにしました。
消防士、そしてフリーランスの経験がdcnと合致
ーーフリーランスとして活動されていたのに、再び会社に所属しようと思ったきっかけは何ですか?
フリーランスとして公務員向けの転職メディアを運営する傍ら 、ライティングだけでなくSNSのショート動画などにも挑戦し、手応えを感じていました。「もう一段ステップアップしたい」と考えていた時に、Wantedlyでdcnのマーケター募集を見つけたのがきっかけです。
ーーそれがdcnだった決め手は何だったのでしょうか。
代表の友口さんとのカジュアル面談です。友口さんが元々東京消防庁にいたと知って、衝撃を受けました。
dcnが運営する「東消塾」は、まさに消防士を目指す人のためのサービス。「自分も元消防士だから、この人たちの気持ちが痛いほどわかる。このサービスを、自分の手でもっと広められるんじゃないか」と強く感じました。友口さんと話す中で、ここなら自分の経験を最大限に活かせると確信し、すぐに福岡へ行くことを決めました。
ーー実際に入社されて、ご自身の経験はどのように活かされていますか?
分かりやすい成果としては、ショート動画ですね。自分が得意とする領域でもあり、再生回数が明確に伸びています。実際、「Instagramのショート動画を見て入塾しました」というお声をいただいた時は、「ちゃんと届いているんだ」と嬉しくなりましたね。
フリーランスでは得られなかった「アハ体験」。チームで戦略を閃く瞬間
ーー入社されて約1ヶ月とのことですが、今、最もやりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
代表の友口さん、PMの三鬼さん、僕の3人で、今後の事業展開について話し合っている瞬間です。アイデアが閃いた瞬間、新しい事業の「扉」が見つかった瞬間は、本当に楽しいです。
友口さんは次々とアイデアを生み出す「アイディアマン」 、三鬼さんは全体を管理する「PM的ポジション」 、そして私は分析と実行を担う「マーケティング・オペレーション担当」 という役割があり、この3人で話していると、一種の「アハ体験」のような感覚があるんです。これはフリーランス一人では絶対に経験できなかったことで、チームで働くことの最大の面白さだと感じています。
ーー逆に、難しさを感じている課題はありますか?
はい、難しいことだらけです(笑)。例えば、新しく始めた民泊事業。SNSを使わずに成功している施設も多い中で、どう集客するのが最適解なのかは常に迷います。 また、「東消塾」のように既に業界ニッチトップの事業で競合にどう差をつけるのかというのも大きな課題です。ここから先は、競合を寄せ付けないため、そしてお客様の信頼をさらに勝ち取るために、どう戦略を立てるか。非常に難しいですが、やりがいのある挑戦だと感じています。
「決めてから、考える」dcnの圧倒的スピード感
ーーdcnならではのカルチャーは、入社してみていかがでしたか?
一番衝撃的だったのは、とりあえずやると決めて、すぐに実行に移すスピード感です。「どう実行するのか」はやりながら考えるというのがdcnのカルチャーとしてあります。
フリーランス時代は、競合調査や市場調査を徹底的にやってから「行けるか?」を判断していました。dcnは、そのプロセスが真逆。「やろう」と決まるまでのスピードが尋常じゃなく早く、このスピード感についていくのが最初の1ヶ月は大変でしたね(笑)。
ーー友口さんや三鬼さんとは、戦略会議のような時間をとられるのですか?
時間をとって戦略会議もしますし、この前はみんなで夕食に行った時に、新事業のPR企画が決まったりもしました(笑)。ラフな会話から本質的なアイデアが生まれるのも、このチームの強みだと思います。
ーーどのような方がdcnのチームにフィットすると思いますか?
「会社員」という意識ではなく、「自分で事業を推進したい」というマインドを持った人です。社長(友口さん)がアイデアを生み、PM(三鬼さん)が全体をマネジメントし、僕(角田)が実行を担う。この座組に、新しい強みを持った方が加われば、さらに面白い化学反応が起きると思っています。
「やりたいこと」がキャリアになる。dcnで描く未来
ーー今後、マーケティングの力でdcnの事業をどう成長させたいですか?
dcnのサービスは、客観的に見ても本当に価値があるものだと確信しています。僕の役割は、その価値を、困っている人や悩んでいる人に「ちゃんと届ける」こと。教育事業も観光事業も、すべてにおいて「業界トップ」を本気で狙っていきます。
ーー角田さんご自身の、今後の目標を教えてください。
実は、「キャリア」ってあまり考えていないんです。僕にとっての幸せは、「やりたいことがキャリアになる」ことだと思っています。今はdcnで求められている役割を全力でこなし、会社に貢献することが一番の目標です。
ーー最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。
「やりがい」という言葉はよく使われますが、dcnは「自分の考えで試し、その結果が良くも悪くも返ってくる」という、本当の意味での"やりがい"を感じられる職場です。裁量権を持って、自分の力で事業を前に進めたい。そう思っている方と、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。