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HR Intern の卒業インタビュー!CS からの移動や今後について語ります!

私 Shiori は大学卒業を迎えるとともに Dcard(Dtto) でのインターンを卒業することになりました。
これまで 30 本ほどの Wantedly story を担当してきましたが、なんと自分のインタビュー記事がない!ということに気づき、急遽上司の Jaja に相談し、この記事を執筆する運びとなりました(笑)

自己紹介

私は日本の高校を卒業後、台湾の大学に入学し、現在は台湾在住 5 年目になります。
大学では観光学部で観光について勉強し、趣味は旅行で、台湾内のすべての都市に行くことが目標です!

Dcard/Dtto 入社の決め手(きっかけ)

2021 年 7 月から Dcard でインターンを始めました。
大学の友達が Dcard のアプリを使っていたことが、私が Dcard を知ったきっかけとなりました。
一度大学内で水筒をなくした際、Dcard の大学掲示板に水筒の落とし物の投稿があるのを友達が発見し、手元に戻ってきた経験がありました。
その他にも履修登録の際に、授業内容や課題の多さ・テストの難易度などを調べるときに Dcard を使っていました。

2 年生の終わりを迎えた夏休みは、コロナの影響で日本に帰ることが難しくなり、台湾に滞在することにしました。
遊びにも行けない状況で、中々やることが見つからなかった私は、なにかオンラインでできるアルバイトを探そうと、台湾の求人サイトに登録しました。
その媒体上で Dcard HR から Dtto Customer Support Intern というポジションでスカウトを受けました。
台湾の企業で働く経験を積みたいと思っていましたが、当時は中国語のみで仕事をすることに抵抗があったため、日本語を使うポジションであることから、ジョインすることを決めました。
ちなみに、当時の選考は、2 回の面接と筆記テストがありました。

この2年間何をしてた?

最初は CS Intern として入社しましたが、働く中で HR の業務に興味を持ち、HR Inten に移動し、今に至ります。

【Japan Community - CS Intern】
ユーザーからのお問い合わせ対応を主に行っていました。
多くの人はお問い合わせ対応を聞くと、口調の荒いクレームなどを対応するイメージが湧くと思いますが、私が対応していた時は、マナーの良いユーザーがほとんどでした。
CS の仕事量については、お問い合わせの量によって変わるので、毎日バラバラでした。
そのためタスクが少ない時は、同じコミュニティチームで働く他のインターン生の業務や、HR が行っている採用広報を手伝っていました。

【Why CS → HR】
HR チームとの関わりが増える中で、CS Intern として対社外(プロダクトのユーザー)の仕事より、HR Intern として対社内の仕事をしてみたいと思ったのがきっかけとなり、移動希望の話を担当 HRBP に相談して、履歴書提出から再度選考を受けました。

【HR - People Operations Intern】
HR に入る前は、上述であるように HR は対社内の仕事だと思っていましたが、対社外の仕事も多くあることに気づきました。
求人サイトに募集要項を掲載し、人材をスカウトし、面接を調整するなど、会社を代表して文章を発信する機会が多いです。
この点は、CS と HR の相似している部分なので、CS の経験が活きていると思います。

会社全体雰囲気は?それぞれのチームで働いて感じる印象

会社は、全体的に従業員の年齢が若く感じます。
選考の際はカジュアル面談を積極的に行っていることもあり、選考の段階でフラットさを感じてもらえるのではないかと思います。
フラットな会社は今や多くの企業に言えることですが、オフィスにお菓子や飲み物が置かれていたり、週に一度会社がお昼を提供するなど、食事関係のサポートが充実しているのは、Dtto ならではだと思います。
さらに、お祝い事やチームビルディング等のイベントへの全力さも Dtto が誇れる部分です。
試用期間を終えるタイミングや入社後の各周年、会社を退職する時など、メンバーの大事な節目を一緒にお祝いする気持ちで、会社からプレゼントが贈られます。
チームビルディングについては、周年や新年・バレンタイン・母の日などのタイミングでイベントを行うほか、各チーム3か月ごとにチームビルディングを行い、チームの結束を強めます。

CS 時代は、一人で黙々と仕事をこなしていました!笑
ユーザーのお問い合わせ対応は一人で担当し、その他の業務は他のインターン生と協力していました。
当時台北オフィスには日本チームのインターン生が多く在籍していたので、仕事内容が違ってもよく話していました。
とても楽しかったです!

HR のインターン生は、それぞれに担当の HRBP がいます。
その担当 BP の採用業務をサポートするので、基本的に「誰かと一緒にやる」という仕事が多いです。
CS に比べて HR チームには 20 人以上のメンバーが在籍してるので、HR チームでランチを食べる際はとても賑やかです!
女性が多く、みんなおしゃべりが大好きなので、Slack の HR チームのチャンネルは気づくと大量の通知が来ていることもあります(笑)


Dtto の人事 Intern って、どんな感じ?

仕事内容は以下の通りです。

  • 採用サポート
    • 募集掲載管理
    • 候補者対応(面接手配など)
    • ソーシング、スカウト
  • 採用ブランディング
    • Wantedly 記事執筆
  • チームビルディング
    • 各種イベントの企画・運営
  • 事務・総務
    • 誕生日ケーキ手配

ある日のスケジュールを紹介したいと思います。
左は忘年会と周年イベントを控えていた時期だったので、会議が多くありました。
右は比較的最近で、上司との 1 on 1 が入っている日でした。

HR をやっていてやりがいを感じるのは、チームビルディング後のフィードバックで楽しかったと言ってもらえた時です。
チームビルディングは頻繁に行うものではないですが、その分一つ一つのイベントに長い時間と労力をかけて準備します。
そのイベントでのメンバーの満足度が高いとやってよかったと感じますし、成功体験となり自分の自信にもつながります。

楽しいと感じるのは、採用活動の中で、魅力的な候補者に巡り合えた時です。
履歴書を拝見し、募集中のポジションに「ぴったり!」と思った時や、面接終了後に面接官から「今の候補者とてもよかった!」と結果を聞けた時、パズルがはまったような感覚になります。
チームが新しく進化する瞬間に立ち会えた時は、嬉しい気持ちになります。

CS から人事への移動で、何か挫折・挑戦はあった?

HR の面接で「HR になったらどんなことをしてみたいですか?」という質問をされた際に「インターン生間の交流がもっと豊かになるきっかけを作りたい」と答えました。
実際 HR Intern になりインターン生交流会を開催したのですが、結果はイマイチで、参加率は低かったです。
CS で行っていたのはユーザーとの 1 対 1 のコミュニケーションでしたが、HR は1対複数のコミュニケーションが多く、全員の考えを把握することが、難しいと感じました。
その後交流会開催の目的を見直したり、FB アンケートで皆の交流会への期待と懸念を聞き取るなどして改善を重ね、参加率を増加させました。
伝え方を工夫するのも大事ですが、相手が何を求めているのかを考えることも大事だと改めて感じ、学習できた気がします。

Shiori が思う、人事経験はどう役に立つ?

私が HR Intern を経験して身についたと考えるスキルは 3 つあります。
一つ目はタスク管理です。
候補者対応をする際、いくつものポジションの何人もいる候補者を同時進行で対応します。
書類審査並びに面接は BP が行うので、自分のタスク管理と並行して担当 BP のスケジュールを把握する必要があり、タスクを漏らさないないように常に気を付けていました。
二つ目は多角的な視点です。
現場メンバーに相談を持ち掛けられた際、思わず相手の立場になって意見を言ってしまいそうになりますが、会社の人事側の立場を同時に考える必要がある、誰かの立場から主観的に考えるのは会社という組織では良くない、ということを学びました。
最後はオーナーシップを持つことです。
初めはインターンという立場から、自分は言われたことをやっていればいい、という気持ちがあった気がします。
しかし、私が企画に参加していたあるイベントで、私の手違いで注文ミスがありました。
その状況に気づいたのは当日で、その時点ではすでにキャンセルできない状況でした。
大事なイベントの際に、周りの人に迷惑をかけたことをすごく悔やみました。
自分の責任感が足りず、確認を怠ったことが原因で起こったことだったため、その後はオーナーシップを持つよう心掛けるようになりました。

今後のキャリアプランは?

4 年間過ごした台湾での生活も、もう少しで終わります。
言語力もそうですが、生活していく能力や仕事をこなす能力など、様々な部分で成長できたと思います。
今後は日本に戻り、社会人として新生活がスタートします。
大学で学んでいた専門分野やインターンで携わっていた人事の分野とはあまり関係のない仕事をしますが、すべての経験があってこそ、進路を決められたと思っています。

Shiori から Dtto を受けようか迷っている方に言いたいこと

挑戦したいという野望がある人が、Dtto に向いているし、ぜひ Dtto に入ってほしいと思います。
ポジションにもよりますが、私が Wantedly でソーシングをする際は、該当ポジションの分野を「やってみたい」と宣言している人にとても惹かれます。
経験があることはもちろん加点になりますが、現在やりたいという意欲がない場合は、スカウトしても返事がもらえないだろうと感じるからです。

CS から HR に移動したいという私の挑戦も、後押しして応援してくれた人がたくさんいました。
上司との 1 on 1 では「次にやってみたいことは何?」「やってみたいのにまだできていないことはある?」という質問が毎回飛んできます。
挑戦したい・成長したい・経験を積みたい、そのような意欲がある方をぜひお待ちしています!

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