写真は「経済産業省のビジョン」です。日本が長寿国家で”全員参加で働く社会を創る”。
その為には健康でなければなりません。国民の健康データをデジタルで集中管理し、医療の合理化、病気にならない健康な体づくりを推進する壮大な計画です。諸外国では既に取り組んでいる事例もあります。PHR(Personal Health Record)の考えです。医療データ・生体データは個人情報なので厳重に管理されなけばなりません。そこでITで出来る事を一部ですが掲載します。
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■1.セキュリティ対策
(1-1)サイバー攻撃・マルウェア感染対策
インターネットを経由したサイバー攻撃やマルウェア感染は、業種を問わず無差別に狙われます。
医療機関様におけるシステム障害は人命に影響する可能性もあるため、
平時からの適切なセキュリティポリシー設計とBCP対策が不可欠です。
(1-2)データ暗号化・情報漏えい対策
院内サーバー(オンプレミス)環境であっても内部からの情報持ち出しリスクはゼロではありません。
万一データが外部に流出した場合でも、暗号化により「開けないファイル」であれば、
被害を最小化することが可能です。
■2.医療IoTソリューション
(2-1)医療機器のデータ・所在管理
医療機器の所在・位置情報管理、酸素ボンベの残量検知などをIoTで可視化し、
これまで煩雑であった機器管理業務を自動化することで、スタッフ様の業務負担軽減や
働き方改革・コスト最適化に寄与いたします。
(2-2)患者・入居者データの見守り・安全管理
入院患者様のバイタル監視、日常の健康データ管理、施設における徘徊監視・転倒防止・
危険エリアへの立入防止など、安全性と安心感の向上に資するソリューションをご提供いたします。
将来的なPHR対応、医療・健康のデジタル化潮流にも適合する領域です。
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以上