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2024年4月より株式会社リブセンスでCTO、株式会社メドレーで取締役CTOを歴任された平山宗介さんが弊社の技術顧問に就任しました。
クオレガでは飲食業界特化の採用プラットフォーム「FoodsLabo」、ホテル業界特化の採用プラットフォーム「HotelsLabo」を運営していますが、株式会社メドレーのCTOとして医療業界特化型のプロダクト開発を牽引された平山さんにエンジニア組織、プロダクト開発のアドバイスをいただき、さらにプロダクトのグロース体制を強化します。
今回は、技術顧問平山さんから見たクオレガのプロダクト組織の特徴・カルチャー、業界特化型のプロダクト開発の魅力、について取締役CPO/CMO田口、エンジニア工藤との3人の対談をお届けします。
田口 健太 取締役CPO/CMO
慶應義塾大学卒業後、株式会社リブセンスにエンジニアとして新卒入社し、就活生向けメディア「就活会議」のプロダクト開発を担当。株式会社リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」のwebマーケティングに従事し、フリーランスとして独立。上場企業やスタートアップのwebマーケティング、プロダクト開発支援を経て、クオレガに取締役CPO/CMOとして参画。現在はエンジニア×マーケターの経験を活かし「FoodsLabo」、「HotelsLabo」プロダクト・マーケティングの最高責任者として事業成長を牽引、IT人材の採用最高責任者としてwebマーケター、エンジニア、デザイナー採用にも従事。
工藤 響 エンジニア
ITベンチャー企業で2社、4年半フルスタックエンジニアとして、 人材系、メディア系のwebサービスの開発を担当、フリーランスを経て1人目のエンジニアとしてクオレガに入社。直近ではFoodsLaboのプロダクトグロース、UI、UX改善、新機能開発と新規事業「HotelsLabo」のプロダクト開発をフルスタックで担当し、2024年2月1日に正式ローンチ。温泉が大好きで、食・宿泊業界にも 親近感があり、この業界の採用課題をエンジニアとして解決してしたいと思い入社を決意。新卒、中途採用も奮闘中。
平山 宗介 技術顧問
2005年日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社入社。未踏ソフトウェア創造事業に採択され、グリー株式会社に転職。その後フリーランスなどを経て、株式会社リブセンス入社。CTOとして組織拡大やサービス開発の責任者を務める。2015年より株式会社メドレーに参加。CTOとしてメドレーのプロダクト開発や、新規事業の創出、組織づくりを牽引。2023年2月に中小企業のDX推進やスタートアップの事業立ち上げを支援する株式会社アトツギを設立。2024年4月に株式会社クオレガの技術顧問に正式に就任。
メドレーのCTOを退任後、クオレガの技術顧問に就任
田口 まずはじめに、改めて技術顧問就任ありがとうございます! プロダクトのアーキテクチャー設計から中途エンジニア採用、新卒エンジニア採用、フェーズごとのエンジニア組織の課題や打ち手など、本当になにからなにまでアドバイスいただいて本当にありがとうございます!
平山 きっかけは紹介からでしたが、田口さんとはリブセンス出身、業界特化型プロダクトに従事という点で共通点も多く、最初の面談は話していて盛り上がった記憶があります。
いつも田口さんと工藤さんと話しているとクオレガのプロダクト組織は、マーケティングとテクノロジーがうまく融合している、マーケティングとプロダクトのバランスがいいなと感じます。
マーケとエンジニアがお互いの立場からぶつかりあっている組織はよくありますが、マーケティングとテクノロジーのどちらも大事で、自然体でお互いをリスペクトし合っているんだなと感じていて、それがプロダクトにもすごく反映されていると思います。
また、2人が飲食店やホテルに対して良いプロダクトを提供したいという想いも普段から感じます、その想いがFoodsLabo、HotelsLaboに色濃く出ているのではないでしょうか。
工藤 実際自分もプロダクト開発をしていて今までで初めての感覚なのは、自分の開発がすぐにユーザーに価値提供できて数値に反映されるという点ですね。これはプロダクトのマーケティング力があってこそだなと。
例えば、直近で自分が開発した機能だとスカウト機能、あいたい機能、大きくいうと新規事業のHotelsLaboのリリースになりますが、正直こんなにすぐに企業に価値提供できて数値を出せると思っていなかったです。
エンジニアとして、自分の開発が誰の何の役に立っているのか?それによって何が変わったのか?の実感があるか、はすごく大事だと思うのですが、自分で開発しながらこのUX使いやすいなとか、こんなスカウト来たら確かに見てしまう、などエンジニアとして自分のプロダクトのUXに納得、というか自信を持ちながら開発できるのは本当に楽しいです。
業界特化型プロダクト開発の面白さ
田口 平山さんは、医療業界に特化したプロダクトをいくつも立ち上げられますよね。業界特化型プロダクト開発の魅力は何でしょうか?
平山 「解決すべき課題がある」ところですね。最近ノンデスクワーカー向けのIT市場に着目が集まっていますが、インターネットが普及した今でも一部の業界ではデジタルツールの活用が進まず、非効率なオペレーションが多く残っています。
業界特化型プロダクトを開発することは、そのような課題に取り組むことだと思いますし、取り組む価値のある挑戦しがいのある課題だと思います。
医療業界では、慢性的な人手不足が課題としていわれています。少子高齢化や医療制度の構造などさまざまな要因によるものですが、医療スタッフの方々によって支えられている業界ですので、その皆さんがより楽に自分らしく働ける環境を支援することはとても重要なことだと思いますし、それがデジタル活用の側面でアプローチすることは意義のあることだと思います。
飲食業界・ホテル業界ではどんな特有の課題が存在するんですか?
飲食業界・ホテル業界の採用課題
田口 まず1つ目はインバウンドの復活によって圧倒的に「飲食店、ホテル人材」が足りないことですね。
まず国家的な戦略として観光業の成長というのを重視していて、実際2030年にインバウンド6,000万人、訪日外国人の消費額を15兆円に目標設定しています。
実は2024年の今年、日本の歴史上、過去最高の3,310万人の外国人の方が日本を訪れる見込みで、これはコロナ前の2019年を上回ります。
外国人の方が日本に来て何をするかというと観光地で「日本食」を楽しむ、そして必ず「ホテル」に泊まりますよね。
インバウンドにより飲食店・ホテルの需要は上がるので採用力のある企業は、このインバウンドの波に乗り業績を伸ばせる一方、採用できないとチャンスを損なうとも言えます。
飲食店ならどんなに予約が入っても、飲食人材、例えば、料理長、シェフ、キッチンスタッフ、ホールスタッフがいなければ、そもそも料理を提供できず回らないです。
ホテルの場合も、フロントスタッフ、清掃スタッフが充分な人数いなければ、チェックイン、部屋を提供できないです。予約を取ることはできるのに、部屋の稼働率を抑えなければいけない状況が発生してしまいます、非常にもったいないですよね。
2つ目に、飲食・ホテル業界ではダイレクトリクルーティングがまだまだ浸透していない、ということです。
IT業界ではスカウトを送り、カジュアル面談を重ねながら口説く文化というのは普及していますが、飲食業界・ホテル業界では、まだまだ求人サイトに求人を掲載して応募を待っている、というのが現状です。
ですが、今のマーケットを考えれば、企業側からどんどんスカウトを送って自ら良い人材を取りにいく必要がありますので、FoodsLabo、HotelsLaboの存在意義はそこにあると考えています。
実際、「うしごろ」や「うしごろバンビーナ」を運営されているサング様のように、FoodsLaboでどんどんスカウト送っていただき、とにかく会うを重視することによって若手の採用を実現、という事例も増えてきました。
創業13年で売上高50億円、「うしごろ」サングの右肩上がりの急成長を支える採用プラットフォーム「FoodsLabo」、その使いこなし術とは?
まずは「会う」。若手人材の獲得はスピード勝負。応募があったら、まずはできるだけ早く面接にこぎつけることです。以前は、応募があったらまずはその人の経歴の確認など、何度かのやり取りをしてから面接、という流れでしたが、そうするとやり取りの中で連絡が途絶えてしまうことも。これを実践してから、1次面接へつながる割合が8%から40%まで改善しました。
連絡が途絶えてしまうのは特に20代の方に多いのですが、20代の若い方々こそ特に我々が採用したい層。おそらく他の企業も同じで、20代にアプローチが集中しているのだと思います。欲しい人材をいかに獲得するかはスピードも大切だと感じています。
これからの時代は「ダイレクトリクルーティング」で採用せよ!「FoodsLabo(フーズラボ)」のクオレガ・佐藤康成氏が提唱する、攻めの採用活動
工藤 僕は岩手県出身で温泉が大好きなのですが、自分のお気に入りの温泉が、自分が開発したプロダクトでホテル・宿泊業界の経験者にスカウトを打って人材採用に成功し、価値提供できる、そういう体験できる業界なのは本当に面白いですね。
あと地方出身者として外国人の方が、日本の地方に行って観光にお金を使ってくれることはすごいポジティブだと思っています。ホテル・旅館の雇用も生まれますし、そのホテル業界を人材採用の面から支えていく、というのは社会的意義も大きいですよね。
クオレガのプロダクトは飲食業界、ホテル業界向けで、この業界は、エンジニアから見ても馴染みがあるというか、飲食店・ホテルは誰でも利用するので、実際に使ってくれる方をイメージしやすいという特徴があります。開発者として使ってくれる人の顔が浮かぶというのは、モチベーションになりますね。
ToBのUI・UXへの異常なこだわり
平山 クオレガのプロダクトの特徴として見ていて思うのはUI・UXへのこだわりが強いと感じます。飲食業界、ホテル業界のプロダクトだからこそこだわっているポイントはありますか?
田口 toB(企業の管理画面)のUI・UXへのこだわりですね。toC側にこだわるのは当たり前として、飲食店、ホテルの人事の方が使う管理画面の使いやすさには異常なこだわりを持っています。
まず1つは、ビジネスモデルが成果報酬のプロダクトなのが理由ですね。FoodsLaboも、HotelsLaboも求人掲載、スカウト、全て無料で求職者様が入社して初めて費用をいただくので、まず求人を掲載してもらって、スカウトを送っていただかないとまったく価値提供できず収益が生まれない。
ということは当たり前ですが飲食店・ホテルの方に使われる、使いたくなる、効果の出るプロダクトを作らなきゃいけない。
2つ目の理由は、採用活動は自分のアクションから結果が出て楽しくないと続かないから、ですね。
僕も工藤さんも自らダイレクトリクルーティングでエンジニア、デザイナーの採用活動を行っていますが、スカウトから応募があった!すごいキャリアの人とカジュアル面談で出会えた、返信が来た!今日会った方どうだった?今すぐ次会いたい!という感じで、イベントがあればあるほど楽しくなってきます。
その楽しいイベントは、スカウトから応募があり面談を実施しないと起きません。だからこそ、スカウトを送りたくなるUX、そして求職者の方もスカウトが見たくなるようなUXをこだわって実現する、その結果、スカウト送信数が増え、スカウト既読率が高くなり、応募も増える、その循環だと思うんです。
いつもプロダクト組織のメンバーにプロダクトの1つ1つの機能を、USJとかディズニーランドのアトラクションだと考えよう、と言っています。
今はフェーズ的にもエンジニア、デザイナー、自分たちが実際にエンジニアやデザイナーのダイレクトリクルーティングの媒体を利用して、自らスカウトをうち、カジュアル面談をしています。
自分たちが採用活動しながら、自社の採用のプロダクトを作っているというメリットも活かしながら、採用を楽しめるUI・UXを提供したいなと強く思っています。
飲食店やホテルの方に、すごく使いやすい!とお褒めの言葉をいただいたり、エンジニアやマーケターのカジュアル面談で、toB側のプロダクトのデモを見せるとものすごくびっくりされるので、それはやっぱり嬉しいですね!
工藤 エンジニアから見ても使いやすいUI・UX、見ていて楽しい、そう思えるクリエイティブを開発するのはやっぱり楽しいです。ステージング環境で関係者でデモを確認する時、みんな思わず「え、めっちゃ使いやすい!!」と自画自賛することがしょっちゅうあります(笑)
BizDevを通じて企業様からスカウトや求人のUI・UXのお褒めの言葉を共有してもらうことも多いです。
またエンジニアとしても、確実に使ってもらえるプロダクトを作らなければいけない、というプレッシャーがあるので、良い意味で力に変えれています。
スカウト機能については、めちゃくちゃ簡単で送ることができ、かつtoC側にどのように見えるかわかるUXになっているので、そこはReactで実現しました。
田口 プロダクトはもちろんですが、マーケティングのクリエイティブもtoC, to Bに関わらず、本当にこだわっています。新卒中心のデザイナー組織ですが、デザインガイドラインも作り、組織単位でクオリティーを維持しながら、毎週新規クリエイティブを出せる体制を整え、なんならデザイナーに広告運用まで任せています。
うちの組織はデザイナーに企画、デザイン、広告運用まで意図的に担当してもらっていますし、クリエイティブにこだわりながら成果を出す、というカルチャーがありますね。
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若くてモダンで前向きなプロダクト・デザイン組織
田口 平山さんは、グリー、リブセンス、メドレーなど、大企業からミドルベンチャーでの開発経験、そしてメドレーのエンジニア組織を数人のところから大規模組織に成長させるなど、いろんなプロダクト開発組織をみてきていると思うのですが、クオレガのプロダクト・デザイン組織はどんな印象ですか?
平山 若くてモダンでとにかくポジティブ、でしょうか。
モダンなツールを活用していますし、プロトタイプの文化もしっかりあり、デザイナー、マーケター、エンジニアがうまくコラボレーションできているなと思っています。
あとは、ポジティブで前向きな若手が多いという印象で、自分たちのデザイン、プロダクトで課題を解決できる、未来を信じてると感じます。
解決すべき課題をしっかり設定し、それをポジティブに解決しようとする雰囲気には好感をもっています。
工藤 自分が感じるのは、UXにこだわりつつスピードがとにかく速いのが特徴だと思っています。
企業様からのフィードバック、普段自分たちがエンジニアやデザイナーのダイレクトリクルーティングのプロダクトを使っていて、これすぐに変えよう、こっちの方が良さそう!となったときに、田口さん、僕、デザイナーでちょっと集まって話すと、すぐに改善案がまとまり、MTG後には、開発待ち、僕の実装待ちですか?みたいな状況にすぐになります(笑)
良い意味で、思いついてしまったら一刻も早く形にせずにはいられないという感じですね。もちろんタスク管理や優先順位づけ、スケジュールなどもしっかりマネジメントはしますが、エンジニアとしてはプロダクトに関わるメンバーが今すぐ形にしたい!と思えるような開発をするのは非常にポジティブで良いことだと思ってます。
UXにこだわる、スピードを出すためのリリース・インフラ環境
平山 プロダクト開発のスピードを出すために技術的にこだわっている点はなにかありますか?
工藤 スピード感に対応するための開発環境にはこだわっています。組織としてUI・UXに強いこだわりを持っていますが、UI・UX開発は細かい開発の積み重ねになりますよね。
また、HotelsLabo開発も始動したことによってインフラ環境もHotelsLaboの環境構築に加え、細かい単位・リリースでの動作確認ができるように求めらました。つまり、何か改善ポイントが見つかり、実装したらすぐ検証環境で企画者が確認して修正、リリースをかなりの速度で回す必要がありました。
当初は、リリースが多くなることによって、1人でリリース作業を行うコストが大きく、作業手順を確認しながら毎回リリースしたり、その時間拘束されてしまったりする問題がありましたね。
そこでインフラ環境のコード化によってインフラ構築の管理負担を減らしつつHotelsLabo用の検証環境を作って、自動デプロイで一貫して行えるようにしました。
今では、急な差し込みタスクであってもすぐにリリースできるくらいリリース作業の負担を軽減。基本的に誰でもリリースできるようになったので、ここはプロダクトグロースに貢献できてるかなと思ってます。
エンジニア組織立ち上げフェーズでしか体験できないこと
工藤 平山さんがメドレーに入社された2015年は数人のところから、大規模のエンジニア組織まで成長されたと思うのですが、クオレガの開発組織はまさにこれから組織を作っていくフェーズになります。
立ち上げフェーズだからこその楽しさはなんなのでしょうか?
平山 プロダクトが増え、エンジニアの人数が増えていくと、これはある意味成長していることなのですが、守りのシステムの整備や、組織づくりにも悩むことがでてくると思います。
いまのクオレガは、エンジニア、マーケター、デザイナー、PM、BizDev、いろんな職種がお互いにリスペクト、理解しながらプロダクト開発に取り組めていると思います。
なので、いまは課題に対してワンチームで取り組めるという環境がありますし、これから先は組織拡大に伴ってでてくる難しい課題にそのワンチームで取り組んでいくという機会がある。とても面白いフェーズだと思います。
大企業・フリーランスを経たからこそわかるミドルベンチャーでプロダクト開発する魅力
田口 工藤さんも僕も、一度フリーランスを経験してから、ITベンチャー企業でプロダクト開発に参加、という共通点があるんですよね。
工藤 僕がクオレガに入社する前は、フリーランスだったんですが、正直業務をこなしているだけで感情報酬がなく、デメリットの方が多かった気がします。
ずっと1人で開発しているので、周りと良いプロダクトを作ってる感がある方が楽しく自分は組織で開発する方が向いているなと感じました。
あとは、前職ではデザイナーがいなかったので、エンジニアが簡単なデザインも担当していて、全然良いUXを提供できている自信がなかったです。うちはデザイナーも揃っていますし、デザイナーと一緒にUXにこだわったプロダクト開発するのも魅力の1つです。
田口 僕もフリーランス期間が2年弱ありましたが、強みの仕事に特化でき価値提供できる、いろんな会社、プロダクトのマーケティングに関われる、海外旅行がたくさんできるなどメリットもありましたが、2年で限界でした(笑)
フリーランスを経験したからこそ、存在意義を感じるプロダクトのグロース、マーケティングを優秀なデザイナー、エンジニアと一緒にできるのは本当に楽しいですね。
掛け合わせでユーザーにバリューを出す文化を大事にしたい
平山 あと、クオレガのプロダクトデザインマーケティング組織は、掛け合わせをすごい大事にしていますよね。特に田口さんがすごいこだわっているように見える(笑)
田口 正直、ものすごくこだわっています!そもそも掛け合わせでプロダクト開発するのってめちゃくちゃ面白いし、役割を染み出して仕事するの楽しくない?って思ってます。
僕の場合は、エンジニア×マーケティングですが、ファーストキャリアがエンジニアで、そこからCMO/CPOをしている人ってなかなかいないと思うんですよね。
これは新卒入社した当時のリブセンスのCTOにアドバイスいだたいたのですが、最終的にマーケターになるとしても、最初エンジニアで技術の知識身につけておけばプロダクトグロース、マーケのなにをやるにしても強みになると思うよと。
実際、開発において自分がDB設計やサーバーサイドの会話をエンジニアとできるのも強みになっている自信があります。特にマーケティングとエンジニアリングを同時に考えられるので、速攻で解決策を考えて、アクションにつなげれるので、スピード感を出せるのがメリットだなと感じています。
なので、それぞれの職種でバリューを出すのはもちろんのこと、何かを掛け合わせた方が市場価値もあがりますし、もっと仕事が面白くなると思っています。
工藤 実際、田口さんがエンジニア出身なのはプロダクトグロースのスピード感という意味でも活きていると思いますし、そこが組織の瞬発力、スピード力になっていると思います。あと担当役員が技術理解あるというのは、エンジニアとしては安心ですよね。無茶振りは無茶振りでも納得感があるというか(笑)
最近僕の場合は、マーケティング力を厳しく言われています(笑)しっかり事業をグロースするエンジニアになれるよう日々努力しています。
田口 組織としてのスピード感を出すために、どの職種にも掛け合わせでバリューを出すことを意図的に求めています。デザイナーには、プロダクト企画、マーケティングを求めますし、エンジニアにも開発はもちろん、マーケティング、プロダクトグロースを求めます。
一定のフェーズまでは、プロダクト、マーケティングどちらも自分が最高責任者として分離せずグロースしていきたいと思っています。
あと、営業担当役員、営業のマネージャーとのコミュニケーションもすごく大事にしています。しっかり営業の方が、現場で顧客からのフィードバックをすぐに反映するという文化を作る、お互いリスペクトし合い、協力体制を組む、言葉で言うのは簡単ですが、本当に徹底している自信があります。
簡単な話、エンジニア、デザイナーと営業が仲悪い、全然話していないとプロダクトグロースのスピードは出ないと思ってるので、まずは役員間の関係からすごく大事にしています。
エンジニア組織拡大、プロダクトグロースを一緒に行う中途エンジニアを募集
平山 最後になりますが、どんなエンジニアと一緒に開発組織を作っていきたいですか?
田口 うちのプロダクト組織は、エンジニア、デザイナー、マーケター、PM、Bizdevが一体となってプロダクトのUXに向き合い、スピード感を持って改善し続けるというカルチャーがあります。
飲食業界・ホテル業界の課題感に共感でき、UI・UXへのこだわりがあるエンジニアと、プロダクトをグロースする、そんな組織を一緒に作っていきたいなと思っています。
本当に多くの外国人の方が、日本での食事やホテルの宿泊をすごく楽しみにしてわざわざ遠くから来てくれていると思うので、日本旅行の思い出となる飲食店・ホテルを、採用という観点から支えていくのは本当に面白いですよ!
工藤 エンジニアとしての技術のベースはある上で、プロダクトグロースする意思が強いエンジニアの方に加わっていただけると嬉しいですね!良い意味でこだわりがない人が、うちの組織には合うかもしれません。
自分の使いたい技術とか、好ましい開発組織とかではなく、プロダクトを主語にして、プロダクトを本当に良くすることを大事にするエンジニア組織を作っていきたいなと思っています。
なので、飲食業界、ホテル業界に対しての課題感とか、日本ってインバウンドによる観光で成長する国だよね、これだけインバウンドの方が日本に来てくれるなら、飲食店とかホテルの需要はすごいあがるわけで、人材不足は深刻になります。
自分は地方出身なので地方の観光に人材採用で貢献できるみたいなところは嬉しいですね、なのでプロダクトへの共感は大事だと思います。
平山 マーケティングとテクノロジーをうまく融合しながらUI・UXにこだわりながらプロダクトを伸ばしていいきたい、変化を楽しめる環境だと思うので、そういうエンジニアの方がフィットするのではと思います。
田口 平山さん、本日はありがとうございました!これからもよろしくお願いします!