監査法人出身の会計士が驚いた、CUCの圧倒的スピード感

株式会社シーユーシー(旧社名：エムスリードクターサポート株式会社、以下CUC）で働く「中の人」を取材するこの企画。今回は、経営管理部で財務経理として働く徳重友紀さん（32歳）をご紹介します。

九州大学経済学部卒業後、24歳の若さで公認会計士資格を取得。あずさ監査法人での会計士、その後スタートアップの事業会社にて経理経験を経た徳重さん。大手監査法人、企業経理両方の経験を持つ経理財務のスペシャリストが、転職先としてCUCを選んだ理由を聞いてみました。

____現在のお仕事内容を教えてください。

メインは、経営管理部門での予算計画づくりや、予実管理、決算業務などです。具体的には、各事業部門の予算をまとめたり、業績が経営目標に滞りなく向かっているかを確認するために予算と実績を照らし合わせて適切に管理したり、という仕事をしています。

また、自社以外にも、CUCの子会社や、コンサルティング先医療法人の予算管理も行っています。

____前職はどんなお仕事をされていたのでしょうか？

大学を卒業後の翌年、公認会計士の取得を取り、その後はあずさ監査法人で監査業務を3年間経験しました。あらゆる制度が整った大手ならではの環境で、優秀な人に囲まれて働く毎日は、とても充実していました。

ただ、監査法人で担当していた仕事は、クライアントの決算数字などの“すでに出来上がった後の数字をみること”がメインでした。特に新卒という立場なので、クライアントの事業内容にアドバイスをしたくてもできない状況で、もどかしい気持ちが日々募っていき…。社会人4年目を迎える年、数字を作りあげる側の経験もしたいと考え、思い切ってスタートアップ企業への転職を決めました。

転職先のスタートアップ企業は、経理として決算数字が出るまでの一連のビジネスフローを学びました。ワンフロアに全職種の社員が揃う規模感で、社長にも気軽に声をかけられる、ベンチャーらしいところが好きでした。

2年程経験してみて、次は事業の未来を担う将来指標をつくる仕事がしてみたい、と考えるようになって、出会ったのがCUCでした。

____なぜCUCを選んだのですか？

CUCへの転職のきっかけは、既に経営管理のメンバーとして入社していた知人から誘ってもらったことでした。彼はとても優秀かつ信頼できる人柄で、周りの人を巻き込んでいくリーダーシップもある魅力的な人物でした。これまで周りにいないタイプで「この人と一緒に働いてみたい！」と思ったんです。

もう一つの理由は、医療という業界に惹かれたことです。元々、いつかは社会貢献をしてみたい、と思っていました。ただ、社会貢献ってボランティアやNPOといった非営利でしかやれないと思いこんでいて、企業で働きながら行うのは難しいと諦めていたんです。

その点、CUCは、社会貢献とビジネスを両立していて、そこに大きな魅力を感じて、転職を決めました。

____転職して1年、勤めてみてどうですか？

1年間が一瞬に感じる位、圧倒的スピードでした（笑）。毎月のようにコンサルティング先や子会社が増える会社なんて、なかなかないですよね。ものすごい成長フェーズにいる会社でしかできない経験をさせてもらっています。

ただし、これは予算や決算の数もそれだけ増えるということで、その都度新しく会計システムを入れたり、変更したり・・・。キャパ以上の仕事をすることで、結果的に自分のキャパが広がっていると感じます。

やはり医療って、世の中に必要としている人が本当に沢山いる分野なので、誰かの役に立てている、と感じることがやりがいですね。

____これから、どんなことにチャレンジしたいですか？

今は、飛んできたボールをとにかく打つ！という仕事の仕方をしているのですが、ボールの球がどんどん大きくなる中で、今後はもっと仕組みを整えたり、制度を整備していきたいと思っています。

そして将来的には、もっと医療法人の中まで深く関わって、予算作りからサポートしたいです。営利の追求がしづらい医療業界ですが、経営が赤字になってしまっては、結果的に患者さんに迷惑がかかってしまいます。私たちがもっと深く医療法人に関わることで、医療の質を落とさず、安定した病院運営ができるようになると思うんです。

個人的には、これからメンバーマネジメントも覚えていきたいですし、やりたいことがたくさんありますね。