「北海道の未来をつくっていくのが役割」ローカルチームのマネージャーに話を聞いてみた

こんにちは、クリプトンの寺田です。
今回は地域を応援するローカルプロジェクトの企画・運営を担当するローカルチームの事業内容や成り立ち、ビジョンについてマネージャーの服部さんにご紹介いただきます。

では、服部さんにバトンタッチ！

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みなさまはじめまして！

クリプトン・フューチャー・メディア、ローカルチームのマネージャーを務めています服部亮太と申します。今回は当社のローカル・地域に関する取り組みについてお話させていただきます。

当社代表の伊藤は北海道の東に位置する標茶町の出身です。そして今の会社を北海道で起業し、そして今も北海道にある、生粋の北海道の会社です。起業以来音に関する事業を行っていますが、そもそもインターネットとの出会いが起業のきっかけでした。インターネットは場所の制限を飛び越えて様々なやり取りができるので、これまで北海道は東京から離れていることがネックだったのが、それを使えばこの北海道で仕事ができるし、かつチャンスもある、と伊藤は考えてきました。

一方私の入社は2014年。札幌でクリエイターが集う場所づくりを行うプロジェクトの相談を、当時は外部の立場で話を聞いていたのですが、本気で取り組むには中に入ってやらねばと思い、入社を決めました。当時会社には札幌・北海道のことを専門で扱う部署はなく、私は他のチームに所属しながらその取り組みを行っていました。

そのうちに今のローカルチームの中心となるプロジェクトDomingoのアプリの開発や、札幌を舞台にした新しい未来を切り拓くためのクリエイティブイベントNoMapsの構想があがり、2016年12月に正式に「クリプトン・フューチャー・メディアローカルチーム」としてひとつの部署となりました。

ローカルチームは主にこの北海道という地域と共に、新しい価値をつくっていくことを目指しています。みなさんのイメージの中にもあるかもしれませんが、北海道は例年国内外から観光で多くの方が訪れ、自然や食に恵まれているとても魅力的なところです。しかし一方で過疎化・高齢化が進み、2040年には今の北海道の人口の20％の100万人以上が減少するという統計データもあり「このままではいけない」という事実が目の前にあります。だからこそ、今の北海道の魅力に便乗してその価値をすり減らすのではなく、多くの人が脈々とつくってきたこの価値を受け継ぎながらも新たな価値を創造し、北海道の未来をつくっていくのが私たちの役割です。

Domingoではアプリやインターネットからの情報を通じて北海道とつながる「バーチャル道民」を増やし、将来的な北海道の活力につなげていくことを目指しています。NoMapsはITなどの新しい技術や発想をこの北海道にインストールし、多くの課題解決を行うことで、北海道を実証実験の先端地に―いずれも北海道に新しい価値をつくるための取り組みです。新千歳空港にある360°円周スクリーンで北海道を体感できる「北海道ぐるっとシアター」、飲んだあとにパフェを食べる札幌の新たな食のムーブメント「札幌シメパフェ」、子供たちのためにあらゆるプログラミング教育の機会を提供する「ジュニア・プログラミング・ワールド」など、ローカルチームを通じて行う取り組みには全てその想いが一貫しています。

北海道の各地域に目を向けると、その地域に根差して地域を舞台に活動する若いひとも多くいます。このコロナ禍において都市部から地方への移住などを検討する方が増えたり、テレワークや休暇を取りながら仕事をするワーケーションが進んでいて、北海道にとってはまだまだこれからがチャンスです。

クリプトン・フューチャー・メディアローカルチームとして、これからも地域やそこで暮らすひとに寄り添いながら、一緒に新しい価値をつくっていきたいと思っています。

…とこんな感じで大丈夫でしょうか？（笑）固くてすみません。
私は一度東京で働いたこともありますが、北海道にいた方が新しいアイデアがたくさん生まれます。なぜだろうと思うこともありますが、やっぱり周りには自然もたくさんありますし、何を食べても美味しいですし、暮らしやすいそういった環境が影響しているのかもしれません。

もし興味をもっていただいた方は、ぜひ何かしらでご一緒しましょう！
北海道と私たちはいつでもみなさんを待っています！