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第二の故郷、中南米の旅 ~COO並木の出張記~

こんにちは、COOの並木です。今日は、今年の3月に行ったメキシコ、ニカラグア出張についてお話させていただければと思います。弊社にはこんな仕事もあるんだなあ、というイメージだけでも共有させていただければ幸いです!

さて、少し個人的な話になりますが、僕は実は幼いころ、父の仕事の関係で5歳から10歳まで中南米のグアテマラとペルーという国で過ごしました。日本人学校に通っていた為、当時はあまり自分がラテンの国々になじんでいるという感覚はありませんでしたが、なぜか今となってはスペイン語を話す仕事をし、頻繁に中南米出張に行き、サルサダンスをたしなむ、ということで、幼少期の体験というものは自分の人生に大きな影響を与えるんだなあ、ということを日々実感しています。

ということで、日本から直行便で飛ぶこと12時間半。メキシコシティに到着。14時間の時差で体は完全にボケていますが、空港に降り立った瞬間から感じるその匂い(その国独特の匂いってありません?)で、「おお、第二の故郷に帰ってきたな」という変な懐かしさに迎えられます。

さて、そこからさらに車でいくこと7時間・・・ようやく目的地に到着します。今回の出張の目的は、新規貸付先候補のマイクロファイナンス機関の現地調査。メキシコのとある村のマイクロファイナンス機関の現場でのオペレーションをモニタリングします。実際にオフィスで、どのようにして融資の意思決定が行われているか、どのようにして反社会的勢力への融資を排除する体制が整っているか等を確認し、実際の顧客を訪問してインタビューをしたりします。



(クライアントをインタビュー)

実はこの仕事も僕にとっては懐かしいものです。というのも、僕は青年海外協力隊でニカラグアのマイクロファイナンス機関で働いていたことがあり、その時の仕事の一つが顧客を訪問して彼らに基本的な金融教育を行うものだったので、マイクロファイナンス機関の顧客を現地で訪問するのはとても慣れ親しんだ仕事なのです。(どんだけラテンアメリカ好きなんだ。。。笑)

こうして、日本の個人投資家から募った資金が、弊社を通じて新興国のマイクロファイナンス機関に届き、それが最終資金需要者に渡るまで、川上から川下までの流れを俯瞰してみることができます。今までの人生の経験が一つの線になってつながっている感覚が味わえて、まさに感慨深い瞬間です。まさにConnecting the dots バイ Steve Jobs.

現地に一泊し、次の日の午後、再度車で7時間、メキシコシティまで戻ります。メキシコシティで一泊して次の早朝、今度はメキシコシティから飛行機で1時間の街で、同様にマイクロファイナンス機関の現地モニタリング。

このあたりで、時差と疲労の為、眠気のピークを迎えます。眠いけれど、飛行機を待っている時間に眠ってしまうと乗り過ごす可能性が高いため、コーヒーやコーラで必死に眠気をこらえます。日帰りで2つ目の現地モニタリングを終え、今度はニカラグアへ。青年海外協力隊で過ごした、これまた第二の故郷です。

ニカラグアには金曜日に到着したため、週末はゆっくり、と言いたいところですが、当時の友達と遊ぶことに! 当時よく行っていたサルサクラブに行って友達に再会! ダンスは国境を超える!ということで、疲れはピークに達しつつも、つかの間の最高の瞬間を楽しみます。



(当時よく行っていたサルサクラブ、FANDANGO)

月曜からは今回の出張3つ目の金融機関の現地モニタリングを実施。オフィスはもともと学校だったところを利用している、ということで、一つの教室を一つの部署に割り当てて使っていました。システム部なんかは、小学校の教室のようなところにサーバーが並んでいる感じが、なんとも中南米っぽくて、よい!



(金融機関には、、、見えませんね。。。笑)

こうして、1週間でメキシコの2つのマイクロファイナンス機関とニカラグアの1つのマイクロファイナンス機関を現地調査する、という強行日程を終えて帰国しました。帰りの成田→家の電車の中では、心地良い疲労感で感傷に浸ります。こうして、世界中の人をつなげる仕事は僕にはとてもあっているなあ、と思い、またこれからも頑張ろう、と思い直すのでした!

世界を飛び回って、垣根をなくすお仕事に挑戦したい、そんなあなた、お待ちしております!

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