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ベンチャーマインドで新しいビジネスに挑戦。新規事業のデータマーケターとリサーチコンサルタントとは【株式会社クロス・マーケティング】

株式会社クロス・マーケティンググループ マーケティング本部 本部長
株式会社クロス・マーケティング リサーチプランニング本部副本部長 (兼務)
芹澤 優樹

▼インタビュー前編 事業立ち上げの経緯や今後のビジョンはこちら!

データドリブンなアプローチでマーケティング課題を解決。「リサーチ分析力」を活かした新規事業立ち上げの経緯と展望【株式会社クロス・マーケティング】 | 株式会社クロス・マーケティング
株式会社クロス・マーケティンググループ マーケティング本部 本部長株式会社クロス・マーケティング リサーチプランニング本部副本部長 (兼務)芹澤 優樹 ー新規事業としてデータドリブンなマーケティングを活かしたコンサルティング部門を立ち上げられたとお伺いしていますが、具体的な事業内容をお聞かせください。 ...
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自らの考えを実現化する手応えを味わえる

ー新規事業のリサーチ・コンサルティング部では、どのように仕事を進めていますか?

多くはメインのメンバーが1人とサブが1人、ペアでプロジェクトを進めます。マーケティングに関する課題をお持ちのクライアントに対して営業と共にヒアリングを行い、解決のためのソリューションを僕らが提案するような形です。

まだ立ち上がったばかりの少人数精鋭で動いているので、自らクライアント課題を聞いて、最適なソリューションをプランニングして提案するということが求められます。自らで考えそれが実現化し、クライアントの課題を解決して、社に収益をもたらすという手応えを味わえるのは、新規事業の醍醐味ではないでしょうか。


ーそれぞれがプロジェクトを抱えている中、社内でのコミュニケーションはどのようにとられていますか?

週1でメンバーが集まるミーティングや逐次社内のハングアウトなどでコミュニケーションをとっています。その他にもG Suite等、徹底活用しています。

スプレッドシートに各自案件状況をまとめ、データポータルで可視化するだけでなく、毎週KPIをトラッキングし、稼働の入力漏れや案件進捗の更新漏れを毎朝ハングアウトのbotでお知らせできるような工夫もしています。

また他グループのメンバーを交えながら週1でノウハウシェア会も実施しています。データ変換ツールやBIツールの使い方をレクチャーしたり、プログラミングやデジタル領域のトレンドをシェアしたりなど、自部署に留まらず良い情報はどんどんシェアして社内コミュニケーションを図っています。


リサーチ分析に強みを持った新規事業メンバー

ーリサーチ・コンサルティング部が立ち上がって1年弱と伺いました。現在のチームメンバーはどのような方々がいらっしゃいますか。

メンバーの3分の2は元々社内にいたリサーチャーが中心です。その他のメンバーは中途採用で入社したものです。

ーリサーチャーというと、どのような業務をされていたのでしょうか?

いわゆる調査業務です。まずはクライアントからのニーズを元に最適な調査方法を選定、設計を行います。調査方法はネットでの調査配信やグループインタビュー、デプスインタビューなど様々あり、それら結果を分析したものをクライアントに報告します。

このような調査設計分析業務というのが、リサーチャーのスタンダードな仕事です。


ー今までのご経験の幅を広げて、コンサルティングをされているのですね。中途採用でご入社された方はどのようなご経歴の方がいらっしゃいますか?

例えば、データマーケターの場合はデータアナリストですね。旅行会社で顧客分析をやっていたデータアナリストや、マーケティングリサーチ会社出身のものですが、一度大学院にまた戻って統計解析の方を専門に学んでから戻ってきたメンバーもいます。

データマーケティングなので、そもそもデータ分析するという基礎力があるメンバーが多いです。それはリサーチ業界じゃなくてビッグデータを解析するチームにいたり、大学で統計解析専門に学ばれたことがベースにあります。

もう一つのリサーチコンサルティンググループは、まだ中途で入社したメンバーはいないですね。

ベンチャー気質が残っているからこそ、できる仕事

ー今後事業拡大にあたり、新しいメンバーを募集されると思いますが、どのようなご経験をお持ちの方が活躍できそうでしょうか?

データマーケターに関しては、基本的にクライアントからもらった行動データや、アンケートによる意識データなど、いろんなデータを統合的に分析して、最適なマーケティング活動に導くことをします。ちょっとだけ入り込んだ話になりますが、データサイエンティストではないんですよね。あくまでマーケター、データマーケターになります。

「クライアントのマーケティング課題を解決する」というスタンスなので、基本はマーケターというところに軸をおきつつ、データ分析するその手段を持っているということが必要です。そのため、「データ分析だけやってきた」というご経験だけではなく、クライアントからヒアリングをして課題を引き出し、マーケティング課題を整理して、データ分析で解決することがデータマーケターでは必要なスキルになります。マーケターの視点をお持ちの方は歓迎ですね。


ー一般的なデータサイエンティストの方とマーケターの視点を持っている方の違いとは、どのようなところでしょうか。

もちろんデータサイエンティストでもそういう視点をお持ちの方はいます。
データサイエンティストは、ビジネス力とアナリティクス力、エンジニアリング力の3つを持ってないといけないので、いわゆるデータサイエンティストはこのビジネス力というところにマーケターの資質があります。しかしながら、多くは分析屋さんのようになってしまっているのも事実です。

そのため、データサイエンティストの中でもクライアントと話してマーケティングの課題を聞いて整理して、課題解決に導くマーケティング思考が身についている方やそういう思考をお持ちの方であれば、一緒にやっていけると思います。


ーでは、リサーチコンサルタントの場合はどうでしょうか。

基本同じなのですが、いわゆるデータアナリティクスのような手段を強く持っている人たちと、よりマーケティングという領域を広くオールマイティにできる人たちという観点で、今は分けています。

リサーチコンサルタントはデータ分析という手段に限らず、様々な手段を持っています。例えばクライアントとアイディエーションのワークショップを開いて、そこで新しい製品やサービスのアイデアを作っちゃおうとか、クラウドソーシングみたいなことで、外でのクリエイターを使ってアウトプットまで作っちゃおうとか。

データ分析という手段に限らず、クライアントのマーケティング課題を解決する為に、手口フリーで様々な手段を持つコンサルタントがリサーチコンサルタントになります。あとはクライアントに週1~2日常駐して、マーケティングチームの一員となってマーケティング課題の解決を一緒にやっていくこともします。

正直、データマーケターとリサーチコンサルタントは被るところも多いです。ただ今の僕らのチーム編成でいうと、やはりデータマーケターっていうのはデータ分析をゴリゴリできる素養のある人が基本で、一方でリサーチコンサルタントはもうちょっとバランス型というか、クリエイティブの素養もあったりする人ですね。


ーマインド面では、どのような方がクロス・マーケティング社にマッチしそうでしょうか。

想いを持って主体的に動ける人にとっては、良い環境だと思います。「Just gor for it」をビジョンに掲げていることからもわかるように、規模は大きくなっても、ベンチャーマインドが根強く残っています。

また、チャレンジし続けることを推奨しているので、年次や経験に関わらず、自分次第で裁量を持って仕事を進めて欲しいと思っています。受け身で何をすればいいですか、指示してください、という方よりは、「こういうことがやりたい」という想いがある方が生き生きやりがい持って働くことができると思います。


ー芹澤さん、ありがとうございました!

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