こんにちは。クロス・コミュニケーション(以下、CC)の佐藤です。
今回はFittio(以下、FIT)にて活躍中のエンジニア新崎さんにインタビューをさせてもらいました。マネージャーの髙田さんにも同席いただき、SESの裏側や今後の期待などを伺ってみましたので、是非ご覧ください!
部署:Fittio システム部
経歴:大学卒業→某銀行→プログラミングスクール→CC入社→FIT出向
趣味: 筋トレ、金曜日の出社日の飲み会
さっそくですが、新崎さんはどのような経緯で入社したんですか?
新崎:エンジニア転職支援を行っているプログラミングスクールに通っていて、卒業時にCCを紹介してもらい入社しました。
前職は銀行員だったんです。もともとITの分野に興味はあったんですが、就活をしていた時期はフィンテックを学びたいという想いから銀行に就職という選択をしました。なんですが、入社してみるとイメージしていたものと違い…入社半年で退職してプログラミングスクールに通い始めたんです。
大きな決断だったと思いますが、何かきっかけがあったんですか?
新崎:当時沖縄に住んでおり、沖縄の人がよく利用されているバスアプリがあって「これ自分でも作れるんじゃないか!」と思ったのも、ITの勉強をしようと思ったきっかけの一つですねー。
スクールではどんなことを勉強したんですか?
新崎:スクールには半年通いましたが、簡単なアプリケーションを作ったり、ブロックチェーンやAIなど先進的な技術を学びました。自分がコードを動かすと画面に反映されて…というのが面白かったですね。エラーが出たらそれをどうするか考えて修正していく、というような地味だなと思うこともありましたけど、モノづくりが好きだったということもあり折れることなくやれましたね。
スクールではどのくらい成長できましたか?
新崎:今思うと、ここを打てばこうなる、という表面的なことは身に付きましたけど、なぜこうなっているのか、という部分は理解しきれてなかったんじゃないかな、と思いますね。自分の手を動かして一つのものを作り上げるという経験はすごく良い経験になりました。
全くの未経験から半年間だったんですもんね。
新崎:短い期間で幅広く学ばないといけないので、良い密な時間だったなぁと思いますねぇ。
その後、CCに入社したんですよね。CCではどんなことをしたんですか?
新崎:入社してすぐプロダクトディビジョンでアプリケーション開発の研修を行いました。社内システムの改修、テストの自動化の案件に携わり、触ったことのない言語を使用しコードを書きました。
これは、実際に動いているプロジェクトに参画したってことですよね?スクール時代との違いとかってありましたか?
新崎:やっぱりそうですねぇ、スクールの時は自分のやりたいように自分のペースでやってきたんですけど、会社に属すると顧客要望、納期などを意識しながら責任が伴う中で緊張感を持ち進める必要がありました。その分吸収できるスピードも速くなったと実感しましたし、早く戦力にならないと、という想いで必死でした。
プロダクトディビジョンではどのくらいの期間学んだんですか?
新崎:3~4カ月間ですね。
怒涛の3~4カ月間だったんですね!!
その後、Fittio出向となり客先に常駐したんですよね。不安とかはなかったですか?
新崎:「SES」とググると、ブラウザをポチポチする検証だけの仕事、残業時間がエグイ、使いまわしの駒というネガティブなイメージも多く書かれてたんですよね。
なんですが、実際に現場で働いてみたら、疎外感は一切なくクライアント含めチーム一丸となり協力してプロジェクトを進めているし、自分のスキルも高められているので、印象は全然違いましたね。自分の意見も発する事ができるような雰囲気があるんですよ。
良い現場ですねぇ。もう少し詳しく、今どんな業務を行っているか教えてもらえますか?常駐してから1年4カ月経ったんですよね?
新崎:求人系の企業でAPIの開発、新サービスの開発業務に携わっていて、詳細設計書を書いています。僕のチームはほとんどFittioからの常駐メンバーで構成されています。
最初はすごく緊張しましたねぇ。でも、クライアントとの距離感はなく、チームのメンバーとして接してくださるので生き生きと仕事が出来ていると感じています。
今の現場は先端技術を積極的に取り入れていて、僕もそういったものを触らせてもらっています。経験が浅く分からない部分はチームのメンバーに教えてもらいながら技術を磨いていっています。
良い環境ですね!結構苦労した事とかもありましたか?
新崎:最初は厳しかったですね。現場のレベル感が高かったので僕の知識じゃ何言ってるのか分からないこともありました。
プロジェクトを任されるようになって、同じチームの常駐メンバーに手取り足取り教えてもらいながら進めていきました。
Fittioのシステム部はチームで常駐している人がほとんどなんでしたっけ?
髙田:そうですね。今後常駐される方も、新崎くんと同じようにチームで入っていただく予定です。また、今ご協力させて頂いているクライアントは、継続的な契約があり会社間の関係構築が出来ているクライアントなので、常駐先の環境は安心してもらって問題ないですね。
ちなみに、クライアントからの評価ってどんな感じなんですか?
髙田:最初はお客様も不安に思っていらっしゃいましたね。笑
ただ、持ち前のコミュニケーション能力とCCでの包括的な研修の成果もあったのか、1~2か月くらいで業務を差し支えなく行えており、不安もなくなったようです。20年度に入ってからは一つプロダクトも任されており、当社チームの代表社員の一人として認められています。
新崎さんは、友人を2名も紹介してくれましたよね!どんなところが魅力だと思い勧めてくれたんですか?
新崎:はい、IT系の会社に勤務していた友人と、スクールの講師をやっていた友人を紹介しました。「現場にアサインされたらチームで開発していくことになるし、先輩社員もいて教えてもらえる環境だから孤独感はない」という点をお勧めしました。一人は、少人数の会社でスキルアップが出来ない環境にいたので、それだったらと思いまして。
もう一人はエンジニアとしての新たな道を切り開きたい、ということで紹介をしましたね。
その2名は入社して数カ月経過しますが、慣れましたかね?
新崎:一人はリモートで家にいますけど、大変と言いつつ先輩社員と会話をしながら楽しみながら仕事をしているみたいです。
今後の自分の活躍イメージなどはもってたりしますか?
新崎:以前からフルスタックエンジニアになりたい、と思っていたんです。
CCの募集要項にSES、受託、幅広い分野を学べるということが書いてあったんですが、それに魅力を感じて入社したというのもあります。
現在APIの開発を行っていてフロントとインフラの中間の部分を学んでいるんですが、CCに戻ってきた際にはどちらかを極めていきたいなぁという想いはあります。
今、プロダクトディビジョンにて2週間に一回開催している勉強会があり、CCに戻ってくることを見据えてオンラインで参加しています。
髙田:新崎君には今後CCの内部に戻ってきてもらう予定ですが、常駐先で培った経験を生かしつつ社内ではインフラ面を主に業務してもらおうと思っています。
新崎君自身が掲げるビジョンの「フルスタックエンジニア」への一歩でもありますし、会社のインフラチームの強化やモダン化の加速に寄与してもらえたら嬉しいです。
常駐先で学んだ経験も自身の強みにもなりますよね。
髙田:それと今後入社いただく方にも、エンジニアの方々にもビジネス思考を持っていただきたいな、と思いますね。ビジネスの価値を高める手段の一つとして技術があるんだと思っていて。顧客が喜んでくれるモノを作るというのはもちろん大切なんだけど、その技術がビジネスで何を生んでいるのか、というところを意識していってほしいですね。
顧客と近い場所にいるからこそ、ビジネスが生まれる現場に居合わせることができますもんね!
髙田:そうですね。経験値を高め、ゆくゆくは広い視野を持ったゼネラリストになってもらえるような方が、FITの現場には向いていると思いますね。
新崎君もそんな視点を持ってくれているので、今後も期待しています!
新崎:引き続き頑張ります!!!
ありがとうございました!
エンジニアになろう!と決めてから2年ちょっとで、お客様にも認められるエンジニアへと成長した新崎さん。スクール、社内、客先など、たくさんの方からの学びを自分のものにして、目標に向かい邁進する姿が印象的でした!
CC社内に戻ってきてからの活躍も楽しみにしたいと思います!