こんにちは。クリエイティブホープの林田です。
CRHで活躍している若手メンバー(20代)直筆の成長記録「Member's Note」#4は、2024年度に新卒で入社し、Growth Hack事業部に配属となった丹羽による執筆となります。
高校卒業後、芸術系の大学で2年間学んだのちに中退、その後早稲田大学に入学し、卒業→クリエイティブホープに入社、と異色の経歴を持つ彼の「仕事観」をお届けします。
Profile-丹羽慶輔
株式会社クリエイティブホープ Growth Hack事業部
2024年度入社の新卒メンバー。Growth Hack事業部に配属となり、現在はアナリストとしてサポートや分析などを行う。
やりたいことを模索していた就活時代
私は少し変わった経歴を持っております。私は高校卒業後、芸術系の大学でデザインを2年ほど学び、中退しました。その後、早稲田大学に再入学いたしました。
元々、高校時代からテレビ、雑誌、新聞、webなどのメディア系の会社に進みたいと思っていました。理由としてはこの当時部活動に関連した取材を受け、そこで働いている人に憧れを抱いたからでした。絵が好きだったこともあり、メディア関係の仕事にグラフィックデザイナーなら関われると思い、芸術大学に入学しました。それからプロデュースやディレクター業の方に適性を感じ、芸術大学を退学し、浪人を経て就職実績も豊富な早稲田大学に入り直しました。
大学では、日本の現代文学を学びながら、メディア文化を研究しておりました。アルバイトは塾講師の傍らでデザイナーのようなことも行っておりました。
就職活動では、高校時代と変わらずメディアに携われる仕事を目指すだけでなく、前述の経歴を活かせるような会社を選んで受けておりました。そこで出会ったのが、株式会社クリエイティブホープでした。制作からディレクションまで一気通貫で行っている点が、デザインができ、ディレクションをやりたい私にぴったりの職場でした。また、リモートワークが可能な点も魅力の一つとして見ていました。
入社してからの自分自身を取り巻く環境
入社してからは、GrowthHack事業部(以下GH)に所属しております。GHではアナリストとして、議事録の作成や新規案件のサポート、メールのやり取りなどの基礎的な部分と先輩たちに支えられながらではございますが、施策の提案や分析などデジタルマーケティング領域の専門的な部分の両方をやっています。
入社半年に満たない若輩者の私にも積極的に発言を促してくださったり、裁量をもって取り組める課題をくださったりと、成長する環境としては申し分ない会社であると思います。従業員数が100名以下だからなのか、先輩方との距離が近く、わからなくても親身になって教えてくださいます。
GHでは多種多様な悩みを抱えた様々な企業から案件が舞い込みます。なので、知らないことやわからないことを学ぶ機会が非常に多く、毎日が刺激的です。
それと同時に、先輩方から任されたことに対して、分からないが故に100%で返せていないのではないかと自責の念に駆られることもあります。
他の先輩方に比べて速度や判断力など仕事の全体的なキャパシティが足りていないことを自覚していて、不甲斐ないと思っております。
ただ、これは自分にまだ成長の余地が残されている証左でもありますので、これからも知らないことに対して自覚的でいようとも思っています。
最近は議事録などの社会人として最低限出来ないといけないものに加えて、案件ごとに解決策を考えることが増えてまいりました。
考えることは好きなので楽しくはあるのですが、この考えで果たして正しいのか、不肖の私はそれを判断するには知識と経験が乏しすぎるのです。まだまだインプットが必要に感じてはおりますが、自分の考えを発言する機会自体は半年に満たない私でも数多く存在します。それに対しての賛同やご指摘がとても嬉しく、私の引っ込み思案な意見に説得力を増してくださいます。これらのご意見、すべて私の糧となっていることは請け合いでございます。
これからの私はこの二軸を実行できている人でありたい
これからの私には、自己実現のために念頭に置きたいことが二点ございます。
・今までできていたことから広げていく
・知らなかったことを知っていく
「今までできていたことから広げていく」について。私は、何かを学ぶとき前提となる知識が全くないと学習の効率が悪くなると考えています。学習には「きっかけ」が大事だと思っていて、何かしらのフックがないと定着しにくいです。一人の友人を思い浮かべたとき、その人の顔や名前、生年月日、エピソードなどがすぐに浮かんできたと思いますが、それは友人という「フック」を起点としているから思い浮かべられるのです。このような連関した知識は学習の効率や定着を向上させるのです。そのため、まずは知っていることや今までやってきたことをフックとしてその周りを広げていき、体系的なスキルとして習得していきたいです。
2つ目の「知らなかったことを知っていく」に関しては、上のものとは正反対になってしまうのですが、全く知らない領域を知っていくことを重点的に行いたいと思っています。先ほどのものは今までの「フック」を使って「能力」を向上させるものでしたが、こちらではその「フック」の数を増やしていきたいと思っております。
スティーブジョブズ氏のスタンフォード大学の卒業式のスピーチにこのような話がありました。彼は大学を中退した後、興味の赴くままに大学の授業にもぐりこんでいました。その中の一つに「カリグラフィー」の授業がありました。当時これが何の役に立つのか考えずに受けていたそうですが、これが後に彼が設計したコンピュータのMacの多彩なフォント機能として還元されたのです。これは彼が大学時代に得ていた「フック」が役に立った例の一つだと思います。私はこのようなひょんなところからアイデアを引き出してこれるような人になるために、様々なものをインプットすることを忘れずに頑張っていきたいと思っています。
正直なことを申し上げますと、これらのことを実現するための時間的・精神的な余裕を現在は有しておりません。目の前のことで精いっぱいな日もあります。
ただ、いつも心掛けたいのは、仕事をする上での自分の今までの経験、これからの目標を念頭に置いて現在の自分自身の行動がそれで良いのかどうかを考えることです。前の自分の経験をここに活かせるのではないか、未来のこの目標に向かって今はこれくらいできないといけないのではないか。と自分自身の現在地を常に意識してまいりたいと思っております。
今回は丹羽の記事をお届けしました。今後も若手メンバーによる成長記録を出していきますので、少しでも「クリエイティブホープに入ってみたいな」と感じた方は、カジュアル面談にお申し込みください!