こんにちは!22卒の山本です!
2022年9月に入社された平川さんにお話を伺いました!
53歳まで解体工事業をされていた平川さんがなぜベンチャー企業のクラッソーネに転職されたのか?
入社に至った経緯と解体業界を変えたい!という熱い思いを語ってもらいました。
平川さんのご紹介
ー解体業界に携わるようになった経緯を教えてください!
元々実家が土木工事関係の仕事をしていたので、中学生の頃から工事現場を見てきました。ただ家業を継ぐ事に反骨心があり、高校を出て27歳ぐらいまでは工具販売の仕事を自営業としてやってました!
▲自営業で工具販売の仕事をしていた際の写真
自営業の仕事があまり上手くいかなくなってきたタイミングで、実家を継ぐことになり、仕方なく解体工事の仕事をする事になりました。
正直、解体業界に対してはあまり良いイメージはなかったです。ろくでもない業界だと思っていました(笑)。結局、実家を継いだ後も、他の解体工事会社へ2度転職し、これまで25年間解体業に携わってきました。
ーなるほど!ろくでもない業界だと思っていたにも関わらず、なぜ解体工事業を続けてきたのですか?
家族もいるので、これまでの経験を活かして稼いでいきたいというところもありますが、家業を継いで15年間解体業を経験し、業界に対する責任感や愛着心が湧いたからですかね。他の業界への転職も本気で考えましたが、解体工事を通じてもっと沢山のお客様に貢献できるのではないかと考え、同業界で転職をしていました。
ー平川さんにとって解体工事のやりがいは何ですか?
やっぱり工事が終わったときにお施主様から感謝されることですね。営業で担当したお客様から「平川さんに任せてよかった」と言われると嬉しいです。クレームがあったときには落ち込むこともありますが、お客様から褒めていただけたときに何にも代え難い喜びを感じて『頑張ってよかった!』と思えます。
また、解体を通じて社会貢献にも繋がっていると感じられるところも、やりがいの一つです。近年空き家問題は大きな社会問題となっており、不要な空き家の解体も進める必要があります。解体工事の仕事は厳しいこともありますが、誰かがやらないと問題はいつまで経っても解決はしません。1つ1つ解体していくその積み重ねが、空き家問題の解決に繋がっていくんだと思っています。
クラッソーネとの出会い
ークラッソーネはどういったきっかけで知られたんですか?
実は、2社目の解体工事会社で働いているときに、「くらそうね(※)」というマッチングサービスがあることは知っていました!
入社のきっかけは、50歳になってある日ふと『自分の全然知らない事にチャレンジしてみよう!』と思い、転職活動を始めたことでした。
あと何十年も働けるわけでもないので、解体業25年の経験を生かして最後に業界へ爪痕を残したいと思いながら、転職サイトを見ていました。そこででたまたまクラッソーネの求人を見つけて、解体業界を新しい視点から見てみるのも面白いかもしれないなと思いました。若い人が活躍しているイメージがあったので「面接で落とされるかも…」と不安がありましたが、ダメ元で面接を申し込みました。
(※)旧サービス名。現在は「クラッソーネ」
ークラッソーネへの入社を決意された点はどこでしたか?
CEO川口さん・COO堀口さんと面談でお話しさせていただきお人柄に惹かれ、またクラッソーネのビジョンに共感し、自分の業界に対する想いが一致するなと思い、入社を決めました。
解体工事の経験を踏まえてクラッソーネのビジョンを見たときに、「夢があるな」と思いました。しかし理想論だけではなくて、現実的にもこれなら叶える事ができるのではないかと思いました。また、川口さんのお話を聞いて転職サイトやHPを見ていた以上に「本気で業界を変えたい!」とビジョンに向き合っていることを感じ、心が熱くなりました。
正直、クラッソーネで上手くやっていけるのか...、パソコンを上手く使えるのか...。不安は沢山ありましたが、『この歳になって失うものはないなとチャレンジしてみよう!』と決意しました。
クラッソーネの魅力
ー平川さんが考えるクラッソーネの魅力は何ですか?
国土交通省のモデル事業への採択や自治体との連携による取り組みなどを通じて、業界内で目立っているところだと思います。
解体業界は、過去の悪しき慣習など原因は様々ありますが、世間の方から良いイメージを持たれにくい業界だと感じています。これは、数年単位で変えられることではないですが、クラッソーネが業界内で新しい取り組みを行ったり、情報発信をすることでどんどん目立っていくことで、世の中の業界に対する見方が変わっていくことを期待しています。
日々の業務でも、そういったビジョンを念頭に試行錯誤しながら仕事をしています!
ーなるほど...確かに解体工事は3K(きつい・汚い・危険)の印象がありますよね。
そうですよね。ただ、クラッソーネの取り組みで業界の悪い印象を少しずつ変えられるのではないかと思っています。
解体業界の抱える課題は様々ありますが、特に「適正価格で工事を受注できない」点が問題だと思っています。未だに「ただ家を壊すだけの人に何でこんな金額を払わないといけないの?」と考えるお客様がまだまだ多くいて、相場より低い金額で工事を受注することが多いんです。
クラッソーネが積極的に情報発信をして目立つことで多くの人が解体工事に関する知見を広げれば、理解者が増えるのではないかと思っています。理解者が増えれば、適正な価格で工事ができ、利益が上がることで賃金が上がって業界も活気づき、稼げる仕事になれば業界内に若い層が入ってくる…という良い循環を生むことができるのではと想像しています。
平川さんの今後
ー平川さんが今後クラッソーネで実現したい事は何ですか?
先ほどお話したように、世間の方が解体業界に対して抱くイメージを良いものに変えて、業界の地位向上に貢献していきたいです。
世間のイメージが変わると、法令順守していない会社は淘汰され、業界の健全性向上にも繋がり、お客様としてもより安心して解体工事を行うことができるようになると思います。 ただ、これは数年単位でできる事ではなく時間がかかります。クラッソーネの一員として未来の解体業界のために少しでも力になりたいです。
ー平川さんにとって「豊かな暮らし」とは何ですか?
『今が一番豊かで幸せだ』と毎日を充実して過ごしているので、今の状態を継続する事です。日々後悔する事や辛い事もありますが、もともとポジティブ思考なので何事も納得して前向きに捉えています。
50歳を過ぎて振り返ってみたときにやり残した事がなかったので、これからクラッソーネでも前向きに頑張りたいです。
平川さんありがとうございました!
クラッソーネにご興味をお持ちいただけた方は是非採用ページをご覧ください!