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Coto とわたしたちの未来をつくる二日間研修 シリーズ①

Cotoでは毎年、年に1度、会社の期のはじまりである7月の週末2日間を利用して、社員のみんなでキックオフ宿泊研修(Company Retreat)に行きます。この研修の目的は、普段できない他部署とのコミュニケーションを通して、会社や自分のことを良く知り、目の前の業務から離れて会社の未来を自分たちで考えることです。


会社で定めたMission Vision Valueに基づく働き方7箇条に「未来は自分でつくる」というのがあるのですが、まさに「それ」をみんなでしにいくのです。ちなみに宿泊研修がスタートしたのも、あるスタッフの「全社で一体感を生み出すために合宿をしたい」という声がきっかけでした。今回は、今年で3回目になる、そんな宿泊研修の様子を数回に渡ってお届けします。それでは、どうぞ!


参加者32名、場所は晴海の研修施設があるホテル。あいにくのお天気ですが、全員元気な姿で集合。久しぶりに他スクールのスタッフと会えて嬉しそうにしている人、はじめての研修参加でこれから一体何が始まるんだと緊張している人、朝が弱くて早めに到着し急いで朝ごはんを食べている人、色んな気持ちで、研修スタート。


まずは、毎年恒例の今期からの新メンバーと新ポジションになった人たちのご挨拶。「自分にはスクールをこうしたいとかなかったけど、チームの人のアイディアを実現させたいという夢ができた」と今期アシスタントマネージャーを目指す男性スタッフKさん、「Cotoをみんなが帰る場所にしたいと思っているので今期もがんばります」と今期からアシスタントマネージャーになった女性スタッフFさん。それぞれの言葉で語られた意気込みに、心揺さぶられて背筋が少しのびた私たち。



今回、研修講師をしてくださったのは、小笠原祐司さん・元木一喜さん。この日のために、沢山準備をしてくださいました。ありがとうございました!

小笠原祐司さん https://www.wantedly.com/id/ogasawara_yuji

元木一喜さん https://www.wantedly.com/id/kazuyoshi_motoki


挨拶が終わると、ホテルにチェックインをするように、それぞれの今の気持ちをペアで共有して、この場にチェックインをしていきます。「とにかく眠い」「これから何が始まるんだ・・・」「緊張する」「名前と顔がまだ一致していない」と言い合って、体だけでなく、心も頭もこの場に入っていきます。

そんなチェックインが済んだら、次は「どんな雰囲気でこの2日間を過ごしたいか」を自分たちで決めます。「CotoのMVV(Mission Vision Value)に基づく働き方7箇条」を見ながら、この2日間、自分がどれを意識的に取り入れて、どんな振る舞いをするのか宣言していきます!みんな真剣に名札を見つめて、こちらでは「うーん、せっかくだし苦手なものに挑戦する」、あちらでは「これが得意だから、もっとこれをのばす」という声、ポストイットに書かれた文字は、力強いものばかり。


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~CotoのMission Vision Value~

Missionは、 “Enjoy Learning, Enjoy Life.” 楽しい学びで人生をより豊かに

Visionは、 “Be yourself, Anywhere” 世界のどこにいても活躍できる社会へ

Valueは、 “Diversity(違い)” “Creativity(発想と工夫)” “Challenge(挑戦)”を楽しむ


~働き方7箇条~

1.プロとして価値を提供する

2.目的・目標に向け自ら考え行動する

3.環境に感謝し周りから学ぶ

4.未来は自分でつくる

5.(Diversity)多様なスキル、価値観、背景をもつ人たちが互いに尊重し、支え合う

6.(Creativity)表面的にニーズが対立して実現が不可能に見えるときも、本質を理解して新たな価値を生み出そうとする

7.(Challenge)自分、チーム、会社の可能性を信じて挑戦し続け

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それぞれ今回の研修で意識的に取り組むことを決めたら、最初のワークショップは・・・相互インタビュー。相互インタビューって、誰に?何を聞くの?と思いますよね。指定された相手と二人一組になり、ランチも加えて3時間じっくり、相手のコアな部分をスクリプトを使って聞いてくるというものです。意外なペアの発表にドキドキ、ワクワクな表情のまま、分厚いインタビューシートをもって、思い思いのリラックスして聞ける場所へ移動。さて、どんな話が聞けるのでしょうか。

・・・3時間後、「どうしよう、終わらなかったー」「もっと聞きたかったのに」と言いながら戻ってきました。「どうしてこのペアか分かった気がする」「私だけが知っている〇〇さんのこと」と嬉しそうにしている人も。

休憩を挟んで、3時間みっちり聞いてきたパートナーのことをグループになり、他己紹介をしていきます。「〇〇さんは、子どもの時から努力家」「挑戦家の〇〇さんは、こんなことにも挑戦しました」とドキュメンタリーのナレーターのように伝えるスタッフたち。ストーリーを聞いたあとは、みんなでその人の魅力をポストイットに書いていき、1つの用紙に貼り付けました。いままで一緒に仕事をしていた同僚の特別な能力や魅力に気づいていくだけでなく、誰かの口で語られた自分をあらわす言葉たちに驚く人も。「私ってこんな魅力ある!?」「えー短所だと思っていたことなのに」「なんか嬉しい」という反応があちらこちらから聞こえてきます。


このインタビューを通じて、お互いのもつ素晴らしさを発見し、理想の未来、理想の組織を一人ひとりが見出し新たな一歩を踏み出します。

Cotoでは、多様性に富んだスタッフが活躍しています。国籍、性別、年齢、スキル、価値観の異なる人がともに働くとき、その違いを理解し互いに尊重しなければ、本当の意味で支え合い大きく成長することはできません。このペアインタビューを通して、日頃業務で接していてなんとなく知っているつもりだった人が、とても身近な人に思えてきたことでしょう。既に知っている人と出会い直すかのようなこの時間は、会場をとても温かい雰囲気にしてくれました。普段なら、ためらいがちな他部署の人に積極的に話しかけにいく姿があちこちで見えたのも、印象的です。

インタビューのあとに聞かれた感想では、「インタビューで相手を深く知ったことで仕事への関わり方や得意分野は違えどそれぞれ夢や目標・熱い思いを持って日々仕事に向き合っていることを知れた。」「インタビューをしていない相手に対してもきっとそのような思いがあるのだろうと想像を働かせて関わっていくことができそう。」「距離が縮まり、より皆のことが大切な存在になった。」という声が飛び交っていました。実際、2日の研修後、他部署にメッセージをするスタッフの最初の文にはいつも「研修お疲れ様。」「研修ではありがとう。」という声と気軽に聞き合う様子が見られました。

1日目の後半につづく。


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