ある調査によると日本における新規事業が立ち上がる確率は約7%。
初期投資が回収出来る事業が7%であり、その事業が企業にとって核となる事業に育つのは3%しかありません。
つまり、93%は初期投資が回収出来ず赤字のまま終わってしまいます。
その93%に対するインタビューでは、事業が失敗した、或いは撤退した理由として、『市場がなかった』『ニーズがなかった』『プロダクトとニーズがマッチしていなかった』などの理由が大半。
これは事業(製品)を開発する前にマーケティングをしていなかったということです。
実感としても、技術開発基点で商品を開発してしまい更に在庫なども生産してから誰にどう役立つのか?という議論を新規事業部で行っているというケースにかなりぶち当たります。
本来なら事業開発の段階でマーケティングがなされて市場がこのような商品を求めているということに合わせ事業開発しなければいけないのが逆さまになっているのです。
実際にコンフィデンスでも『新商品をつくってとても良い商品なんだけど、誰にどう役立つのかわからない』というご相談は多く、既に在庫を抱えていたり初期投資にかなりの資金を突っ込んでいたりします。
良い商品とは役立つから良い商品だと思うので、独りよがりですよね。
我々としては、まず事業開発のアイデーションや企画段階で仮説化をしこの商品は
「誰に?こういう様に役立つんじゃないのか?」という仮説を立て、調査を実施します。そして、「仮説化した課題があるのか?」「実際にはどんな課題か?」を調査していきます。
実際にたてた仮説がそのままドンピシャということはあまりないですね。
又、その課題が逼迫した課題かどうかも重要で、逼迫していなければお金を払ってまでやろうとはならないからです。
そういったPMF活動がなされていないので冒頭の93%の失敗につながっているということを考えれば、事業開発前にきちんとマーケティング活動(PMF)を行うことが浸透すれば、日本の新規事業は立ち上がり経済全体の新陳代謝や活性化に大きく貢献するのではないでしょうか。
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