みなさんはどんな働き方が理想ですか?
当社では、テレワークとオフィスワークのハイブリッド型を採用しています。
そこに至るまで、様々な意思決定があり、紆余曲折を経てたどり着いた答えです。
【1】コロナ前~当社の考え方
今だからこそコロナ禍でテレワークがスタンダードになりつつありますが、コロナ前であっても当社では一部の社員に対しては在宅勤務を認めていました。
信頼関係が構築されており、しっかりと能力を発揮してくれるのであれば、働く場所はオフィスにこだわらないという考え方です。
2019年には東京都では東京オリンピックの開催を見据え、時差勤務やテレワークの実証実験が行われていました。
当社も都内にオフィスを構えるIT企業として、率先してこういった取り組みに協力しようと、一部の開発職を対象に会社としてテレワークの実証実験を行いました。
当時は紙のタイムカードを使っていたため、IT企業らしく、社内コミュニケーションツールのSlackを使った打刻ツールや業務の見える化ツールを開発するなど工夫を凝らしました。
【2】コロナ禍~最初の緊急事態宣言
そんな中暗雲が立ちこめてきたのは2020年に入って間もなくのこと。新型コロナウイルスの感染者が増加の一途をたどり、世間で緊急事態宣言の是非が問われていた3月に、段階的にオフィスワークからテレワークへ切り替えました。
まだまだ新型コロナウィルス感染症についての正しい情報が少なく、錯綜する中で社員を守るための会社としての決定でした。
その後、4~5月に緊急事態宣言が発出され、多くの企業がテレワークを余儀なくされたのはニュースなどで報道されている通りです。
なぜ当社は一足先にテレワークを導入できたのか?
前述したように、コロナ前からテレワークへの意識が高まっており、導入のハードルが低かったことに他なりません。
【3】コロナ禍~感染者の増減を繰り返す日々
その後も感染者の増減に応じてテレワークやオフィスワークを繰り返し、どうしたら社員が効率的に働くことができるのか、検討を続けました。
初めてテレワークを実施した社員からは様々な声が上がりました。
これらの意見を吸い上げて、メリットを享受し、デメリットをできるだけ払拭できるようにということでオフィスワークとテレワークのハイブリット型を導入するに至りました。
職種によっても向き不向きがあるため、職種別にテレワークの日数を決定しています。
・営業職:週2日のオフィスワーク
・開発職:月2日のオフィスワーク
・コールセンター職:フルオフィスワーク
・管理部門:担当業務に応じて週2日以上のオフィスワーク
テレワーク・オフィスワークいずれであっても同じような働き方が実現できるよう、社用ノートPCの貸与や、これまで紙で行っていたワークフローやタイムカードをクラウド化する等の工夫も行っています。
【4】コロナ後~これからの働き方
今後の働き方がどうなっていくのか未知な部分もありますが、これまで柔軟に対応してきた当社だからこそ、社員の働きやすさや業務の効率性を加味した上で検討がなされるでしょう。
これから入社される新入社員の方には、働きやすさを実感して頂き、自由な働き方を通して自身の力を思う存分に発揮し、会社と一緒に成長していってほしいと思います。
※2022/1/24現在、社会状況を鑑みてフルテレワークを実施中です。