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大学生ながら、数千万規模の予算を動かす——Tさんは、長期インターン先「つむぐ」で大きな責任と裁量を持って働いています。
入社当初は右も左もわからず、失敗を重ねながら基礎から学ぶ日々だったというTさん。しかし、自分で仮説を立て、検証し、改善するプロセスを通して、分析力や意思決定力、経営者目線で考える力が磨かれていきました。Tさんは入社から1年でどのような成長を遂げ、つむぐで得たスキルやマインドは将来にどのようにつながっていくのか。挑戦のリアルを聞きました。
目次
“宇宙大好きっ子”だった幼少期から、宇宙を学ぶために京大を選んだ大学受験まで
時間の切り売りではなく、レバレッジの効く経験を積みたい。“掛け持ちアルバイター”が長期インターンを志すまで
現役京大生が数千万の予算を動かす。責任者として自らが事業を創る。
「ここでの挑戦が自分の未来をもつむぐ」。Tさんが成長の先に見据えるステージ
“宇宙大好きっ子”だった幼少期から、宇宙を学ぶために京大を選んだ大学受験まで
——Tさんはどんな幼少期を過ごしてきたのでしょうか。
とても宇宙が好きな子どもでした。小学生のとき、犬の散歩中にふと夜空を見上げたら星がすごくきれいで、心を奪われました。そこからは家でも学校でも図鑑ばかり読んでいる、“宇宙大好きっ子”になりました。
中学に入ってからは、部活と勉強に熱中。高校進学後は一転して、当時流行っていたオンラインゲームをずっと友だちとやっていて、まったく勉強をしない2年間を過ごしました(笑)。
——そんな中で、京大を目指そうと思ったのはいつごろだったのですか?
高校3年の冬でした。最初は教育大学を目指していたのですが、本格的な志望校選びを始めたときに「やっぱり宇宙を学びたい」という気持ちが消えなかったんです。自分の学びたい領域の学科がある大学を探すと、東北大学・筑波大学・京都大学があり、トップレベルの京都大学を目指してみようと思ったのがきっかけでした。
僕の通っていた高校は普通の公立で、京大を受ける人なんてほとんどいませんでした。でも、自分の興味関心だけで選んだ結果、京大に進むことになりました。
——周りと違う選択をすることに迷いはありませんでしたか?
あまりありませんでした。僕は昔から集団行動が得意ではなく、人と違うことをするのがむしろ自然でした。だからこそ、自分の興味に正直でいるほうが落ち着きましたし、目標に向かって勉強も楽しみながらできていたように思います。
時間の切り売りではなく、レバレッジの効く経験を積みたい。“掛け持ちアルバイター”が長期インターンを志すまで
——大学入学後はどんな生活を送っていましたか?
最初はとにかくアルバイトに明け暮れていました。学費も生活費も自分でまかなう必要があり、いくつも仕事を掛け持ちしながら生活していました。週4、週5でバイト先に通い、大学への通学以外はずっと仕事をしていました。ただ、本当に多くの時間を働くことに費やしていたので、いつしか「こんなに働くのだったら、同じ時間を投下してもっと上の世界を見てみたい」と思うようになっていました。
また、アルバイトばかりしていると当然、勉強に費やす時間は少なくなってしまいます。せっかく学びたい分野があって京大に入ったのにこれでは本末転倒で、「このままじゃまずい」という気持ちが大きくなっていったんですよね。それで、どうにかこの状況を打開できる方法はないかと模索し始めたのが大学1年の終わりでした。
——そこからビジネスの世界に興味を?
そうです。始めは勢いでビジネスに関する20万円の情報商材を買いました。それがきっかけで「インターン」「起業」といった言葉の解像度が上がっていき、決まった時給の中で労働時間を拡張していくのではなく、自分の時給を上げて収入を増やすアプローチに興味を持ち始めました。
それで、最初は京大内でマーケティングサークルを作ってビジネスの種を見つける活動を始めました。たとえば、人材派遣をしたらより稼げるのではないか、受験直前期限定のオンライン塾を開いたら京大を目指したい高校生が集まるのではないか…。そんなアイディアを出しながら、次々に実行していきました。
ですが、思いついたものを全部実行して稼げたのはわずか12万円。「浅はかすぎたな」と痛感しました。
——そこで気づいたことは何でしたか?
“自分ひとりでは限界がある”ということですね。世の中の仕組みを知らずに「稼ぐ」ことだけを考えても通用しない。だからこそ一度、実践の場に身を置いて学ぼうと思いました。また、実力のある人の下で実務に携わることで、レバレッジのかかるスキルを手に入れたいとも考え、長期インターンを始めました。
——最初のインターン先ではどのような仕事をしていましたか?
急成長中のネイルサロンチェーンのコーポレート業務に携わっていました。そのネイルサロンはコスト構造・価格・時間効率を再設計し、ネイルサロン業界に革命を起こしたブランドと言われています。まだまだ伸びる市場であるネイルサロン業界に対して差別化されたビジネスモデルを導入し、桁違いのスピードで成長していたため、そこに入れば多くのものを得られると考えジョインを決めました。
入社後はチャットでのお客様対応や動画編集を担当していたのですが、業務がルーティン化していて学生ということもあり、社員さんと同等の仕事を任せてもらうことができませんでした。その中で「もっと裁量を持って働きたい」と強く思うようになったんですよね。上から指示されたことを淡々とこなすより、自分で仮説を立てて試すような仕事を担当してみたい。そんな時に出会ったのが代表の斎藤、そして「つむぐ」でした。
現役京大生が数千万の予算を動かす。責任者として自らが事業を創る。
——つむぐとの出会いを教えてください。
実は、1社目でインターンを始める前から代表の斎藤とは知り合いでした。1社目を辞めるタイミングで代表に会ったときに、「今こんなことをしているんだけどTくんもどう?」と声を掛けてくれたんですよね。
そのときの代表は、言葉の端々に熱があって、それでいて、とても論理的に市場や事業について話してくれました。そんな人が率いる会社なら、きっと急成長していくし、その中で裁量をもって挑戦できるだろうと思いました。1社目での経験や、それを踏まえて裁量を持って働きたいという話をすると「いいね!」と背中を押してくれ、いろいろやらせてもらえるならぜひ、という形でジョインを決めました。
——入社してから、どんな仕事を任されましたか?
最初はコーポレート業務から携わり、実務をしながらつむぐの事業理解を進めていきました。その後は順次マーケティング業務として、YouTubeの運用やメタ広告の運用などに業務範囲を広げてきました。
——入社直後から、YouTubeの企画からアップまで任されていたんですか?
そうですね。YouTubeのマーケティングを本当に丸々任せてもらいました。代表からの指示は、これだけの予算でYouTubeを立ち上げ、見込み顧客をこれだけ集めろ、のみ。自分で仮説を立てて、その都度代表に壁打ちをしながらフィードバックをもらいどんどん進んでいくという流れでした。最初に企画スケジュールや配信数の計画を立て、「これで進めていいですか?」と代表に確認しました。合意が取れたら、スケジュール通りに進行。細かいことを指示されるわけではなく、入社当初から責任を持ちながら自由にやらせてもらっていたように思います。
——自由度が高い分、難しさもあったのではないでしょうか。
右も左もわからない中手探りで進めていた部分も多かったので、正直悩みは尽きませんでした。ですが、入社から短期間で、徐々に目線やマインドが変わってきて、それに伴って業務のクオリティも高まったように感じます。
特に良かったマインドの変化は、会社のお金を使う感覚が身に染みてきたことです。「この日までにこれだけ進めたい」「この目標を達成した」という思いを、経営者目線で考えられるようになってきました。たとえば、YouTubeや広告の方針を考えるときも「これで会社の利益がどれだけ出るのか」と、一円単位でとにかく考え抜く。撤退ラインや予算も自分で決めながら進めていったことで数字に対しての責任が生まれ、同時に、業務のクオリティも高まっていったように思います。
——そのTさんはMeta広告の運用に携わられています。業務領域が変わることで苦労した点はありましたか?
広告運用の基礎を知らない状態から始めたので、やはりここでも苦労は多かったように思います。たとえばある月は、前月比で売上が150万円くらいしか伸びていませんでした。でも、広告に使ったお金に対して得られた売上の割合である「ROAS」という指標は非常に高かった——つまり、広告の効果は非常によかったはずなのに、売上があまり増えていないという状況でした。
ROASが高いということは、広告への出稿を増やせば売上をもっと伸ばせるということ。それなのに私はリスクを考えてしまい、行動できませんでした。そんなときに代表から「リスクを考えすぎてアクセルを踏まないのは、何もしていないのと同じ」と言われ、ハッとしました。
それからは、広告運用の目的は売上を伸ばすことにあると理解し、怖がって立ち止まるのではなく、期待されている責任を取り、自分で判断して行動するマインドに変えました。未経験だったので、YouTubeで動画を見て勉強したり、代表の知り合いの経験豊富な方からコンサルを受けたりして改めて基礎を叩き込みました。代表の斎藤は社員・インターン生の能力向上には惜しみなく投資をしてくれます。それが、私にとっては新しい広告運用の始まりだった感覚です。
——その結果、具体的にどれくらいの成果を出せたのですか?
担当した当初は赤字でしたが、その後、毎月数百万円ずつ売上は伸び、最終的には単月で2000万円規模の売上、500〜600万円の利益を出す部門にまで伸ばせました。大学生ながら大きな金額を動かす貴重な経験ができています。
「ここでの挑戦が自分の未来をもつむぐ」。Tさんが成長の先に見据えるステージ
——つむぐでのインターンを通じて、どんな経験ができていると感じますか?
会社の成長に合わせて違う壁が現れて、それに応じた武器がどんどん備わっていく。そんなイメージを持っています。
たとえば私の場合は、最初はとにかく時間が足りず、目の前の業務をひたすらこなしていました。でも売上が少しずつ立つにつれて、「もっと売上を伸ばすにはどうしたらいいか」「次の仕事は何か」と自分から考えて動くフェーズに変わっていきました。その後は人手不足にも直面し、今は人材についての課題に立ち向かうところにいます。そんな風に、会社の成長に合わせて今の自分に必要なスキルが次々に立ち現れるので、必然的に成長しなければいけない環境なんですよね。
これは、急成長している企業だからこそ得られる経験ですし、裁量の広いつむぐではより一層経験の幅が広がっているようにも感じます。
——テクニカルなスキルとしては、どんなことが身につきましたか?
分析力と仮説立てのスキルが特に伸びたと思います。例えばMeta広告の運用では、当たったクリエイティブの共通点を見つけるという作業を通じて、数字の裏にある人の反応を読む力がつきました。以前は単にデザインや文言の違いだけで判断していたのですが、今では文字数や細かい表現の違いまで見て、効果の共通点を抽出できるようになりました。PDCAサイクルを回す精度が格段に上がったと思います。
ただ作業するだけではなく、仮説を立てて検証することの面白さを実感できる。それは、インターン、正社員などの立場に関わらず、大きな裁量を与えてくれるつむぐだからこそだと思っています。
——つむぐでのやりがいを教えてください。
難しい課題に向き合い、自分なりの答えを見つけられた瞬間に大きなやりがいを感じます。たとえば、広告運用で「どうしたら成果が出るか」を何度も考え抜いて新しい施策を試して当たったとき。ユーザーの声を直接聞いて改善策が見えてきたとき。頭をフル回転させて考えたことが結果につながる感覚は、すごく爽快感があります。あとは、会社全体の成長や目標に対して自分の判断で動ける裁量もあって、自由と責任の両方がある点も大きなやりがいです。
それに加えて、つむぐにある「自分の周りのチームや社員をまずは幸せに」というカルチャーもやりがいにつながっています。具体的には、学生でも成果に応じた報酬が得られる環境で、インセンティブ制度も充実しているので、物質的な幸せも含めて自分の頑張りが直接返ってくる。その幸せや喜びがサービスを通してユーザーに還元され、さらに社会全体にまで幸せが広がっていく。その連鎖を実感できるのは、本当にやりがいがあります。
——最後に、Tさんの未来への展望を教えてください。
将来的には独立して、自分で事業を立ち上げたいと思っています。具体的には日本の観光をもっと面白くしていきたいという思いがあり、特に地方の魅力を深く知ってもらうような観光体験を作りたいと考えています。
今はつむぐでYouTubeや広告運用を通して事業の仕組みや数字の考え方を学んでいる段階ですが、この経験を土台にして独立後は広告の仕事にも携わりながら、少しずつ自分のビジョンを形にしていきたい。最終的には、自分が関わることで人や地域が幸せになり、それが社会全体の幸せにもつながるような事業を作っていきたいと考えています。