What we do
PASETは「挑戦の軌跡を、未来の財産に。」をミッションに掲げ、一人ひとりの挑戦の経験を価値化し、活躍の機会へとつなげる事業会社です。
学歴、資格、職歴、実績——こうした分かりやすい指標は、その人が積み上げてきたものの確かな証であり、私たちはその価値を尊重しています。指標化された強みを正しく伝え、活かせる場へつなげることは、人材支援の事業者として当然に行うことです。その上で、私たちが特に重視しているのは、そこにとどまらず、もう一段深く踏み込むことです。人の活躍の再現性は、履歴書に並ぶ指標だけで説明しきれるものではありません。本気で取り組んだプロセス、不本意な環境で工夫してきた動き方、結果が出なかった挑戦から得た学び——指標には変換されず、本人すら言語化できていないが、次の活躍を確かに支える経験があります。私たちはこの総体を「挑戦資産」と定義し、見えている強みに加えて、この見過ごされてきた価値まで掘り起こして届けることを、提供価値の核心としています。
PASETの事業は3つの柱で構成されています。
▶︎有料職業紹介事業
本人の指標化された経歴を正しく伝えると同時に、本人も気づいていない強みまで言語化し、その価値を活かせる企業へとつなげる有料職業紹介。
▶︎広告運用・クリエイティブ制作事業
企業の採用・集客課題に対し、広告運用とクリエイティブ制作で成果に貢献。企業側の人材獲得の構造課題に直接応えます。
▶︎法人研修・リスキリング事業
挑戦してきた人材が次の領域で活躍できるよう、スキルの再構築を支援。人材を「つなぐ」だけでなく、入社後に活躍しきるところまで踏み込みます。
Why we do
PASETは、「評価の仕組みのほころび」を解くために事業を展開しています。
指標で測れる部分の評価で止まり、活躍の再現性まで見られない。その結果、人材は自分の価値を十分に活かせず、企業は本来見るべき素質を見落とす。この相互の取りこぼしをなくすことが、私たちが事業に取り組む理由です。
採用の現場では、即戦力性や分かりやすいスキル・経歴といった「見えやすい指標」が、年々強く優先されるようになっています。これは個社の怠慢ではなく、市場全体に働く構造的な圧力です。実際に、正社員が不足していると回答した企業は51.6%にのぼり、4年連続で半数を超えています。2026年度の採用計画に占める中途採用比率は50.3%と、調査開始以来初めて過半となりました。さらに、人材不足の質は「量的不足」から「質的不足(高スキル・即戦力)」へと移行し、募集要件を満たさなければ「採用しないことが多い」とする企業は62.1%に達しています。
慢性的な人手不足と育成リソースの逼迫により、企業は「育てて戦力化する」余裕を失い、「すぐに成果を出せる人材」を求めざるを得なくなっているのです。そのしわ寄せは、挑戦してきた人材に向かいます。見えやすい指標で評価が完結してしまうと、その奥にある経験——本気で取り組んだプロセス、不本意な環境で培った力、結果が出なかった挑戦から得た構造的な学び——まで目が届かなくなります。問題は、指標で測れる部分の評価で止まり、その先にある活躍の再現性まで見られないことです。さらに、本人ですらその価値を言語化できず、社会からも見過ごされたままになる。
事実、新規大卒就職者の約3人に1人が3年以内に離職し、競技に打ち込んできた人材の多くが「自分に何が合うかわからない」まま社会へ出ています。人材は自分の価値を十分に活かせる場に出会えず、企業は本来見るべき素質を見落とす。私たちはこの相互の取りこぼしを、「個人の問題でも企業の問題でもなく、両者をつなぐ評価の仕組みが、指標の先まで届いていないことの問題」と捉えています。
代表・磯本自身、野球一筋の学生自体を過ごし、プロ野球の道を断念した経験を持ちます。競技の結果は目標に届きませんでした。しかし、その過程で培った力が無価値だったとは、どうしても考えられませんでした。その後、人材育成・EdTech領域で累計数千名のキャリアチェンジに伴走するなかで、確信に変わります——挑戦してきたプロセスそのものに、再現性のある価値がある。指標化されないその価値を、思想で終わらせず事業として社会に接続する。それがPASETの設立目的であり、私たちが取り組む理由です。
【調査データ出典】
・正社員不足51.6%(4年連続半数超):帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」2025年10月
・中途採用比率50.3%(調査開始以来初の過半):日本経済新聞「採用計画調査」2026
・質的不足への移行/要件未達時に不採用62.1%:マイナビ「中途採用状況調査2026年版」
・新規大卒就職者の3年以内離職 約33.8%:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒)」
・引退アスリートの就職活動・適性に関する課題:ラグザス「アスリートのセカンドキャリアに関する調査」2024
How we do
私たちは、一人ひとりの価値を「見つける・言語化する・磨く・つなげる」という4つのプロセスで事業化しています。
まず、指標化された強み(経歴・実績)を正しく捉えたうえで、本人も気づいていない経験までを対話のなかから見つけ出す。次に、その両方を採用市場に伝わる言葉へと言語化する。さらに、次の活躍につながる形へと磨く。最後に、その価値を正しく評価する企業や機会へとつなげる。見えている強みを確実に届けることに加え、その奥にある価値の発見と翻訳まで踏み込むことが、私たちの提供価値の核心です。
この課題は、人材側だけ、あるいは企業側だけに働きかけても解決しません。人材の価値を言語化しても、それを評価できる企業の状態がなければ接続は成立しないからです。だからPASETは、人材紹介(人材側の価値化)、広告運用・採用支援(企業側の採用力強化)、法人研修(入社後の戦力化)と、課題の両側に事業として関与しています。3つの事業は、ひとつの構造課題を両側から解くための必然的な構成です。
前例のない課題に対して自ら問いを立て、形にしていくことに意味を感じる方には、他では得がたい経験ができる環境です。私たちは、その実感を共有できる仲間を求めています。