こんにちは!コングラント株式会社でインターンをしている中平と申します。
今回は、大学4年生の時にアルバイトとしてコングラントにジョインし、その後、新卒として入社した奥田彩花さんにインタビューを行いました。
社会貢献への強い想いを持ちながらも、ビジネスの側面から社会課題解決に挑むことを選んだ奥田さん。どのようにしてコングラントと出会い、どのような成長を遂げてきたのでしょうか。その道のりを深掘りしていきます。
奥田 彩花
大阪市立大学法学部卒業
2020年5月 大学4年次からコングラントでアルバイト開始
2022年4月 新卒入社。
新卒入社時:NPO事業部プロジェクト伴走チーム所属
(クラウドファンディング等での寄付募集伴走支援)
→ 20以上の団体のクラウドファンディング伴走支援を経験
現在:法人事業部 事業開発課を兼任
(企業の社会貢献ツールの導入・企画立案サポート)
学生時代から夢見た社会貢献、そしてコングラントとの出会い
奥田さんの社会貢献への関心は、学生時代に遡ります。貧困問題や平和構築に興味を持ち、アジアやアフリカで紛争被害者の自立支援を行うNPOでのインターンを経験しました。「NPOでの活動はとても楽しかった」と語る奥田さん。しかし同時に、「社会課題にビジネスの側面でも関わってみたい」という想いが芽生えたと言います。
そんな中、2020年5月、コロナ禍で予定していたフィリピンへの語学留学がキャンセルに。日本で何をしようかと考えていた時、「ソーシャルビジネス」というキーワードで検索しコングラントと出会います。
──当時のコングラントに対する第一印象はいかがでしたか?
奥田さん:入社時は社員が5〜6名、アルバイトは2名という少人数の組織でした。はじめは、とにかくITツールを使いこなすのに必死でした(笑)
プロダクト自体も覚えることが多くて大変でしたが、新しいことを学ぶのは楽しかったです。そして何より、事業のスピードがすごく速いと感じました。どんどんキャッチアップしていかないと置いていかれる、そんな印象でしたね。
入社時は800団体ほどの契約数だったコングラントも、今では契約団体数3000を超え、寄付流通額も100億円を突破しました(寄付流通額100億円を突破プレスリリースはこちら)
──入社前と入社後の印象でギャップはありましたか?
奥田さん:ギャップはなかったですが、NPOでのインターン経験と比べると、やはりビジネスの世界は「数字にシビア」だと感じました。ベンチャー企業として、売上や成長が常に求められる環境を肌で感じられたのは、貴重な経験でしたね。悪い意味ではなく、ビジネスの厳しさを知ることができたと思っています。
アルバイトで培った「段取り力」と「社会を動かす実感」
アルバイト時代の奥田さんは、幅広い業務に携わっており、SNS投稿やメルマガ配信、マーケティングブログ記事の執筆といった基礎的な業務に加え、お客様へのコングラントの機能レクチャーなど、多岐にわたるサポートを行っていました。
そんな中で、奥田さんが「挑戦を感じた」と語るのが、入社1年以上が経った頃にメイン担当として手掛けた「ファンドレイジングのコツ100選」の作成です。
──「ファンドレイジングのコツ100選」の作成はどのような経緯ではじまったんでしょうか?
奥田さん:お客様から「寄付の集め方が分からない」という声をよく聞いていました。何から始めたらいいか分からない、こんな時どうしたらいいか分からない、という時に参照できる情報があったら良いね、という話から企画が始まりました。
──「ファンドレイジングのコツ100選」の作成は当時の奥田さんにとってかなりチャレンジングだったのではないでしょうか。
奥田さん:そうですね。記事のテーマ選定から、先輩社員を含めた記事作成のディレクションまで、全体の進捗管理を初めて担当しました。自分より経験のある方に業務をお願いしていくのは、すごく緊張しましたね(笑)
でも、このプロジェクトを通して「奥田さんの強みはロジ(プロジェクトの推進や管理)だよね」と言ってもらえたのは、とても嬉しかったです。
また、この時期に培ったのが、現在の業務にも活きている「段取り力」です。
当時の先輩から「うまくいかないのは準備が足りていないからだ」と教わり、ミーティングに向けて、やれるだけの準備をしたか、と常に問いかけるようになりました。先輩のお客様への向き合い方やタスク管理の徹底ぶりを見て、自分もこれを大事にしようと思ったんです。
ファンドレイジングのコツ100選が完成後、契約団体へ送付する冊子が完成した際の写真。実際のページはこちら:ファンドレイジングのコツ100選
奥田さんは、アルバイト時代からコングラントの活動が「社会に影響を与えている」という実感を常に感じていたと言います。
──これまで、特に仕事を通して社会に影響を与えたことを実感したエピソードを教えてください。
奥田さん:社会への影響を実感する瞬間は多々ありますが、特に嬉しかったのは、コングラントが協働した阪急阪神さんの中吊り広告や、ジャパンハートさん、むすびえさんのACジャパンのCMを見た時です。自分が関わったプロジェクトがこうして広く世の中に届いていると感じると、大きな達成感とともに、社会への貢献を改めて実感できます。
阪急阪神ホールディングス様との協業プロジェクト『ゆめ・まちクラウドファンディング』期間中、阪急阪神ホールディングス様のイベント内で展示されたSDGsトレインにおいて、実施中のクラウドファンディングをご紹介いただきました。
「コングラントが一番ビジョンに忠実」新卒として選んだコングラント
アルバイトとして大きな手応えを感じていた奥田さんは、そのまま新卒でコングラントに入社することを決意します。
──アルバイトから新卒で入社を決意した理由は何ですか?
奥田さん:NPOに就職する道も考えていましたが、コングラントなら特定の社会課題に従事するだけでなく、日本の社会課題解決の構造そのものや、寄付文化全体に働きかけることができる。自分が影響を与えることができる範囲、インパクトが非常に大きいことに魅力を感じました。これが一つ目の理由です。
二つ目は、コングラントでアルバイトをする中で、自分が売上を上げれば上げるほど、それが社会が良くなっていることに繋がっていると実感できることが、すごく楽しかったからです。私自身、売り上げを追い求めるのは好きですが、それがそのまま社会貢献に直結する、やりがいを感じられる仕事だと思いました。
そして、最終的な決め手となったのは、コングラントの「ビジョン・ミッションへの忠実さ」でした。 就職活動で様々な会社を見て内定をもらいましたが、コングラントが一番「ビジョンファースト」だと感じました。社会のためになることなら、短期的な売上にならなくても身を削ってでもやる、という姿勢は本当に尊敬しています。
DX総合EXPOにてブースに立つ奥田さん。ブースに展示していたスマート寄付アプリ「GOJO」は2025年5月22日にリリースされました(プレスリリースはこちら)
初の億超えプロジェクトを牽引!コングラントで掴んだ大きなやりがい
新卒として入社後、奥田さんはジャパンハートさんの「新病院建設クラウドファンディング」の主担当を任されました。
実際のプロジェクトページはこちら
──大きなプロジェクトだったと思いますが、プレッシャーはありませんでしたか。
奥田さん:コングラントでも億を超えるクラウドファンディングは珍しい中、ジャパンハートさんの目標金額は1.2億円。進捗が芳しくないときは、「どうしようか」と頭を抱える日々でした。しかし、どうすれば寄付者の方にもっと想いが届くか、プロジェクトの意義を理解してもらえるか、目に止めてもらえるか、必死で考えて行動していきました。
最終的に目標金額を達成できた時は、本当に嬉しかったです!
【ともに挑戦する仲間募集】社会貢献×ビジネスの最前線へ!
最後に、奥田さんにコングラントで働く魅力、そして学生へのメッセージを伺いました。
──学生にアピールしたい、コングラントならではの魅力は何ですか?
奥田さん:まずは、社会貢献しながらお給料がもらえることです。NPOのインターンは無給のところも多いですが、コングラントではビジネスの現場に触れながら、働くことの責任や学びを得て、お給料もいただける。自分の学び・成長と収入を両立できるのは大きな魅力だと思います。
そして、人の良さも魅力です。NPOでのインターン経験者が多かったり、元々社会課題に関心がある人が多いからか、他人を思いやる力がある人が多くて、配慮と優しさがあるチームだと感じています。
岩手・山田町に出張し、伴走支援をしているクラウドファンディングの寄付チラシ配る奥田さん
──社会貢献に興味がある学生の中には、スタートアップでのセールスやカスタマーサクセスといった仕事に不安を持つ人も多いと思います。コングラントでのインターンのフォロー体制などを教えてください。
奥田さん:研修は動画やマニュアルでのインプット、スプレッドシートやスライドといったツールの使い方、そしてコングラントの機能研修など、しっかり用意されています。先輩社員も手厚くサポートしてくれるので、安心して挑戦してほしいです。
とはいえ、ビジネスの最前線で戦ってもらうことにはなるので、「見守られながら挑戦できる」環境だと思います。自主性を歓迎し、チャレンジ精神のある方にはぴったりの場所です。
──最後に、コングラントで働くことに興味を持っている学生の皆さんへメッセージをお願いします!
奥田さん:コングラントでアルバイトをして、確実に自分の視野が広がったと実感しています。これまで知らなかった様々なNPOや社会課題を知り、NPOの現場で支援の最前線で頑張っている、尊敬できる方々にもたくさん出会えました。
ビジネスについても深く触れることができ、「社会貢献とビジネスを両立させるにはどうすれば良いか」という視点で、コングラントの事業は本当に勉強になりました。
就職後、社会人になっていく上での「働く」というイメージも、社員の方々の姿から学ぶことができました。学生時代の過ごし方として、これほどプラスになる経験はないと思います。「社会を動かしている」という実感が持てる場所です。社会貢献とビジネスという視点にピンとくる方は、ぜひ挑戦してほしいです!
コングラントで、あなたの「社会貢献」を形にしませんか?
コングラントでは「社会貢献したい」という強い想いをビジネスの力で実現できます。私たちはNPOの寄付募集を支え、社会を動かすインパクトを日々生み出しています。
20代・30代の若手メンバーが中心の活気ある職場で、あなたも社会課題解決の最前線に立ちませんか?研修や手厚いサポート体制も充実しているので、未経験からでも安心して挑戦できます。
「社会貢献とビジネスを両立させたい」という方は、ぜひコングラントの採用情報をご覧ください。まずはカジュアル面談でお話ししましょう。あなたのご応募をお待ちしています!
【コングラント 採用情報】
長期インターン求人
▶社会貢献したい学生募集!NPO寄付システムのセールス・カスタマーサクセス
▶寄付SaasでNPOの社会課題解決に関わりたい学生募集!プロジェクト伴走
▶関西|学生歓迎|寄付市場の拡大を目指すスタートアップ企業でIPO
中途求人
▶社会貢献×SaaS営業|NPOの課題を解決し、寄付文化を創るセールス募集!
▶社会課題解決の最前線!ファンドレイジングでNPOを支えるCS・伴走者を募集
求人一覧▶https://www.wantedly.com/companies/company_congrant/projects