みなさんこんにちは! VOLTMIND広報担当の大矢です。
株式会社VOLTMINDは、「最先端技術で、人生の体験価値を根底から向上させる。」をミッションに掲げ、AI駆動開発×大規模システム開発を得意とするAI駆動スタートアップです。
自社でAIエージェントや新規事業のプロダクト開発も進めており、「AI成長エンジン」で未来を実装するAIカンパニーとして急成長しております。
今後、上場を見据えて事業・組織を拡大していく中で、AI市場で戦っていきたい方、AIを武器にしていきたい方、AIで社会を変革したい方を募集しています。
今回は、R&D事業部 部長の馬場啓太にインタビューしてまいりました。金融系の会社に勤めた後、フリーランスエンジニアとして10年以上にわたりソフトウェアとハードウェアの両領域で活躍してきた馬場が、入社からわずか半年で部長に就任。R&D部長としての仕事と、その先に描くビジョンについて聞いてきました。
【このような方におすすめです】
・AIやロボティクスなど、未来を変える技術に本気で向き合いたい方
・ソフトウェアにとどまらず、ハードウェアまで幅広い技術領域に挑戦したい方
・研究開発の上流から手を動かし、成果が事業に直結する環境を求めている方
・技術もマネジメントも両方追いかけ、早期にキャリアを広げたい方
一つでも当てはまる方は、ぜひ読み進めていただけますと幸いです!
それではよろしくお願いいたします。
【分解、組み立て、動作。構造への好奇心が原動力となった】
子どものころから「なぜ動くのか」を知りたかった
——エンジニアを目指すようになったきっかけを教えてください。
小学生のころ、家にあったパソコンに興味を持ち、自分でホームページを作ってみたことが、ソフトウェアに触れる最初のきっかけでした。HTMLを書き始め、パソコン上で自分の手によって何かが形になっていくことに面白さを感じるようになりました。
そこで、壊れたゲームコントローラーを自分で分解し、修理するようになり、中学生の頃には自分でパソコンを自作していました。ソフトウェアをつくる面白さに加え、スマートフォンやバイク、自動車など、身の回りにある機器がどのような仕組みで動いているのかに興味を持つようになりました。構造が気になるものは実際に分解して確かめるうちに、ソフトウェアだけでなくハードウェアにも興味が広がっていきました。
社会人になってからは金融系の会社に勤めた後、フリーランスエンジニアとして独立しました。ウェブ制作やサーバー導入など、ソフトウェアとハードウェアの両領域にまたがる案件に携わり、気づけば10年以上、さまざまな技術と向き合い続けています。
——VOLTMINDへの入社を決めた理由は何ですか?
もともと転職は全く考えていませんでした。フリーランスの傍ら、YouTubeなどで情報発信をしていたところ、取締役の山本が視聴者として動画を見ていたようで、ある日DMをもらったことがきっかけでした。やり取りをするうちに通話することになり、その中で初めて会社や事業について話を聞きました。
その後、実際にお会いした際、山本から技術の未来やロボティクスの可能性について熱く語ってもらいました。「一緒にドラえもんを作りましょう」——その言葉が、自分が長年抱いてきた「人に寄り添う技術をつくりたい」という思いと重なりました。もともとAIを活用した開発にも取り組んでいたこともあり、「ここでならAIとハードウェアの可能性を本気で追いかけられる」と感じ、入社を決めました。
【エンジニアとして入社後、半年で部長に就任】
開発業務からスタートし、R&D全体を見る立場へ
——入社後のキャリアについて教えてください。
入社当初は、新しいアイデアやサービスの可能性を検証するPoC(概念実証)や開発を担当していました。自社が保有するGPUサーバーの管理やプロジェクトマネジメントにも関わるようになり、R&D全体を見る立場へと、自然に役割が広がっていきました。
——部長に就任された時のお気持ちはいかがでしたか?
入社から半年ほど経った今年の3月ごろに、R&D事業部の部長に就任しました。
正直、改めて役割を意識したときは「本当にやっていけるだろうか」という緊張感がありました。ただ、それまで積み重ねてきた仕事の延長線上に今の役割があったので、一つひとつ目の前の課題に向き合いながら取り組んできました。
——R&D部門では、どのようなマネジメントを意識していますか?
フリーランス時代に業務委託のメンバーを取りまとめる経験をしていたので、マネジメント自体への抵抗は思ったほどありませんでした。今は、メンバーから出てくるアイデアをしっかり拾い上げ、それが技術的に実現可能かを見極めながら具体的な道筋を描くことを意識しています。AIソリューション事業部をはじめ、関連部門の責任者とリソースを調整しながら、研究開発のペースを落とさないよう取り組んでいます。
【AIを動かす「心臓」をつくるのが、VOLTMINDのR&D】
研究開発・ソフトウェア・ハードウェアの連携が強み
——R&D部門は、どのような役割を担っているのでしょうか?
VOLTMINDの中で、R&D部門は技術の最前線を担う部門です。新技術の初期研究から応用研究、そして実際のプロダクト開発まで、一気通貫で対応しています。研究開発・ソフトウェア・ハードウェアの各領域を横断しながら、一つのプロジェクトを推進しています。
これまでにも、暗号文をそのままAIが扱える「暗号化LLM」の検証や、1,200体の人工生命体がGPU上で群れを形成する「ANIMAシミュレーター」、大手エネルギー企業のGPUを活用した大規模研究など、AIを動かす基盤技術の研究・開発を数多く手がけてきました。
現在、私がメインで携わっているのはキッティング事業です。AIの研究成果をソフトウェアとして実装し、それを搭載したハードウェアを製品として提供しています。研究開発・ソフトウェア・ハードウェアの各領域が密接に関わるため、部門全体で連携しながらプロジェクトを進めています。
——「AIを動かす基盤をつくる」という仕事は、具体的にどのようなものですか?
普段、私たちがAIを使うときに触れているのは、AIに質問を入力し、回答を受け取る「インターフェース」と呼ばれる部分です。私たちR&Dは、その一つ下の層にある、AIを動かすための基盤をつくるところの役割を担っています。
具体的には、インターネット上に公開されているAIモデルを自社のGPUサーバーに搭載し、「推論エンジン」と呼ばれる仕組みを通じて動かせる環境を構築しています。AIモデル単体では動かないので、AIが安定して動作するための基盤を、自分たちで設計・構築しています。
人間の体で例えると、インターネット上で公開されているAIモデルが「脳」だとすると、私たちがつくっているのは、その「脳」を動かすための「心臓」にあたる部分です。AIは「脳」があるだけでは動かず、その土台となる基盤があって初めて力を発揮します。
——今、R&D部門が最も注力している領域は何ですか?
現在、最も注力しているのはハードウェア領域です。
近年はAIの進化によってソフトウェア開発が大きく効率化され、以前よりシステム開発への参入障壁は下がりつつあります。AIを活用しながら開発を進める企業も増え、ソフトウェア開発を取り巻く環境は大きく変化しています。
一方で、ハードウェアは依然として高い専門性が求められる領域です。AIだけでは代替しにくい工程も多く、参入障壁も高い。だからこそ、私たちはハードウェアにVOLTMINDならではの競争力があると考えています。
——R&D部門があること自体、スタートアップ企業では珍しいのでしょうか?
そうですね。R&D部門は成果が見えにくく、将来への投資という側面が強いため、スタートアップではあまり多く見られないと思います。そのような中でVOLTMINDがR&D部門を設けていることから、経営陣が長期的な視点で技術や事業の未来を見据えていることを感じています。
【仕組みをつくり、開発を加速させる。R&Dの仕事内容】
生み出した時間で、さらに前へ。R&Dが体現するVOLTMINDのスピード感
——これまでの仕事の中で、特に手応えを感じた成果を教えてください。
自社が保有するGPUサーバーの一元管理システムを構築したことです。
以前は、複数台あるサーバーを1台ずつ個別に接続してメンテナンスを行っていました。月1回のメンテナンスでも、1台あたり約1時間かかっていたため、全てを管理するには相当な時間が必要でした。
そこで、20台以上のサーバーを一括で管理できる仕組みを構築しました。現在では、1台あたり約10分以下でメンテナンスが完了するようになっています。
改善できたことは作業時間だけではありません。それまではサーバーでエラーが発生しても、次回のメンテナンス時まで気づけないこともありました。新しい仕組みでは、エラーが発生した時点でリアルタイムに通知が届くため、異常を早期に検知し、迅速に対応できるようになりました。
——業務を進める上で、難しいと感じることはありますか?
R&Dでは、複数のPoCや検証開発が同時に進行することも多く、それぞれのプロジェクトで求められるスピードや品質を維持し続けることに難しさを感じます。多いときは4つのプロジェクトを並行して進めることもあるため、限られた時間の中で優先順位を整理しながら進めなければなりません。
そのため、私自身もAIを積極的に活用しています。困難な課題に直面したときも、AIを壁打ち相手として活用することで、以前より短時間で突破口を見つけられるようになりました。
——経営陣とは、どのように連携しながら仕事を進めていますか?
代表の北森や取締役の山本とは、日常的に近い距離で仕事をしています。北森や山本はアイデアの引き出しが本当に豊富で、話をするたびに「これはプロダクトになりそう」「研究テーマとして面白そう」と思えるアイデアが次々と出てきます。その柔軟な発想には、毎回刺激を受けています。
また、意思決定のスピードもVOLTMINDの大きな特徴です。R&Dから新しい提案をすると、北森や山本はすぐに判断してくれるので、早ければ提案から1時間ほどで本開発に着手することもあります。このスピード感があるからこそ、研究成果を実際のプロダクトや事業へと素早くつなげられる環境があると感じています。
【技術で遊び、世界を変える。馬場が描くR&Dの未来】
世界の技術基盤を変えることが、最終的なゴール
——現在の仕事を通じて、自分自身の変化を感じる部分はありますか?
マネジメントを担うようになってから、人の話を聴く姿勢が変わったと思います。積極的にアイデアを出してくれるメンバーもいれば、じっくり考えてから発言するメンバーもいます。その違いを受け止めながら、一人ひとりのアイデアを拾い上げることの大切さを、この役割を通じて学びました。
以前はあまり発言しなかったメンバーが、自分からアイデアを出してくれたことがありました。チームが少しずつ変わり始めたと感じた瞬間でした。
——R&D部門を、これからどのような組織にしていきたいですか?
「技術で遊ぶ」をコンセプトに、常に新しいものを追いかけ、やがては追い越せるような組織を目指しています。現在は応用研究や開発研究が中心ですが、将来的には基礎研究にも取り組み、世界の技術基盤を変えるような研究にも挑戦していきたいと考えています。
ロボティクスには今、特に強い関心を持っています。海外では家事を担うロボットの実用化も始まり、進化が加速しています。山本が掲げる「ドラえもんを作る」というビジョン——感情を持ち、空間を把握し、人に自ら寄り添えるロボット。その実現に向けて技術を積み重ねていくことが、R&Dの使命だと考えています。
【未来の仲間へ】
シンギュラリティの時代に、挑戦し続けるために
——R&D部門と相性が良いのは、どのような方だと思いますか?
やはり、好奇心を持ち続けられる方と、一緒に働きたいですね。新しいものや未知のことに対して、自分から興味を持ち、調べ続けられる姿勢が何より大切です。そうした姿勢があれば、発想力や技術力は後から自然と身についてくることも多いと感じています。
また、分からないことに対して誠実に向き合い、自ら調べ、考え続けられる「知的誠実性」のある方は、活躍しやすい環境だと思います。
——最後に、入社を検討されている方へメッセージをお願いします。
今、私たちはシンギュラリティと呼ばれる大きな変化の時代にいます。こうした時代だからこそ、常に新しい技術や変化に目を向け、自分自身で触れ続けることが大切だと考えています。多くの人が使い始めてからではなく、その前に自ら試してみることで、技術の本質や可能性が見えてくることも多いと思います。
AIの「心臓」をつくる仕事は、世界の技術基盤を支えることにつながっています。
世界の技術基盤を変えたい——その思いを持ち、失敗を恐れず挑戦し続けられる方と一緒に、新しい未来をつくっていきたいです。ぜひ一度、お話ししましょう。