最近は単価の〇〇%をお給料にする会社もあって、自分の単価を知る機会も増えてきたかもしれませんが、まだまだ開示されない会社が多いと思います。
そうするといつ自分の単価がどうのように上がるのかって分かりにくいですよね。
根本的なところから考えると、一番最初は「〇〇の作業を〇〇円でやってくれる人いませんか?」から案件は始まってるんですね。
なので、発注側からしたらどれだけ居るから単価を上げてくれと言われても、その為の予算がある訳じゃないんです。
ですから抜けられて困るエンジニアであれば、交渉すればある程度は上げてくれますが、劇的に上げてくれるような事はなかなかありません。
では、どのタイミングが一番上がりやすいかと言うと「案件を異動するタイミング」が一番大きく単価が上がるチャンスになります。
稀に、常駐先の人間関係や環境、作業内容などが気に入っていて異動はしたくないけどお給料を大幅に上げて欲しいというパターンがありますが、先に説明した理由からそれは難しいんですね。
そうなると大体の人が所属会社への不満を募らせて、転職したらお給料上がった!みたいな事になりがちなんですが、実際は同じ所属会社にいても案件を異動していれば同等の昇給はできたはずなんです。
転職も状況によっては良いですが、このような理由であれば転職よりも案件異動を相談した方が良い場合も多いでしょう。