こんにちは、Medii 広報です。今回ご紹介するのは、製薬マーケティング部ソリューションチームを率いる森田恭平さんです。通信、コンサルティング、IT分野の大手企業でキャリアを築いてきた森田さんが、なぜ希少疾患や難病患者のために奮闘するMediiへの転職を決意したのか。入社後に感じたMediiの魅力や課題、ソリューションチームの仕事内容ややりがいについて聞いてみました。

※noteからの転載です（note）

ー森田さんの経歴を教えてください。

大学を卒業後、NTT東日本へ入社し、中小企業向け法人営業を担当しました。その後、アクセンチュアや日本オラクルでキャリアを積み、SaaS営業や新規事業の業務フロー設計や新規システムの導入プロジェクト・活用定着化に携わりました。チームリードとして20名ほどのマネジメントも経験してきました。

ー医療とは違う業界で活躍されてたのですね、なぜMediiに転職したのですか？

アクセンチュアでは充実したキャリアを積んでいましたが、子どもの病気をきっかけにヘルスケア業界への関心が高まりました。世の中には、治療法が確立されていない病気が多く存在しています。医学の進歩により新しい治療薬が開発されても、日本には入ってこない、または入ってくるのが遅れてしまう「ドラッグ・ロス」や「ドラック・ラグ」という課題があります。これらを解消することで、治療の選択肢を広げ、多くの患者さんの助けになれるのではないかと考えたのが転職を意識したきっかけです。

そんな中、ヘルスケア企業を探していた際に、この課題解決にMediiが目を向けていることを知りました。選考が進むにつれて事業の可能性を強く感じるようになり、Mediiの取り組みを大きく広げていくことで、自分の子どもや同じような病気で苦しむ子どもたちを救えるかもしれないと感じたことが最終的に入社を決めた理由です。

ー入社して感じたことを教えてください。

Mediiが提供する医師向けのオンライン専門医相談サービス「E-コンサル」での医師同士の症例相談を通じて、実際に希少疾患の患者さんが救われている様子を見ることができ、大きなやりがいを感じています。これは、他の会社ではなかなか得られない貴重な経験だと思います。

一方で、主治医の先生方に対する疾患啓発の手法やビジネスモデルは、まだ発展途上であると感じました。確立されたものがあるわけではないため、スタートアップらしいチャレンジングな環境の中で、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

ーソリューションチームはどのような仕事をしていますか？

ソリューションチームは、製薬企業様のパートナーとして、共に希少疾患患者様を救うことを目指しています。診断数を増やす、処方数を増やす、主治医の先生が抱えている悩みを見つけ出すなど、プロジェクトの目的に合わせて、2〜3名体制で様々な施策を実行しています。

ー例えばどういう施策があるのでしょう？

施策はメール配信やアンケートの実施、セミナーの開催、ランディングページ、リーフレットの作成、日経メディカル様との連携など様々あります。いずれもソリューションチーム単独で実施するわけではなく、マーケティングチームやプロダクトチームと連携しながら取り組んでいます。

Mediiが施策実行することによって、製薬企業様がターゲットにしている主治医の先生はもちろん、それ以外の先生からもE-コンサルを通じた症例相談が多く寄せられます。ソリューションチームの活動を通じて、未診断のまま様子見されていて、正しい診療科にすら辿り着けていない患者様へアプローチできているところにやりがいを感じています。

ーソリューションチームはどのような人に合っていると思いますか？

プロジェクトのスケジュールやToDo管理、課題があれば対処し円滑にデリバリーして目的を達成するプロジェクトマネージャーなどのプロジェクトワークの経験がある方は活躍できると思います。しかしそれ以上に、不確実な状況を前向きに捉え、楽しむことができるかが大切だと感じます。基準、ルール、役割が確立された状況で、ルーティンワークをやっていきたいという方には合わないかもしれません。

ー森田さんが今後Mediiで実現したいことを教えてください。

現状、プロジェクトの進め方や施策は個別最適になっている部分があるので、標準化・効率化をどんどん進めていきたいと思っています。また、現在進めている新規事業においても、ドラッグラグやドラッグロスの問題に対するソリューションをMediiは提供できると考えているので、早く立ち上げしたいと考えています。特に小児領域は熱を注いでいきたいです。

ー最後にこの記事を読んでくれている方へメッセージをお願いします。

Mediiでは、自ら考え、主体的に行動する姿勢が求められます。
決まっていないことは自分で決めにいくという姿勢で切り開き、オーナーシップを持って会社をより良い方向へ推進していきたい方と一緒に働きたいと考えています。家族に誇れる経験が積めると思いますし、やりがいも感じられますので、興味を持たれた方はご応募ください！