初めまして。株式会社テクノプロ・コンストラクションの佐藤と申します。

最近至るところで、「IT化」という言葉を耳にするようになりました。建設業界でもIT化が急速に進んでいます！その中でも注目されているのはi-Construction(アイコンストラクション)という取り組みです。

i-Construction(アイコンストラクション)とは

建設現場の生産性向上を図り、ICT技術（情報通信技術）を活用する取り組みのことです。国土交通省が積極的に推進しており、全国各地で取り組みが進んでいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　i-Construction(アイコンストラクション)の目指すもの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆一人一人の生産性を向上させ、企業の経営環境を改善 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆建設現場に携わる人の賃金の水準の向上を図るなど、魅力ある建設現場へ 　　　　　　　　　　　　　◆安全な現場の実現　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆安定した休暇の取得 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

建設業界は近年の新規投資の活発化により建設需要は高まっているのに対して、供給が全く追いついていません。深刻な問題となっている人材不足や過酷な労働環境などの問題を、ICT技術を活用して解決して、現場の生産性を上げていきたいという狙いがあります。ICT技術の中でも、建設現場でドローン（ＵＡＶ）の活用が注目されています。　

【ドローン（UAV）活用例】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①『調査・測量』『設計・施工計画』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　調査・測量・設計に使うデータを取得するため、ドローン測量を行います。従来は2次元のデータをもとに施工土量(どれだけ土を削る、盛るといった設計のこと)を算出する必要がありました。ドローンで測量した3次元データがあれば、自動的に施工量を算出することができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　②『施工』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　データをもとにICT建機（パワーショベルなど）を自動や半自動で制御することができるので、オペレータの技術に左右されること無く施工が可能になります。ドローンは施工中にどれだけ進捗が上がっているかを把握するために、ドローン測量を行います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　③『検査』 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 施工が設計どおりに行われたかを検査するために、ドローン測量を行います。従来はトータルステーションなどを使って測量し、それを2次元の平面図や設計図など紙の書面に起こして工事を進めていました。さらに、施工後には、測量によって出来た膨大な書類をもとに、設計どおりに仕上がっているか検査が行われてきました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ドローン測量をもとに作成したデータは3次元データです。そのため、施工後にまたドローンで測量したデータを重ねて比較するといったことも出来ます。これによって、位置や傾き、不足部分などを、紙をいちいち突き合わせなくても一度で確認することが可能です。書類の資料をもとに検査するよりも精密なうえ、検査項目も減らすことができるのです。　

建設現場でドローンを活用することによって、従来の方法と比べて安全に早く業務を行うことが出来ます。そのため、人材不足や労働環境などの問題を解消して現場の生産性を上げることに繋がるのです。

テクノプロ・コンストラクションでも、ICT技術の活用を建設現場で積極的に取り入れており、社員への教育などにも力を入れております！

プロジェクトマネージャーとして、最新の技術を活用しませんか？　　　　　　　　　　　　　　　　「IT業界での経験を活かしたい」「建設業界に興味がある」など、この記事に少しでも興味を持った方は話を聞きに行きたいボタンよりお気軽にご応募ください！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　是非、ICT技術やドローンについてお話しましょう。