社会インフラの未来を、どう創るか。社長が語る「選べる物流」と、多様な個性が起こす「化学反応」のリアル。
これまで、JP楽天ロジスティクスの「今」と、変革を共に創る「仲間」についてお伝えしてきました。
最終回となる今回は、私たちの原点である「社会的役割」と、私たちが目指す「未来のビジョン」という、より本質的なテーマに迫ります。
日本中の人々の生活に、直接貢献できる喜び
―まず初めに、JP楽天ロジスティクスとは、そもそもどういう会社なのか教えてください。
「一言で言えば、人々の生活に無くてはならないECという社会インフラを物流の観点から支えている会社です。安定的な物流サービスを提供するとともに、荷主さま、受け取り人さま、配送事業者さまなど、EC物流に関わる全てのステークホルダーの体験価値を高め、より利便性の高いサービスを創造していく。それが我々の使命だと考えています」
―その仕事の面白さは、どこにあるのでしょうか?
「我々がサービスを改善し、革新することで、日本中の人々の生活や人生を、より良くしていくことに直接貢献できる。その大きな実感こそが、この仕事の面白さの核心だと思います。我々が頑張れば頑張るほど、社会がより良くなっていく。これほどやりがいのあることはありません」
私たちが描く未来:『選べる物流』が当たり前になる世界
―JP楽天ロジスティクスが目指す未来、ビジョンについて教えてください。
「私たちが目指しているのは、日本郵便や楽天だけが幸せになる話ではありません。ECという社会インフラ全体が持続的に発展していくための『オープンなプラットフォーム』を創ることです」
このプラットフォームに、他のEC事業者や配送事業者など多様なプレイヤーを巻き込むことでプラットフォーム全体の価値を高めて「好循環」を生み出す。そして、私たちが最終的に目指すのは、顧客一人ひとりの多様なニーズに応える「選べる物流」の実現だと杉崎は語ります。
「『2024年問題』に端を発する人手不足や物流コストの上昇に直面する物流業界の中で、早く商品が欲しい人、安く商品を届けたい人、環境に配慮したい人といった多様なニーズに応えることは、ますます重要になります。
今はまだ画一的なことが多い物流サービスを、テクノロジーの力で進化させて、お客さまが自分の価値観に合わせて、あらゆる選択肢を自由に『選べる』ようにする。それが私たちの挑戦です」
多様性こそが最強の武器
―その壮大なビジョン達成のために、なぜ今、組織変革を進めているのでしょうか?
「大前提として、組織や人事制度の変革は、目的ではなく『手段』です。しかし、これまでの『縦割り』といった課題を乗り越え、会社全体で大きなビジョンに向かう流れをつくり、推進力を高めていく。そのために、全社的な変革が必要なのです」
―その変革の中で、どのような組織を目指しているのか教えてください。
「目指すのは『自律自走する最強の組織』です。JP楽天ロジスティクスには、様々なバックグラウンドを持つ人が集まっています。50人いれば50社の経験がある。その多様な経験や知見が掛け合わさることで生まれる『化学反応』こそが、私たちの最大の強みになると信じています」
違うキャリアの人たちが議論するからこそ、新しいものが生まれる。その化学反応を最大限に引き出す仕組みを創っていきたい、と杉崎は言います。
【結び】
社会インフラを支える大きなやりがい。
「選べる物流」という、ワクワクする未来。
そして、多様な仲間と「化学反応」を起こしながら、自分自身も成長できる環境。
この記事を読んで、あなたの心が少しでも動いたなら、ぜひ一度話を聞きに来てください。
あなたのユニークな経験こそが、私たちの未来を創る、新しい力になるはずです。