こんにちは、HAPPY PRICEの採用担当です!
今回は現在入社6年目の社員である“富岡 洋平さん”にインタビューに答えてもらいました。
バイヤーとして大活躍中の富岡さん、今回は『実際の仕事内容や、やりがい』『過去の失敗から学んだこと』についてお話ししてもらいました。
華やかな仕事の裏側には地道な作業の積み重ねであるバイヤーとしてのリアルを是非読んでみてください!
Q.今の仕事ってバイヤーですよね...具体的にどんなお仕事をされてますか?
宝飾品専門のオークションや展示会に足を運び、中古品の宝石とかブランドジュエリーなどの商材を買い付けて、中国系の業者や香港の業者に卸しています。大きい展示会だと東京ビッグサイトとかで開催されるんですがアメリカやヨーロッパなどからも集まってくるのでかなりの数の業者さんが出店してきます。なので何百ブースも並んでるところから良いものを選定して買い付けをしていく感じですね。あとはコロナが発生する前は香港とか海外の展示会にも参加していました。
卸に関しては今は中国がメインです。やっぱり中国ってお金持ちが多いですし、資産価値として宝石を買うという文化が根付いているので需要が高いです。
あとは意外とこの業界狭いのでオークション行くと国内のバイヤーさんと情報交換したり自分の専門外の商品とかは知り合いを紹介したりされたりの持ちつ持たれつだったりの関係性も結構多いんです。ライバルでもあるんですけどみんな仲が良かったりしますね。
Q.月に10か所以上のオークションに回ってるとのことですが...
北は北海道から、南は山口の下関まで回っていますね。あらかじめ日程は決まってるので開催日の1日~2日前に訪問して前日までには出品される商品を全部見るようにしています。その場で全部に値段をつけるわけではないですけど一品ずつ商品を確認して、その中でも自分の会社の筋だなという商品に関しては見落とさないようにチェックしていきます。
これが結構ハードなんです(笑)
黙々と反復で下見をしていくんですけど、10点ほど商品が入っている箱があって、これがオークションによって箱数が100箱だったり、400箱だったりばらつきがあるので、現場ごとに下見の時間配分も考えながらやらないといけないですし、時間に追われてハードな部分でもあるんです。
でも、そういった恐ろしく多い商材の中から自分の選んだ商品が売れて利益を出せたときは、答え合わせに正解した気分というか、自分の目に狂いはなかったんだって感じれて嬉しさがありますし、やりがいになります。
あとはこれは自分の個人的なことですが地方に行くので出張先で現地のおいしいごはんを食べることができたり、現地の業者さんや普段から良くしてくれている取引先の方との食事会とかもあり、バイヤーならではのいいこともたくさんありますね。金沢とかは特にご飯美味しいですし毎回行くのが楽しみです。
Q.そもそもジュエリー業界に飛び込もうと思ったキッカケを教えてください
学生時代のサッカー部の先輩と弊社の社長がもともと知り合いで、当時社長が社員になってくれる人を探していたらしく、若くて動けそうってことで声をかけてもらいました。
もともとはアパレル業界で販売員として働いていたんです。大学時代にアパレルでアルバイトをしていて、面白いなって思ってたのと、たまたまその時に大学に通っている意味を見出せないという悩みも重なってアパレル業界に就職をしました。
お誘いをいただいた時点ではジュエリー業界に飛び込むとはまったく思ってなくて、いつかは服の買い付けとかやってみたいなぐらいに思っていた程度だったんですけど、いま思うとその時の気持ちが宝石のバイヤーになるっていうところに繋がってたような気もしますね。
Q.HAPPY PRICEに入社を決意した決め手はなんだったんでしょう?
社長と初めて会ったときにお話を聞いて、社長のスケールの大きさに魅力を感じたのと、すごく面白そうな仕事だな。と思って決めました。
まず自分が、英語が上手なわけではなくて、本当に簡単な単語しか喋れないんですよ。それなのに初めてお会いしたときに「すぐ香港行ってくれない?」みたいなことを唐突に言われて、、、
何を言ってるんだ?って思いました(笑)
でも海外でこういう商売をしているという話をしてもらって、金額の大きさとか聞いてみると自分が今まで働いている仕事とは世界が違っていて魅力的だなと思いましたし、英語が喋れなくてスキルも経験もないようなゼロの状態の自分に「異国に行ってこいっ!」って軽い感じで押してくれた社長のスケールの大きさに魅かれましたね。
実際に入社してから3年くらい香港で仕事させていただきました。当時はバイヤーとしてではなく販売とか新規開拓営業としてですね。駐在とかではなく2週間ぐらい滞在して、時計や宝石の持ち出しのために4日ぐらい東京に戻ってという往復の生活でした。
Q.富岡さんは失敗から多くのこと学んだとのことですが?
儲けるものがあれば損するものもあります。ただ失敗は恐れないようにしてます。
失敗から学ぶことが大事だなと思っているので、損をしたときこそ、これはこのぐらい損してしまったんだっていうのを見て復習するようにはしていますね。利益が出たものよりも損をしたものからの方が学ぶことが多いかなと思います。失敗に慣れることは良くないと思うんですけど、失敗から学んで活かせるっていうのは大事ですよね。最初は失敗だらけでしたけど失敗から学んで次に繋げることで次利益になったりっていうこともたくさんありました。
この仕事はマニュアルがあるわけでもないですし、いきなりスキルアップできるものではないので
コツコツと下見をして、いっぱい商品を見て自分の中で反復すること大事だと常日頃考えさせられますね。
今でも忘れられないエピソードがあって、買取で騙されたことあるんですよ。
おじいさんおばあさん達が3人ぐらいで商品を持ってきてくれて、宝石を買ってほしいって言われて査定したんですけど、その時、自分もまだまだ経験が浅くて、案の定買ったら合成で、大損叩いてしまいました。この業界だとそういうだましのプロみたいな人もいて、ブランド品とかのコピー商品ってかなり精密に作られてて、見抜くのってなかなか大変なんですよね。なので数を多くこなして目利き力を付けていくしかないんです。
Q.どういうタイプの人がバイヤーに向いていますか?
バイヤーって華やかなイメージありますけど実際、下積みとか地味な作業の繰り返しなのでそういうイメージは持っていただいた方がいいかもしれないです。
あとは熱い気持ちを持っている人がいいです。成長したいなと思っている人。スキルとかそういうは後から付いてくるのでまずはコツコツコツコツと商品を見ていって学べる方ですね。物事の振り返りとか反省とかをしない人とかただ稼ぎたい人とかは向いてないと思います。
Q.最後に読んでいる方へHAPPY PRICEのイイなと思うところを教えてください!
普通の会社であれば29歳ってまだまだ下積み扱いされたりすると思うんですけど、HAPPY PRICEはバイヤーとして前線で働いているメンバーって自分を含めて、みんな20代なんです。ある程度経験してからじゃないと前線に出してくれないんですけど、うちはやりたいという意欲がある人にどんどんどんどんチャンスを与えてくれるので凄くいい会社かなと思いますね。
それに社風も「チャンス与えたんだから結果出せよ!」いうよりかは「まず失敗してみろ」みたいな感じなので自分にとってもありがたいですしチャレンジする勇気をくれます。
”やってみなきゃわからない挑戦の精神”というのが社訓にあるんですけどまさににそれが根付いてるので
新しいことに挑戦したいとか、未知の領域に飛びこんでみたいっていう人にはすごくいい環境だと思います。