What we do
【北陸の交通・物流の要所】
国内線をはじめ国際線や貨物定期便も就航する北陸の空の玄関口「小松空港」をはじめ、JRや高速道路などの整備された交通・物流ネットワークが、生活や人々の交流、経済活動を支えています。
【今に息づくものづくりの精神】
前田利常公の殖産興業政策で職人が集まり、「ものづくり」をなりわいとして繁栄してきました。現在では世界的な建設機械メーカーが生まれ、その協力企業によって機械産業を中心とした産業クラスターを形成しています。また、高度な産業集積と技術力を活かし、日本一のシェアを誇るパーティションメーカー、世界的な電子部品メーカー、日本有数のバス製造メーカーやそれらの関連企業なども立地し、多様な産業集積が進んでいます。
高機能繊維など高い技術を誇る繊維産業、九谷焼や小松瓦などの伝統産業も盛んです。
現在、この「ものづくり」を交流人口拡大と経済活性化に繋げるため産業訪問のプロジェクトも進行しています。
(GEMBAプロジェクト)https://gemba-project.jp/
【町人の粋と脈々と受け継がれている歌舞伎文化】
江戸時代から脈々と受け継がれてきた伝統芸能「曳山子供歌舞伎」。そして、歌舞伎「勧進
帳」の舞台となった「安宅の関」。これらの歴史と文化を、市民と一体となり、「歌舞伎のま
ちこまつ」として、未来に守り伝えています。
<お旅まつりと曳山子供歌舞伎>
莵橋神社と本折日吉神社の春季例大祭は「お旅まつり」の名で親しまれています。これは、
両社の神輿が多彩な神具に飾られ、大獅子や多数の子供獅子を従えて氏子町内を巡行すること
に由来しています。江戸時代には小松城御門に赴き、加賀藩小松城の武運長久・加越能三州の
泰平を祈願するのが恒例でした。
前田利常公は1640(寛永17)年に小松城に隠居すると、城下には武士・職人・商人が住み始
め、小松の産業や文化が発展します。曳山子供歌舞伎は、この町人文化と財力・心意気、そし
て職人の技などが結集し、1766(明和3)年、龍助町と西町から始まったと伝えられています。
以来、250年もの長きにわたり、「曳山子供歌舞伎」の伝統が受け継がれています。
(歌舞伎のまち)http://www.komatsuguide.jp/index.php/article/detail/kabuki/
【霊峰白山の恵み豊かな自然と食】
木場潟から望む白山の純白と空の青、梯川べりに咲く深紅の曼珠沙華、風にそよぐ黄金の稲穂…。産業都市として、また城下町としての町並みを持ちつつも、少し足を延ばすだけで、牧歌的な自然が広がっています。
環境王国にも認定された里山エリア、そして日本海に面した里海エリアには自然風景のみでなく、霊峰白山から湧き出る清らかな水、たくさんの緑と肥沃な土壌の恩恵を受けた安全、安心、そして美味しい食が豊富です。
古くから米どころであり、現在も県内有数の収穫量を誇ります。山間地で減農薬・減化学肥料で栽培した「蛍米」や、早生の品種「ゆめみづほ」など、どれも「味・香り・粘り」の三拍子揃ったおいしさです。
そのほかトマトやニンジン、千石豆、大麦の収穫量も県内シェア1位を誇ります。水を一切使わず、トマトと野菜を煮込んだ「トマトカレー」や、大麦を使った甘味など、自慢の主要農産物を使った加工食品の開発・販売も進められています。
加えて、安宅漁港で上がる海の幸、白山の伏流水とおいしい米で作られる地酒、茶道文化が盛んな土地柄に伝わる伝統の和菓子、また郷土料理として伝えられる柿の葉寿司などバリエーション豊かな食文化が今も受け継がれています。
Why we do
2024年春 北陸新幹線小松開業を迎えます
里山エリアの魅力アップ、ブランド化にも取り組んでいます。過ごすためだけが目的の空間ではなく今や体験やビジネス、そして癒しや交流が目的の空間へとその役割が広がっています。
【いよいよ迎える北陸新幹線小松開業】
2024年春に控えた北陸新幹線小松開業。開業すると小松ー東京間は約4時間、小松ー新大阪・名古屋間は約3時間で結ばれ、北陸新幹線の延伸で時間短縮効果はもちろん、人々の交流、経済流通、東海道新幹線の代替補完機能の確保など多くのメリットが期待されています。
さらに新幹線駅から空港間がわずか10分と国内で一番短い時間で結ばれる強みを活かし、小松駅と小松空港間での自動運転バスの運行に向けた取り組みや、高齢化の進展や大交流時代に対応した小松版MaaSの導入に向けた取り組みが始まっています。
(北陸新幹線小松開業HP)https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/kokusai_keieiseisaku/kikakuchousei/shinkansen_komatsu.html
【多様な働き方が可能な都市 全国1位】
コロナ禍で人々の働き方や生活スタイルが変化する中、多様な働き方や生活を実現できる都市(人口10万人以上の市・特別区 287市区)を日経経済新聞と東京大学がランキングしました。
小松市は学童を含む保育環境と福祉施設の充実度、住宅の広さなどが高得点だったほか、市内に製造業が集積し、金沢市にも近く通勤時間が総じて短いこと。オフィスへの出勤や住宅勤務のいずれも選択しやすい環境であるなどが評価され首位となりました。
(日本経済新聞)https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL208YF0Q1A720C2000000/
(移住定住サイト「Hello! こまつ」)http://hello-komatsu.jp/
【みんなで取り組む ゼロカーボンシティ】
IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)が2018年に公表した特別報告書では、気温上昇を1.5℃に抑制するには、「2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとすることが必要」とされています。この2050年二酸化炭素排出実質ゼロを達成するためには、本市においても市民、企業、そして市が協働して脱炭素に取り組むことが必要不可欠です。
全国の自治体でこの取り組みが広がっている中、当市においても、2021(令和3)年8月25日、2050年までに二酸化炭素を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指す宣言を行いました。
(ゼロカーボンシティ宣言)https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/ecology_suishin/chikyuondankaenerugi/12826.html
【魅力を増し、人を惹きつける里山エリア】
伝統建築と集落文化を次世代に伝える宿泊施設「伝泊」をはじめ、古と新、伝統と現代が融合し築100年の古民家を改装した施設での「農泊」など、地元の特徴を活かしたアクティビティや伝統工芸体験をはじめ、ワーケションやデジタル・デトックス生活まで幅広い役割を果たすファシリティが誕生しています。
そこから新たな出会いと交流・体験・ネットワーク構築の可能性も広がっています。
(伝泊 小松)https://www.denpaku-kogei.com/
(TAKIGAHARA CRAFT&STAY)https://craftandstay.com/
社会の変化と、この様な市勢・情勢の変化に対応するだけでなく、さらに飛躍を期すために、今、事業の高度化とスピード化が求められています。
私たちと共に歩み、新たなプロジェクト、新たな未来を切り開くための人材と知識が必要です。
How we do
全天候型の子どもの遊び場『カブッキーランド』。屋内の大型遊具や区キングスタジオ、子育て支援施設などが融合した子育ての交流拠点です。(カブッキーランド )http://www.kabukkyland.com/
小松市と地元企業が連携し、交通至便な立地と電力レジリエンスの強みを活かした企業誘致のオフィス空間を創出。相互に機能を補完し、付加価値を高める官民連携複合ビルを検討しています。
市勢の飛躍に向け、次の4つの政策を重視した事業を展開して、継続的な成長と好循環をつくり出すまちづくりを推進しています。
1 産業の発展・創生のための政策
北陸新幹線や空港の立地を大いに活かします。交通機能をさらに高め、力強く成長する産業づくり、働く場所と仕事の創出を推進。「日本海側の拠点都市」を目指しています。
2 子どもたちのための政策
産業の創出はまちの成長に繋がります。仕事を得て、家庭をつくり、子どもたちを育てる親やご家庭が「子どもたちの未来に希望」を持てるまちを目指しています。
3 誰もが安心して暮らし続けられるまちに向けた政策
高齢化が進む中、「誰もが安心して暮らし続けられる」環境づくりを進めます。自然災害や施設の老朽化、新型感染症など、市民の健康とくらしを守るための施策を展開しています。
4 暮らす人、訪れる人が幸せを実感できるまりに向けた政策
「幸せを実感できるよう」暮らしの質を高めていきます。生涯学習やスポーツ・文化の振興、地域コミュニティの活動支援など、市民の幸せづくりを進めています。
これらの政策を推進し、「市民と共に進める、次世代都市こまつ」を創っています。そして、市民から、事業者から、国内外から選ばれるまちを目指して前進しています。