今回は、男性の育児休業についてお話しします。
男性も育休が取れる
ご存じの方も多いと思いますが、男性も育休が取れます。
しかしなかなか普及しているとは言えない状況。
皆様も実感としてあると思います。
厚生労働省が令和1年に実施した調査によると、
女性の育休取得者は84.3%であったのに対し、男性の育休取得者は10.5%でした。
政府の目標は2025年に30%にすることですが、ちょっと遠い数字です。
新設!男性産休
そこで、男性の育児休業を促進するため「男性産休」を新設する動きが出ています。
男性産休とは、子どもが生後8週までの間に最大4週間取得でき、分割取得もOK。
その他にも、男性育休には、以下の内容が今後盛り込まれそうです。
・働いて1年未満の非正規雇用の人も育休を取れる
・企業には育休対象者に取得を個別に働きかけたりすることを義務づける
・大企業には、育休取得率の公表も義務化する
厚労省は、2022年度からの実施を目指し、通常国会に育児・介護休業法の改正案などを提出したそう。
男性育休は世間の厳しい目もまだあるかもしれませんが、社員が育休を取ると会社にもメリットがあるんです!
それは、「両立支援助成金」。
両立支援助成金とは!
男性に5日以上の育休を取得させると、申請できます。
その額なんと1人目57万円!!
※大企業は14日以上の育休で助成金額は28.5万円です。
2人目以降も、金額は減りますが助成されます。
この育休は無給で大丈夫です。
詳細は厚労省のリーフレットをご確認ください。→こちら