ウェルヘルスは、企業の健康管理を強化するために、労災保険を活用した二次健康診断の導入支援を行っています。この二次健康診断は、脳血管・心臓疾患による労災事故の防止を目的として、企業に費用をかけずに実施できる仕組みです。

「健康経営」の重要性が高まる中、当社は企業と医療機関の橋渡し役として、スムーズな二次健康診断の導入をサポート。創業から1年半の段階で約300社が導入し、8万名分のデータを蓄積しています。

事業ノウハウを活かしつつ、新たな健康管理プラットフォームの構築を目指し、多角的な事業展開を進めているウェルヘルス。この記事では、2024年7月にインターンとしてジョインし、営業として成長中の板野さんをご紹介します。

板野 晃宏 / ヘルスケア推進事業部 インターン

岡山県出身。大阪経済大学 情報社会学部に通う大学2年生。幼い頃から経営者に憧れを持ち、現在は知り合いの経営者が運営する焼肉店でのアルバイトで経営を学びながら、ウェルヘルスでビジネスパーソンとしてのスキルを磨く。大学では1年生でスノーボードのサークルを立ち上げるなど、積極的に活動。サークルには現在約180名が所属する。

経営者を目指して新たな環境へ

ーー大学2年生の板野さんは、どのような社会人になりたいと考えていますか？

経営者になりたいという夢があります。きっかけは、親友のお父さんの存在です。美容室を経営している親友のお父さんは、私が1歳や2歳のころから可愛がってくれていて。その姿を見て経営者という存在に憧れと尊敬を持つようになりました。

中学生のころ、そのお父さんに誘われて足を運んだ講演会が私にとって衝撃的だったんです。講演者は18歳の時に家出同然で上京。そこから人生を変える1人のメンターに出会い、厳しい生活を経て成功された方です。講演での「学校は行く必要がない」という話が当時の私にとって印象的で「毎日、朝から夕方まで授業を受けて学ぶ」という自分の中の常識が覆りました。この講演会をきっかけに、経営者を目指す気持ちがより強くなりましたね。

ーー学生時代から経営者を目指すなかで、どのように取り組みましたか。

ひとつは大学ですね。「経営者になりたい」と思っていても、やりたいことや自分の強みが明確ではなくて。自分の適正や将来の方向性を見つけるために、大学は情報社会学部に入りました。自分がIT領域に向いているのかどうかを確かめられる点や、社会学を通じて国際社会について学ぶことができる点に惹かれましたね。現在は消費者思考や金融など幅広くピックアップして学んでいます。

もうひとつは、経営者100人に会うことです。高校3年生からスタートして現在も取り組んでいます。ちなみに、60人目前後に今のアルバイト先の店長と出会いました。

ーー今は、どのようなアルバイトをしているんですか？

天王寺の焼肉店で週1～2回ほど働いています。実はその焼肉店を経営する店長と最初にお会いした際に、厳しい話をされたんです。ただ、その指摘がとても的確で、はじめて会った19歳の私のことを真剣に考えてお話してくれているのが分かりました。そんな店長に惚れた私は「ここで働かせてください」とその場で頼み込み、アルバイトをさせていただくことになったんです。

店長はいわば私のメンターですね！毎週のように色々なことを学んでいます。

若き経営者の間近で一歩を踏み出す

ーーウェルヘルスでのインターンを選んだ理由を教えてください。

一番は自己成長ですね。今、私は新規営業を任せていただいてます。将来経営者を目指すためには、新規開拓や交渉時に営業スキルは欠かせません。それを学生のうちから経験できることは、とても大きいと思いました。

土井さんとは、梅田のバーベキューイベントで出会いました。私は関西大学の学生とバーベキューイベントを企画・開催する事業を運営しており、その縁がきっかけでインターンとして誘われました。

ウェルヘルスは成長中のスタートアップで、20代で私と年齢の近い土井さんがどのように経営をしているのか、間近で知れることも私にとって魅力的でした。

ーーどのように新規営業を進めているのか、詳しく教えてください。

まずはテレアポで、厚生労働省の「労災保険二次健康診断」をご案内して、提案を通じて商談のアポイント取得を目指します。二次健康診断を知らない企業も少なくないので、制度の概要やメリットを端的に伝えるように意識しています。

また、現在練習中ではありますが、少しずつ商談も任せていただいてます。インターンでここまでの裁量を与えてくれるのは本当にありがたいですね。

ーー商談はどのように進めていますか。

二次健康診断の目的や検査内容や対象者などの概要をご紹介して、ウェルヘルスの強みを伝えています。主に、出張健診にも対応している点や病院やクリニックの紹介も可能で、健康診断の結果を共有いただければ当社ですべて対応できるという点ですね。最後には、ウェルヘルスの事業目的や想いを伝えています。

試行錯誤を重ねて着実に成長

ーージョインした後は、どのように業務理解を深めていますか。

営業を担当している上司から、業務の詳細やサービス、業界の詳細、営業におけるさまざまな手法を教えていただいています。教えていただいたことをもとに、試行錯誤しながら実践を重ねつつ、自分なりのやり方を築いている最中ですね。

また、営業用のトークスクリプトもあります。ただ話すだけだと、発表会のようになってしまうのでしっかりとスクリプトを落とし込んだうえで、自分の言葉で話すように心がけています。

土井さんからは「一方的に話すのではなく、相手の声に耳を傾けてベストな方法を提案するのが営業」とアドバイスをもらっており、日々意識しています。

ーー板野さんは、ジョインしてから約4ヶ月が経ちました。業務で苦労した点はありますか。

数はこなしているのに、なかなかアポイントがとれなかったときは辛かったですね。ただ、うまくいかなかったことも経験と捉えて“量より質”に改善しました。

言葉づかいもそうですし、伝える情報の順番を変えるなど「どうすれば相手に伝わるか」を徹底的に意識して取り組んだ結果、徐々にアポイントが取れるようになりました。1日に3件のアポイントを取れたときは本当にうれしかったですね。

ーーここまでお話を聞いていて、板野さんはとても相手に伝わるように話されていると思います。インターンを経て成長した点でしょうか？

ありがとうございます！

上記の言葉遣いを含め、何事にも落ち着いて対応できるようになりました。はじめは緊張して焦ってしまうことが多かったですが、場数を踏んで、メンタルが強くなったと思います。

元々話すことは苦手ではないのですが、実はあまり自分から話すタイプではなくて。ただ、昨年はスピーチコンテストに出て約300名の前で発表する機会もあり、インターンを始めてからビジネスの場におけるプレゼンスキルを着実に磨けている実感はありますね。

また、数字達成への意識も身についていると思います。土井さんはインターンにも数値目標を設定してくれるので、その達成に向けて「何が必要か」「どこをどう変えるべきか」などを考え、実践できるようになりました。

大きな裁量を手に魅力的なビジネスパーソンへ

ーー板野さんが仕事で大切にしているマインドは。

インターンに参加するのは“ガクチカ”のためではなく、あくまで自分が思い描く将来を実現するためです。今取り組んでいるすべての仕事に意味があると考えていますし、ただ時間を浪費することのないように積極的に取り組むようにしています。

インターンに参加する際、その点は土井さんに細かくヒアリングされました。これまでにやってきたこと、今やっていること、そしてこれからやっていきたいことを話し合った結果、営業という役割を任せてもらったんだと思います。

ーーオフィスの雰囲気はいかがですか？

少人数のスタートアップですので代表や上司にも相談しやすい環境ですね。上司には頻繁にロープレをしてもらっていますし、プライベートのこともよく話しますね。コミュニケーションの機会は多いと思います。

もう1名のインターン生と顔を合わせた際にはにぎやかに過ごしています。大学や学年は異なりますが、お互いの大学の話などいろいろと話しています。

ーーウェルヘルスのインターンに参加するメリットは？

すべての物事に自責で取り組めることです。インターンにも裁量を与えてくれて、大きな仕事を任せてもらえます。成功も失敗も手にして、自分なりに改善しながらスキルアップできますし、大学生でありながらビジネスを能動的に動かす経験を得られるのは大きいですね。

ここで経験したことがしっかり身につけば、大学を卒業するタイミングで1つ頭抜けて社会に出られると思いますし、新卒で入社してすぐに“即戦力”として働けるようになると思うので、そういった経験を在学中に得られることはウェルヘルスで働く大きなメリットであり魅力です。

ーー最後に、ウェルヘルスでのインターンに興味を持っている方にメッセージを。

ウェルヘルスは「健康社会を実装する」というミッションを掲げて事業を展開しています。幸せに生きるためには、やはり健康が土台です。健康であるからこそ日々を頑張って生きていけるのだと思います。

そうした社会に資する事業に携われることは、確かなやりがいです。少数精鋭の環境でビジネススキルを磨きたい方、社会に役立つ事業に携わりたい方は、ぜひウェルヘルスを検討してみてください。