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こんにちは。株式会社ステッピング・ハウプです。
私たちは令和6年7月に「虐待発見サービス イチはや君」をプレリリースし、現在も改良を続けています。
イチはや君 虐待発見サービスichihaya-prototype-sh.web.app
目次
- 【イチはや君ってなに?】
- 使い方はシンプル
- 【イチはや君でできること】
- ① 虐待を見落とさない
- ② 通報状況やリソースの把握
- ③ 虐待の証拠をサーバーに保管
- ④ データの集積と分析
- ⑤ 自覚のきっかけに
- 今後の取り組み
- 私たちの目的
【イチはや君ってなに?】
虐待を早期に発見するための Webマップサービス です。
イメージとしては、事故物件情報サイト「大島てる」に近い仕組みです。
大島てる 大島てる物件公示サイト大島てる物件公示サイトです。これらを取引する際には注意しましょう。www.oshimaland.co.jp
使い方はシンプル
⑴「この子は虐待されているのでは」と感じたらマップに登録
⑵虐待されている子供がどこにいるか、マップ上で一目でわかる
⑶匿名で登録でき、虐待が発生している場所をいちはやく発見できる
【イチはや君でできること】
① 虐待を見落とさない
「気にしすぎかも…」と思う小さな違和感でも、みんなで情報を重ねれば大きな手がかりになります。
複数人の気づきが集積されることで、虐待の早期発見や通報判断の根拠を補強します。
② 通報状況やリソースの把握
情報登録時に通報済みかどうかを選択できます。(追加予定機能)
「もう誰かが通報しているのかな?」がわかります。
既報告・未報告の状況を可視化し、児童福祉のリソース不足を把握できます。
③ 虐待の証拠をサーバーに保管
登録した内容(文章)はそのままサーバーに保存され、必要に応じて証拠として活用できます。
将来的には 写真や音声ファイルのアップロード も可能にする予定です。
記録データは安全に保管。必要に応じて関係機関に開示できる仕組みを検討しています。
④ データの集積と分析
「どんな条件で虐待が起こりやすいのか?」が見えてくることで、社会全体の対策にもつながります。
国内に不足している虐待関連のエビデンスデータを提供し、研究や対策案に活用可能です。
⑤ 自覚のきっかけに
虐待を受けている本人も、している側も「自覚できない」ことがあります。被害・加害の自覚がなければSOSを出せません。
イチはや君は、その気づきのきっかけを作り、支援やセルフケアにつなげることを目指しています。
第三者記録を介入のきっかけにすることで、被害者・加害者双方の支援導線を構築可能です。
今後の取り組み
●情報サイト
「親から逃げたいけど、どうしたらいい?」「親と縁を切るには?」――。
筆者自身も切羽詰まった場面で情報を探すのはとても大変でした。
そこで、被害者・加害者・経験者それぞれに必要な情報をまとめたサイトを準備しています。虐待に関する知識や経験談を集め、当事者が選択肢を絶やさないことが理想です。
私たちの目的
虐待は命を奪うだけではなく、生き延びたとしても、心身の健康や人間関係など後の社会生活への影響は大きいものです。
だからこそ、「虐待を減らす」ために小さな一歩を積み重ねています。
本サービスは慈善活動にとどまらず、社会的コスト削減や経済効果にも寄与する取り組みです。
💡 「イチはや君」という名前には、「いちはやく虐待を見つける」という願いを込めました。
課題はまだ多くありますが、一貫して虐待を減らすことを目指し、改良を重ねていきます。