先月23日に秋田県知事がじゃこ天のことを『貧乏くさい』という発言に端を発したニュースが話題になっていますね。
最近の風潮ではSNSで大炎上し、悪くいけば知事を辞任などという問題に発展してもおかしくないところですが、愛媛県をはじめとする四国4県と秋田県がコラボしてふるさと創生に向けて協力を深め、さらには愛媛県、秋田県の県民同士の交流が始まったという展開に、何かホッとしたような気がした方も少なくはないのではないかと思いました。
最近、一方通行のSNSでの誹謗中傷が問題となっていますが、今回の件については寛恕(かんじょ・過ちなどをとがめだてしないで許すこと)という気持ちが結果的に、『雨降って地固まる』という何か古き良き日本の世の中を見たような気がしました。
過ちを絶対に許さず、ネット上で完膚なきまでに叩きのめすし、更生も許さずというような世の中になっているなかで、これだけ短期間でこのような結果になるというのは最近では珍しく、改めて愛媛県知事をはじめとした関係者のみなさんの逆転の発想はお見事と、良い学びになりました。
東京にある愛媛県のアンテナショップではじゃこ天が売り切れ続出の毎日だそうで、製造メーカーのみなさんも喜んでおられるとのこと、三方も四方も良しという話題に、じゃこ天もさぞかし喜んでいることでしょう(^^♪
秋田県も愛媛県、四国のみなさんもがんばってほしいです(^^)v