インダストリDX事業部(以下、IDX)は、主に製造業向けのソリューションを提供する部門です。事業部長の佐々木へのインタビューをご覧ください。様々な壁を乗り越えた経験をもとに、「失敗が人を成長させる」という方針でビジネスと組織を運営している点がとても印象に残りました。
目次
1.手掛けるビジネスについて
2.下請けからエンドユーザ直接取引へ
3.これからの時代におけるエンジニアのキャリア
4.将来に向けた取組み
5.応募者へのメッセージ
1.手掛けるビジネスについて
――事業部で手掛けているビジネスの内容を教えてください。
IDXでは製造業向けの基幹系システムの開発をメインとしています。担当する業務領域は幅広く、経理、原価管理、製造、カスタマサポート、調達など、横断的にシステム開発を行っています。
――どの業務範囲を担当されているのですか?
有り体に言えば「全て」です。お客様いただく業務課題に対して、システム化構想から予算見積、稟議を取るところからがスタートです。プロジェクトが開始されれば要件定義から設計、開発、運用保守まで全てを手掛けます。MECの事業のコンセプトである「トータル・システム・サービス」を体現しています。
――主に扱う技術要素を教えてください。
現在は、BIツールやローコード開発ツールを使用したものが多いです。お客様が必要とするもの、最適なものを選択して提供します。必要であれば新しいものもドンドンと取り入れていきます。最近では「デジタルツイン」という技術にも取り組んでいます。
2.下請けからエンドユーザ直接取引へ
――IDXでもエンドユーザとの直接取引が主であるそうですが、最初から取引できていたのですか?
いえ。最初は下請構造の末端にいました。ただ会社全体の方針としてもエンドユーザとの直接取引を実現していく方針だったこともあり、少しずつですが商流を上げていきました。長い時間が掛かりましたが・・
――一般的には、下請けの立場からエンドユーザと契約するのは困難では?
はい、その通りだと思います。ただし不可能ではありません。大前提として私たちがお客様から真に必要とされる存在になることです。そのために、他社がやりたがらない面倒なこと、難しいプロジェクトにも積極的に手を挙げ関わっていきました。
いつしか、お客様からMECという会社が認知され、信頼を獲得することができました。そこからお客様や上位会社にも粘り強く交渉し、キチンと筋を通した上で実現することができました。
――相当な苦労があったのだと想像しますが・・・
そうですね。正直、何度も何度も跳ね返されました(笑)。ただ、私たちの仕事をキチンと評価してくれる方と出会えたことが幸運だったと思います。日々の仕事で存在感を出すことも大事でしたが、この出会いがなければ実現はしなかったと思います。
3.これからの時代におけるエンジニアのキャリア
――ビジネスの立ち位置が変わり、エンジニアとして求められることは変わりましたか?
大きく変わったと思います。下請けの立場では設計~開発フェーズが中心でしたが、今は全てのフェーズに関わります。システムのデザインもコストもスケジュールも、全て私たち自身が描かなければなりません。
お客様や他チームとの合意形成、プロジェクト計画を立案し、日々の進行をマネジメントする必要があります。
――メンバーをどのように育てているのですか?
私は、細かく指示するのではなく「失敗を前提に任せるスタイル」です。
人は失敗したときが一番伸びる可能性があります。もちろん、会社や部門の業績に大きな影響が出ないようには注意しますが、失敗から学んでもらうことが重要と考えています。これは一般メンバーもマネージャクラスも同様です。いかにダメージをコントロールするか、が私の一番の役割と捉えています。
――これからの時代、どのようなキャリアを積めばいいのでしょうか。
難しい問いです。私も預言者ではないので正解は分かりません。ただし、私たちの仕事の本質である「お客様のビジネスに貢献する」ことを追求していくことで、自ずと身に着けるべきスキルも見えてくると思います。
トレンドばかりを追いかけて行っても、お客様のビジネスに貢献できなければキャリアは途絶えてしまうでしょう。
作業ベースの仕事はAIに代替されていくと思います。お客様のビジネスに貢献する、つまりはお客様の利益を高めるための仕事こそ私たちに求められます。
もう少し解像度を高めると、「業務理解」をベースに「ビジネス課題を抽出」し「ソリューションをデザイン」して、「それを実現するためのマネジメント」が必要です。AIなどのツールはこれらを補助するものとしての位置づけで、正解を提供してくれるものではないと感じています。
4.将来に向けた取組み
――これから先、取り組んでいきたいことはありますか?
IDXとして今後はエンドユーザの数を拡大していきたいと考えています。これまで培ってきた経験をソリューションに仕上げて他のお客様にも提供していきたい。
――既存のお客様に留まらず拡大していくのですね。
ビジネスの規模を拡げていかないと、メンバーが活躍する機会が限られていきます。組織上のポジションも作れません。ですので、常に新しいチャレンジをしていきます。今年(2026年)も、とある有名企業との取引がスタートし、これからどんどん拡大していきたいと考えています。
5.応募者へのメッセージ
苦労を惜しまない人、大歓迎です!!現時点での経験値はあまり関係ないと思います。失敗しても何度も立ち上がってまた頑張る。その繰り返しで人は育ちます。
様々な分野で良い経験を積める環境がMECにはあると思います。是非、一緒に働きましょう!