ポリミルの提供するプロダクトQommonsAI(コモンズエーアイ)とSurfvote(サーフボート)。その開発・運用をしているのが開発部です。エンジニアの小栗 顕斗(2025年入社)と、「ソーシャルストラテジスト(先端技術活用して、社会変革の戦略を立案・実行する専門職)」の赤瀬未来(2025年入社)。経歴も出自も異なる2人は、同じ開発部でフラットに働いています。開発部を率いる若林正浩(CAIO:最高AI責任者2025年3月就任/開発部担当取締役)を交え、3名に「のこしたいみらいをともにつくる」というミッションと、ポリミルで働く楽しさを語ってもらいました。
ジョインしたばかりのふたり
若林:開発部担当取締役の若林です。今日は、ポリミルに最近ジョインしたふたりといっしょに、開発部がどんなチームなのかを率直に話していけたらと思っています。まずは自己紹介からお願いします。
小栗:エンジニアの小栗です。インフラの構築からバックエンドまでを担当しています。2021年頃から業務委託としてポリミルに関わっていましたが、2025年に社員としてポリミルに入社しました。
赤瀬:ソーシャルストラテジストの赤瀬です。私も2025年入社で、開発部の事務や採用業務をやっています。具体的には、ISMS、 ISO27017、 QMSといった認証取得の推進とか、あとは若林さんから降ってくる雑用とかですね。
若林:雑用って(笑)。でも、たしかに私の業務もいろいろな雑務全般という感じかな。開発のマネジメント役として、プロダクトをどうリリースしていくかの方針決定やスケジューリングが中心です。採用業務もやっていますし、最近はセキュリティ認証取得の業務も増えてきました。実際にコードを書くのは、みなさんにほとんどお任せしています。開発部はいま15名ほどのチームですが、素晴らしいメンバーに恵まれているので助かってますね。
自治体シェアNo.1を支える仕事
若林:開発部で取り組んでいる業務は、おもに3つあります。1つめが、自社プロダクトであるQommonsAIとSurfvoteの開発・運用です。2つめが、省庁や自治体で研究開発系の公募が出たときに応札し、落札できた案件に対して役務を提供する形でさまざまな研究開発活動をしています。3つめがセキュリティ認証の取得ですね。公共関係のサービスを提供している以上、情報セキュリティの管理体制は厳しく問われますので、開発部が主体となってセキュリティ認証の取得・運用をしています。
小栗:サービスの開発・運用に関連して、世界的なAI企業やクラウドプロバイダとも定例でディスカッションの機会があります。私もミーティングに参加させてもらって、専門的な相談にも乗っていただいています。
若林:さまざまな技術支援をいただいているし、一緒にプロジェクトを動かしていく構想も進んでいますね。
小栗:自分たちがつくっているプロダクトをさらに良くするための議論が行われていて、最先端の知見をベースに話し合うことで、さらなるプロダクトの成長につながる。それがお客様への価値提供にもつながっているので、やりがいがあるし楽しいです。
若林:小栗さんは向上心が素晴らしい。知らない技術があればキャッチアップしようと常に動いています。さらに、最近は技術や知識だけでなく、チームマネジメントやお客様とのコミュニケーションにも目が向いていて、自身の力にしようと頑張っている。そういう向上心を私も大切にしなくてはと思ってるんです。
小栗:入社後の研修でお客様の現場を訪問する機会があって、コミュニケーションもできたほうがいいなと思いました。そのほうが、自分たちがつくっているサービスの魅力をもっと伝えられますから。
大変な仕事でも、最後までやりきる
若林:赤瀬さんも、未経験のことでも妥協せずにやり遂げられる人です。私自身もやったことがないような仕事をお願いすることもあるのですが、しっかり調べて最後までやり切ってくれる。仕事に対して手を抜かないところは、すごく尊敬しています。いつも私の無茶振りに対応してくださって、ありがたいです。先日の某省庁の案件も大変でしたよね。
赤瀬:あのときは、正直すごく不安でした。エンジニアリングの要素もあって、私自身はまったく触れたことのない領域だったので。
若林:決められたフォーマットに沿ったプレゼンテーションを出力するツールを、専用テンプレートで作ってほしいという依頼でした。わずか2週間ほどで、本当に素晴らしいものを作ってくれましたね。お客様も非常に満足してくださって、そのあと省庁側から出されたプレスリリースにも赤瀬さんのスライドが掲載されていました。
赤瀬:とりあえず自分が納得できるように、ちゃんとやりきろうと思って。若林さんにいいところを見せようと思って頑張りました(笑)。完璧を求めるというより、クオリティは落とさないように、というくらいの気持ちでしたね。
若林:先日リリースした行政専用ネットワーク(LGWAN)から安全に接続するためのインフラ設定作業も、なかなか大変なプロジェクトでした。
小栗:そうですね。インフラ関連ということもあり、自分が立候補する形で担当させていただきました。LGWANからQommonsAIにどうすれば接続できるのかという要件整理から始めたので、実現させること自体が簡単ではなかったです。提携企業さんともコミュニケーションしながら、少しずつ現実味を帯びていって、実現できたときには達成感がありました。
若林:小栗さんはいわゆるフルスタックエンジニアで、フロントエンドからバックエンドまで、なんでもできる。そのうえで、インフラ周りのことには特に関心があると聞いていたので、このプロジェクトを任せられてよかったです。
小栗:これほど多くの自治体に使われるインフラを構築するのは初めてで、自分にとっても大きな経験になりました。いままでQommonsAIに接続できなかったお客様にも使っていただけるようになるので、その仕事に関われたこともすごく嬉しいですね。
フラットな組織で、自分らしく
若林:赤瀬さんは開発部の仕事にはもう慣れましたか?
赤瀬:周りが全員エンジニアのなかで私だけ事務職出身なので、ちょっと不安もあったんですけど。他に同じ仕事をしてる人はいないんだから、自由に進めていけばいいんだなってポジティブに捉えてやってます。
小栗:私も以前は業務委託でしたが、ポリミルの開発部にはいろんな働き方の人がいますね。それに、中国、シンガポール、フィリピン、韓国の方など、共通言語は日本語ですが多国籍ですよね。みんなリモートで働くダイバーシティなチームです。
赤瀬:いろんな方がいることで様々なアイデアが出そうですよね。似たタイプの人だけで作るプロダクトよりも、多角的な視点から作ったプロダクトの方が面白いんじゃないかなと思っています。
小栗:この前、「いま、どんなAIを使ってる?」という話になったんですが、地域や国の特色を踏まえた話が出てきて楽しかったですね。
赤瀬:あと、バックグラウンドが日本でない方はけっこうズバッと意見を言いますよね。そういうのっていいなと思います。
若林:働き方や人種だけではなく考え方もそれぞれ違っているなかで、いろいろなことを議論して進めていくのは、純粋に面白い仕事です。私は、できるだけチーム全員がフラットに話し合える環境にしたいなと考えています。部長や課長のような役職は作りたくないんですよ。
「妥協しない男」と、期待を超えるチーム
小栗:ベンチャーという性質上、答えのない不確かなものに取り組んでいくことも多いですよね。どうしたらいいか手探りで各担当者が分担して進めていくなかで、全体の舵取りを若林さんがしてくれていると感じます。大きく転んでしまう前にコントロールしてくれて、最終的にはなんとかしてくれるという安心感がすごくあります。
若林:それぞれのメンバーが何をやりたいのか、常に意識するようにしています。会社としてやってほしい業務はもちろんあるけど、個人としてやりたいこともある。会社と個人の希望が重なる領域を見つけて、それを仕事として切り出していく。そうすると、会社の目標にも本人のやりたいことにも繋がっているから、100%を超えた力を出してくれる。むしろ、私の期待をいつも超えてきて、「こうしたらどうですか」と提案してくれます。感謝しかないですね。
赤瀬:若林さんは「妥協しない男」って感じがします。クオリティをすごく追求しているし、お客様とした約束は絶対に守る。基本は優しいんですけど、厳しさを感じることもあります(笑)。
若林:ポリミルのミッションは「のこしたいみらいをともにつくる」ですが、ふたりはどんなふうに捉えていますか。
小栗:お客様である自治体の方たちが、ポリミルのプロダクトを使うことで、それぞれのやりたいことを実現しやすくなっていると思うんです。これからも、お客様によりよいプロダクトを提供し続けること、より良いサービスを提供できる組織にしていくこと、それが「残したい未来」につながるんだろうなと考えています。
赤瀬:QommonsAIで業務を効率化できたら、その空いた時間に、自治体の職員さんたちが未来について考える時間が増えると思うんです。なんとなくの惰性じゃなくて、ちゃんと考えられた「いい未来」を残していくことができたらいいなと思います。
カオスを楽しめる人に来てほしい
若林:最後に、私たちと一緒に働きたいと考えてくれる方へのメッセージをもらえますか。
小栗:お客様を意識した開発のできる人にきてもらえたらいいですね。あとは、つくることが好きで、つくったものが世の中にどんな良い影響をもたらすかを考えてワクワクできる人だと嬉しいです。ベンチャーでは想定外のことも起こると思うんですが、「とにかく前に進むしかない」という状況のなかで「じゃあ、どうしていこうか」と考えられるマインドがあると、すごく楽しく開発できると思います。
赤瀬:どんな方でもウェルカムです。大変なことや不思議なことも起こると思うんですけど、それを面白がれるタイプがいいと思います。何度転んでも笑って立ち上がれる人がいいですね。
若林:私も同じような言葉になりますが、「カオスを楽しめる人」に来てもらいたいですね。エンジニアとしての経験はそこまで重視していません。スキルは後から必ず身につくからです。
ポリミルが取り組んでいる仕事は、順序よくルーティンワークをこなして対処できるものではありません。AIの進化のスピードは目まぐるしいし、我々のプロダクトを導入している自治体数もどんどん増えていて、会社を取り巻く環境は変化し続けています。海外企業との連携も増えてきましたし、世界に目を向けていくことにもなるでしょう。明日どうなっているか誰にもわからない荒波を、転んでもいいから楽しみながら波に乗れる人。そういう人と一緒に働けたらいいですね。