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TOKIWA Lab.2021採択社インタビュー#1 Cosme Hunt Japan株式会社

こんにちは、株式会社トキワインターン生の高橋です。

株式会社トキワが開催するアクセラレータープログラム・TOKIWA Lab.は2021年度の開催で第2回目を迎え、昨年11月に2社を採択いたしました。TOKIWA Lab.は、新規事業者の育成を目的に発足し、化粧品OEM企業としての強みを生かして製品の研究開発から販路開拓までをサポートするプログラムです。

今回は、そんなTOKIWA Lab.2021の採択社のうちの1社である、Cosme Hunt Japan株式会社の高橋麻衣さんにお話を伺いました。海外向けの事業展開を行う企業としての視点やJ-Beautyなどの観点から、Cosme Hunt Japan株式会社と株式会社トキワの共創プランに迫ります。

今回インタビューさせていただいた高橋麻衣さんのプロフィールはこちら▼

日本国内で営業を経験後、北米に渡りデザイン会社を設立。2018年からJ-Beauty・日本の化粧品を取り扱うECサイト「Cosme Hunt」を創設。日系化粧品メーカーに対する海外進出コンサルティングは50社以上の実績。日本の化粧品を海外へと広げる活動を行い、20社以上の米国のメディア・カンファレンスにて登壇、掲載実績。シリコンバレーの美容アクセラレーター「SV Beautyteh」にて最終通過スタートアップ6社に選出・卒業。



——はじめに、TOKIWA Lab.を知ったきっかけと参加しようと思ったきっかけについて教えてください

高橋麻衣さん(以下高橋):知った経緯は何個かあったんですけれど、審査員である株式会社メディアジーン・今田社長とBeauty tech .jp・矢野さん、株式会社ファーメンステーション代表・酒井さん。その3人の方がそれぞれFacebookで投稿されていたことや、Twitterをはじめとしたメディアなどで紹介を見かけたのがきっかけでした。

参加したきっかけは、Cosme Huntも化粧品を作りたい、開発したいとずっと思っていて、タイミングがばっちりだったこと。あとはTOKIWA Lab.のテーマにもなっている、「J-Beauty・日本の美容を世界へ」というコンセプトが弊社のミッションとぴったりだと感じて、それで「これは絶対に応募しないといけないな」と思って応募しました。

——TOKIWA Lab.を通じて受けられるサポートの中で、どの部分に最も魅力を感じたか教えていただけますか?

高橋:そうですね、もう本当に全部なんですけれど、まず、開発のコストをサポートしてもらえるというのはスタートアップにとってすごく助かると思いました。あとは金銭面サポートだけでなく、商品開発において成分のおすすめや、商品開発時の懸念事項や、マーケティングに関してのアドバイスもいただけるっていうところと、各分野の専門家からのアドバイスがもらえるということ。あとはビジネス面に強いメンターの方が多く、そういうビジネスの相談もできるというところが、すごく魅力に感じました。

——本プログラムの価値観のどのような部分に共感していただけたかを教えていただけますか?

高橋:日本の化粧品を世界に広げていくことに本気で取り組んでいる会社って、あまり多くないと思っていて。そのなかでもトキワさんは、Cosme Huntが考えているものとミッションが合っていたというのと、スタートアップである応募側に対してのサポートが非常に多いところも本当にばっちりだなと思っています。

日本の工場ですと、国内向けの販売・生産をやられている会社が多いかと思うんです。海外・特にアメリカに販売実績があるとか、アメリカの有名企業と一緒にブランドを立ち上げたことがあるOEMは多くないのと、かつスタートアップに対しても一緒に取り組んでくれる会社は多くないので、私たちのような米国でビジネスをしている日本の会社にとってかけがえのない存在と思っています。

——TOKIWA Lab.の審査を受ける上で大変だった、困難だったことはありましたか?

高橋:Cosme Huntはアメリカにある会社なので、日本国外にある会社でも受けられるかというところが最初はわからなくて不安でした。でも、金井社長(株式会社トキワ代表取締役社長・金井)に相談をしたら、最初はあまり具体的なルールを決め過ぎずに、可能性をしっかりと見た上で検討したいとポジティブに返信をいただいたので、すごくよかったです。

実を言うと、絶対審査に通りたかったので、審査に通る条件を一生懸命調べたんですね。第1回の審査の際はメンターの方にも聞いたし、過去のブログを見て、どういう応募者が審査を通過するのかというのを勉強しました。あとは、金井社長にもタイミングを見て直接「どうしたらトキワの皆様と一緒に創生するパートナーに選んでもらえるか」と言うのを相談したんです。なので、しっかりと自分で調べて準備をすれば、困難なことはないかなと思います。

——TOKIWA Lab.への挑戦は今回が2度目とのお話でしたが、1度目と2度目の挑戦で変化した点などがあれば、そちらについて教えていただけますか?

高橋:1度目に応募してアクセラレーター選考に落ちたときに、通らなかった理由を聞いたんですね。自社の課題をしっかりとクリアにして解決していくことで、2度目を通過できたのかなと思っています。

あとは、2年間続けて応募することで、本気度を伝えることができたんじゃないかなと感じました。絶対にやりたいっていう熱意とか、実際に一緒に成功させたい、絶対成功させます! っていう熱意が一番伝わったのではないかと思うので、その2つですかね。1度目の反省点や失敗点をちゃんと聞いて直すっていうのと、2度目はさらに情熱を増して伝えるっていう二点かなと思います。

——今回採択されたビジネス案を簡単にご説明していただけますでしょうか。

高橋:Cosme Huntはトキワのみなさんと同じミッションでスタートした会社なんです。日本の化粧品が本当に優れていて、世界中で人気だということをきっかけにアメリカからスタートした、日本の化粧品を取り扱うeコマースサイトです。

日本のcosmehunt.comを見ていただくとわかりやすいかと思うのですが、日本の有名なブランドさんを販売しています。これらは人気がある一方で、たとえばパッケージが日本語で書かれていて読めない、使い方がわからないというお声や、もうちょっと色んな肌の人にも対応してもらえないかというお問い合わせがたくさんあったんです。

そのような要望のなかに、ファンデーションや日焼け止め・BBクリームに関するのものがありました。たとえば、BBクリームの色味が日本のブランドが販売しているものだと2種類しかない。アメリカでは様々な人種の方がいて、肌の色が人それぞれなので、使いたいのに使えないというのをすごく言われていたんです。そういったことをしっかりと変えていきたいなってずっと思っていて、自社で商品を作るというアイディアがチームから生まれました。今回トキワさんの力を借りて、いろんな色の肌の人に対応した商品を開発していきたいと考えています。

——日本とアメリカなどで、化粧品の販売に限らず相違点がありましたら教えてください

高橋:そうですね、アメリカは本当にいろんな人種の方がいらして、多様性・ダイバーシティをしっかりとブランドが意識することが評価されるので、それが日本とアメリカの大きな違いです。

あとは、日本も最近そうだと思うんですけど、アメリカのZ世代の子は、すぐ近場で山家事が起こったり、ハリケーンのくる頻度が増えていたり、気候変動を身近に感じている人が多いので、性別を問わず、気候変動に対して自分たちが何をしなきゃいけないのかを意識している人がとても多いです。

日常生活でプラスチックの消費を減らそうとか、買い物のときもプラスチックの袋をもらわず、紙でしか受け取らないとか、そういうことをすごく意識しているんですね。それを化粧品や日用品ブランドも対応すべきだと思っているので、Cosme Huntではそういったところを重視しています。あとは、パッケージに使ってる資源もそうですし、中身の成分もよりサステナブルを意識したものにしています。

(取材時の様子)

——これから徐々に共創プランが始まっていきますが、意気込みを教えていただけますか。

高橋:初回の顔合わせミーティングで本当に錚々たるメンバーの方々、社長も含めいろんな方とお会いできて、これはすごく大きなプロジェクトになると感じました。特に、トキワさんにとっても、アクセラレータープログラムのなかで海外のブランドと一緒にやるのは初めてになると聞いているので、いろいろと調べたり、話し合うことがたくさん出てくると思うのですが、熱意のある方々が皆さん関わってくださっているので、最後までしっかりとやり遂げたいです。

商品を作るのはゴールじゃなくて、まずそれを販売し色んな側に愛用され続けることが最終ゴールだと思うので、そこまでいって、たくさん売れてみんなで「やったぁ」となれるように頑張りたいと思ってます。

——ありがとうございます。最後の質問になりますが、今年もTOKIWA Lab.が開催予定でして、そちらに参加されたい方、もしくは参加を検討されている方に対してアドバイスやメッセージをいただけますか。

高橋:素晴らしい記事やブログがTOKIWA Lab.から出ていて、インターンの方が書いてる記事とかもあるので、それをまず隅から隅までしっかり読むこと。できれば内部の関わった方とかメンターの方に知り合ってメッセージして、どうかアドバイスをくださいと相談したりとか。あとはビジネスプランがしっかりと魅力が伝わる内容になってるかを何回も繰り返しブラッシュアップすることを心がけてみてください。

緊張することもあると思うんですが、審査員の方々を味方にするぐらいの気持ちでしっかりと会話をして、駄目なところは聞いて、直していくっていうのが、いいヒントかなと思います。

——本日はお忙しい中、大変興味深いお話をありがとうございました。

株式会社トキワが開催するアクセラレータープログラム・TOKIWA Lab.は、2022年度も開催を予定しております。詳しい情報は、トキワの公式HPやSNSにて発信していきますので、ぜひご確認ください。





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